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夫が威圧的…そんなモラ...(続き5)

そのため、妻が体調を崩して家事が出来ない状況でも、一応心配はするものの心から心配をすることはありません。

むしろ、一切心配をしないで、あからさまに不機嫌そうな態度を取る夫もいます。

そして、体調が悪くて何もする事が出来ないというのに、ご飯を作れ!と命令口調で怒鳴り散らしたり、挙句の果てには妻が病気になったのは体調管理が悪いからだ!と言ってくることもあります。

しかも、子どもが体調を悪くすると、その原因も妻にあると訳のわからないことをいってきます。

モラハラ夫は他人への共感が無いため、相手が体調を崩していても苦しそうだなと感じることはないのかもしれません。

酷くなると、俺を大切にしないから体調を崩すんだ。

などと、とんでもない事を言ってくる夫もいるでしょう。

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16.責任転嫁する

モラハラ夫は、何か責任を負うような局面に立ったときに、妻に必ず意見を求めてきます。

これは、お前は一体どうしたいんだ?と判断を委ねる事で、その責任を取らないで済むように仕組むからでしょう。

ですが、普段からモラルハラスメントに苦しんでいる妻は、このように判断を委ねられたとしても、必ず自分がどうしたいのかではなく夫が喜ぶ答えを必死に探そうとします。

全く意に沿わないことであったとしても、夫の気持ちを汲み取ってこうしたいと答えてしまうのです。

その妻が判断した結果が良ければ、モラハラ夫も機嫌を損ねることはありませんが、何か不都合なことが起こってしまった場合、夫は酷くその責任に対する追求をしてきます。

17.外ではいい顔をする

プライドが非常に高く、自分が優位に立つためには妻を苛め抜くモラハラ夫は、嫌なことに二面性を持っています。

モラルハラスメントをする夫は世間の評価を異常な程気にするため、対外的にはものすごく妻に優しい理想の夫を演じきるからです。

そのため、妻がモラハラに遭っているという事を、周囲の人々に話して助けを求めようとしても、何を冗談言っているの。と、まともに話を聞いてもらう事が出来ず余計独りで苦しむ羽目になります。

それでもまだ、自分で何とかしようと離婚や別居を切り出すことが出来れば良いのですが、話を聞いてもらえないことに対して諦めてしまうと、どんどんと精神的に追い込まれていきます。

モラハラ夫は妻を束縛し、彼女の自由を奪い、自分の好きな時に苛め抜くのを生きがいにしています。

外で良い夫を演じている分、溜まったストレスを妻にぶつけるのですから、本当に最低だと言えるでしょう。

モラハラ夫への対応

モラハラ夫に対して、自分が悪いんだと割り切るのは良くありません。

中には、子どもがいるので安易に離婚を切り出すことが出来ないという女性もいるでしょう。

ですが、子どもがいれば尚更、モラハラ夫への対応を急がなくては子どもの成長に関わってくる場合があるので、勇気を持って行動する事が大切です。

自分を強く持つ

モラハラ夫と距離を置きたい場合、別居や離婚を切り出してもすんなりとOKを出すことはめったにありません。

何故かと申しますと、モラハラ夫にしてみると、妻に対してモラルハラスメントをしているという認識は一切無いからです。

また、夫からしてみると、妻が自分に逆らうことは受け入れられないため、色んな手段を使って今まで以上に妻を操作しようとするでしょう。

そのため、今まで毎日何かある度に機嫌が悪くなって、怒鳴り散らしていたにも関わらず、突然泣き始めたり、妻の怒りを解こうと優しくするといった行動をしてくる可能性があります。

ですが、ここで夫が反省をしたんだと思って、別居や離婚をしないという選択をしてしまうと、以前よりももっと厳しい方法を使って妻を束縛し洗脳しようと行動してくるかもしれません。

一度夫と離れると決めたのであれば、自分を強く持ってその行動を引っ込めてはいけません。

判断を間違えないように気をつけましょう。

聞き流す

もしかしたら自分の夫はモラハラ夫かもしれないと感じたら、自分が悪いのではないかと感じるのはもうやめましょう。

モラハラ夫の言葉を全て受け入れてしまいますと、自分を毎日責め続けることになり、心が疲れ切ってしまいます。

モラハラ夫の言っていることは、基本的に全て聞き流すことが大切です。

過剰に反応してしまうことで、かえってモラハラが悪化する可能性もあります。

そのため、夫が命令的な言動をしてきたり、訳もわからず怒ってきた場合には、その事に対して怒りを見せたり泣くといったことはせず、一切の反応をやめて聞き流すようにしましょう。