それが最近の若者。
どちらが良いというわけではありませんが、それぞれの時代がみえる二つの言葉ですね。
3. あなたの性格次第で不言か有言かを選ぼう
不言実行と有言実行は、その人の性格に合わせて選ぶのが一番です。
それぞれの言葉に合った性格とはどのようなものなのかを紹介していきます。
不言実行
・自分でプランや目標を立てて、マイペースに実行に移す方が良いと考える人
・人に言うことで余計なプレッシャーを感じてしまったり、責任を重く感じてしまう人
・多くを語るのが苦手であり、多くを語ることに美徳を感じない人
このような人は不言実行タイプです。
人に言わず、自分で目標を定めてコツコツと黙々と実行していきましょう。
有言実行
・人に伝えることでやる気が出る人
・認められたり褒められたりするのが好きな人
・アドバイスや叱咤激励が欲しい人
このような人は有言実行タイプです。
まずは人に宣言して公表して、それを糧に実行していきましょう。
不言実行と有言実行、どっちに価値がある?
不言実行と有言実行は似ていて非なる言葉です。
どちらも良い言葉ですが、この二つは対語であるといえるでしょう、またここまで紹介したように、それぞれの使う人の性格によっても、その言葉の活かし方が変わってくるものです。
では一般的には不言実行と有言実行は、どちらに価値があるのでしょうか。
それぞれの言葉に利点と欠点がありますので、紹介していきます。
1. 不言実行の利点
まずは、不言実行の利点から紹介します。
言わない美徳には、どのようなものがあるのでしょうか。
現在では少なくなってきている不言実行ですが、隠された利点はたくさんあります。
1. ひとりで黙々と目標に向かって努力する
なんでもコツコツと努力するタイプの人にとって、有言実行をしてしまうと何らかの妨害が入る可能性があります。
一緒に切磋琢磨しようと人が集まることで、集中できなくなりあなたの進みたい方向へと行けなくなることもあるかもしれません。
不言実行であれば、自分のペースで誰に妨害されることもなく目標に向かって努力することができます。
ひとりで黙々と打ち込めるというのは、ストレスもなく不言実行することの大きな利点です。
2. 目標を達成した後の周囲の感心がより大きくなる
何も言わずにサラリと物事を達成している人は、周囲の感心をより高めることができます。
もちろん有言している人の方が、注目は集まるでしょう。
例えばスポーツ選手で「絶対に金メダルをとる!」と言っている人がいれば、本当に金メダルをとるのかと注目が集まります。