だからこそ強い精神が必要となるのです。
3. 評価の基準がわかりにくい
有言実行の場合、言ったことを実行しているだけで他己評価を得ることができます。
言ったことをやった。
それだけの簡単で明確なことなのです。
しかし不言実行の場合、言わずに実行しているので、それが評価すべきことなのかどうかが他人には判断がつきません。
当たり前のこととしてスルーされてしまうことも多いのです。
評価の基準がわかりにくい=評価されにくい
同じことをしているのに有言実行の方が凄いと思われてしまうのです。
3. 有言実行の利点
不言実行の利点と欠点を紹介しました。
見方によっては、良さも悪さもあることがわかっていただけたかと思います。
では現在の若者の傾向でもある有言実行には、どのような利点と欠点があるのでしょうか。
まずは有言実行の利点から紹介します。
1. 公言したことで頑張る気持ちが強くなる
やはり有言実行することの利点は、自分へのモチベーションを高めるということでしょう。
公言することで、「言ったからにはやらなければ!」と自分の気持ちを強くすることができます。
また自分自身の気持ちを改めて認識することもできます。
不言実行の欠点で簡単にリタイヤできることを紹介しましたが、有言実行はその逆!簡単にリタイヤできない状況を自分で作ることで目標に向かって迷わず進むことができるのです。
2. 周囲が応援してくれる
「私はこれをやり遂げます」と公言することで、周囲の人に「あの人はこれのために頑張っている」と知ってもらうことができます。
あなたが悩んだ時には、その答えを導いてくれるでしょう。
あなたが困った時には、手を差し伸べてくれるでしょう。
あなたが立ち止まった時には、そっと背中を押してくれるでしょう。
周囲の人の応援で、自分を強く持つことができて、達成できることもたくさんあります。
これは有言実行だからこその利点なのです。
3. 自分をアピールできる
政治家は公約を国民に掲げます。
「私が当選した際には必ず○○します」と公言し、約束するのです。
その公約の内容で国民は投票する人を決めたりしますよね。
つまり公言することとは「自分はこんなことができる人間」とアピールすることになるのです。
そしてそれを有言実行した時には、その人の信頼も厚くなるでしょう。
不言実行の政治家がいても、何をしているのか何もわからず当選することはないでしょう。
やることを公言してこそ、自分というものをアピールできるのです。
4. 有言実行の欠点
さて、続いては有言実行の欠点についてです。