ただ無視をするだけではなく、家中のものに当たり散らしたりして、いかにも怒っているという雰囲気を自分で作り出すこともあります。
当然妻は何があったのだろうと不安になる事でしょう。
しかし、妻がどうしたの?と聞いても、何故怒っているのか、どうして欲しいのかというのはハッキリとは言いません。
逆に、そんなことも言わないと分らないのか!と言って妻を怒鳴りつけることもあるでしょう。
そして、さらに無視を続けて、妻を精神的に追い込んでいきます。
モラハラ夫は常に自分の非を認めず、人に責任転嫁をしますので、無視をしているのはお前が悪いという態度を絶対に崩さないでしょう。
妻の心を傷つけて、弱らせることで、夫の思い通りにするためのテクニックの1つなのです。
2.酷い悪口を言う
モラハラ夫は、妻に対して酷い悪口を言う傾向があります。
「馬鹿」や「死んでしまえ」といったような、酷い言葉はもちろんのこと、妻が他人から絶対に言われたくないような酷い言葉を、わざと探り出してはねちっこく言ってきます。
妻が言われて嫌な言葉というのは、主に「どんな育ち方をしてきたんだ」や「それでも母親か」などの、精神的に傷付くような言葉です。
そして、言い方もまくし立てるように、怒鳴りつけるのではなく、あくまでも口調は穏やかで、しつこく攻めてくるのでかえって精神的に参ってしまいます。
モラハラ夫は非常に口達者で、何を言い返しても否定してきたり、相手の言葉のあげ足を取るのが上手なことが多いです。
いかに妻がダメな人間なのかというのを、時間を掛けて毎日毎日責めるので、妻も次第に何も言い返せなくなってしまいます。
3.嘘をつく
モラハラ夫は、基本的に自分を常に優位に立たせたいため、平気で嘘をつきます。
自分の身を守るためにもっともらしい理由を付けようとしますので、非常に厄介です。
また、自分が妻よりも勝っているということを知らしめるために、平気で事実を捻じ曲げて嘘をつくこともあります。
また、客観的事実はどうでも良く、事実を勝手に曲げて嘘をつきますので、嘘をつかれたほうはたまったもんじゃありません。
直ぐにバレるような嘘をついても、そのことがバレたら自分はそういった意味で言ったのではなく、お前の勘違いだなどと言って平気でごまかしたりします。
良心が無いため、他人が間違っているように仕向けるためには、平気で色んな嘘をつくことでしょう。
4.脅しのような言葉を使う
自分の思い通りにならないことがあると、平気で妻を無視したり、時には脅しのような言葉を平気で使うこともあります。
こんなときに夫に話しかけようものなら、ため息や舌打ちなどをしてくることもあるでしょう。
そして、あからさまにイヤそうな目つきで妻を見ます。
脅しの言葉には色々とありますが、妻を精神的に追い詰めるために、誰がお金を稼いできているんだとか、俺をこれ以上怒らせる気なら出て行けといった脅しをかけてくることもあるでしょう。
また、モラハラ夫から逃げるために、離婚や別居などを妻が提案すると態度が変わって、今度は自殺をするといった言葉を使って、妻に対して罪悪感を植え付けるような脅しの言葉を使ってくるケースもあります。
そのため、モラハラ夫から逃げたい場合には、夫に提案をするのではなくそっと逃げるように去るのが良いでしょう。
5.なんでも難癖をつける
家庭内で起こったトラブルに対して、何にでも難癖をつけるのもモラハラ夫の特徴のひとつです。
子どもが不登校になったり、成績が悪かったりすると、全て妻のせいにしてお前が悪いと言ったりお前のせいで子どもがバカになるんだ。などと罵ってくることがあります。
また、妻が風邪をひいてしまい家事を満足に出来ない場合も、何を仮病使っているんだと言って妻を卑下するでしょう。
モラハラ夫が妻に対して手を出して怪我をさせた場合も、包帯などを使うとわざと大げさなふりをしやがってとか、このまま死ねばよかったのになどと酷い難癖をつけることでしょう。
自分のせいで妻が酷い目にあっているのにも関わらず、そのトラブルに対しても不機嫌になって反応をすることも多いようです。
6.独自のルールがある
モラハラ夫は「俺様ルール」というものを持っている人が多く、その独自のルールの中で妻は日常生活を送らなくてはいけません。