ろくな仕事もできないのにプライドばかり高くて、努力もしないし我慢もできないのですぐに仕事を辞めて転職し、また辞めてを繰り返します。
結果まともな仕事にはつけませんし、収入も安定しません。
アルバイトや日雇いとなり、職場も転々とし、悪循環になっていきます。
学生さんの場合も、学校の授業が長くて耐えられずサボってしまう、アルバイトをサボり過ぎて生活費がなくなり、親からお小遣いをもらう、というパターンです。
大抵の場合は、こういう学生さんはそのまま社会人になっても同じような生活を続けてしまうでしょう。
自分のやりたいことに関しては、これはやめることを我慢できません。
寝不足になっても学校をサボってでも、自分の気が済むまでやり続けます。
お金が必要な場合は借金をして用意してでもしてしまいます。
考えずにお金を使う
ろくに先のことを考えていないので、あるお金はすぐ使ってしまいます。
江戸時代なら宵越しの銭は持たないというのは普通でしたしそんな生き方も問題ありませんでしたが、現代では問題です。
なにも考えないで目先の楽しいことにお金を使ってしまい、必要な生活費がない、ということになっても、悪いのは自分ではなくて収入が低いからだ、と考えます。
仕事を変えよう、給料が増えるように資格を取ろう、という前向きさはなく、社会のせいにしてしまうのも特徴のひとつ。
収入さえ増えたら全ての問題は解決すると思い、コツコツ貯金をするということも性格上できないので一攫千金を夢見ます。
宝くじや競馬などのギャンブルに特に買い方を勉強するということもなく勢いで投資し、使ってしまいます。
お金がなくなればクレジットカードのキャッシングや消費者金融に手を出してしまう人も。
上昇志向がない
気分屋で自分のしたいことしかせず、そんな自分を甘やかす性格の甲斐性なし。
もっと上を目指そうという気持ちも、当然のようにありません。
ただでさえ現代は、社会が豊かになったことでハングリー精神が失われ、がつがつした人が少なくなっています。
中でも甲斐性なしの人は、自分のやりたい趣味に関しては頑張りますが、それも自分が楽しくできればそれでいいので、その道を極めよう、もっと上に行こうと考える人は少ないようです。
女遊びが大好き
甲斐性なしの人の中には、女性が好きな人が多くいます。
いわゆる女好きといった所でしょうか。
その女好きの性格の人の場合には、誰かを悲しませているような事も多々あります。
そんな姿が甲斐性なしと言われる理由なのではないでしょうか。
女性の問題は、なかなかな治る事がありません。
一種の性格のようなものなのですから。
だからこそ、そういった人と関わる場合には自分が苦しんだり悲しんだりする可能性があるという事を忘れてはいけません。
甲斐性が無い人は、その被害が自分に来ることは実は少ないのです。
どちらかというと、その周りにいる人たちが困る場合が多々あります。
だからこそ、それはより罪深い事なのです。
女性から寄ってくることが多い
甲斐性がないからといってモテないとは言えません。
むしろ、そのあと頼りなかったり女癖が悪かったりする所に惹かれていく女性達も大勢いるのです。
人の好みなど、周りの人からは理解されない事も多々ある事でしょう。
だからこそ、冷静になれば何故そんな人がいいのかと思うような人に対しても、本人からすれば最高の人の様に思えてしまうのです。
癖の強い人の場合、一度ハマるとその魅力が癖になる事も珍しい事ではありません。
だからこそ、女癖が悪くどう考えても幸せになる事が出来ない様な人に対しても魅力を感じ、結果的に女性からアピールするなんて事もあるかもしれません。
自分の周りにいる甲斐性のない人がモテている事に対して不思議な気持ちを持っていた方も少なくはないでしょう。