1. 「ひょっとしたら」の意味で使う時
「可能性はゼロではない」というところから延長し、「ひょっとしたら」「もしかしたら」という意味で使用します。
例えば、
「急げばワンチャン間に合う」
だったら、
「急げばひょっとしたら間に合う」
ということになります。
「明日ワンチャン行けるかも」
でしたら、
「明日もしかしたら行けるかも」
ということになります。
ひょっとしたら、からの進化・成長
さらにこの「ひょっとしたら」「もしかしたら」という意味も、さらに進化・成長して使われています。
「明日のサッカー、ワンチャン日本でしょう」
は、もしかして、ひょっとして日本、ということではなく、
「日本が勝つ」という意味で使われます。
これは「ひょっとしたら」「もしかしたら」が、さらにワンチャンでの他の意味、「大丈夫」も付随し、
その結果、「勝つ」という言葉が連想され、この意味を持ったのでしょう。
普通に考えれば、ワンチャンスなのですから、勝利の確率は低いのですが、「大丈夫」が絡むことにより、意味が変換し、力強いものになっているのです。
「ひょっとしたら」「もしかしたら」に、「絶対大丈夫」が重なったかたちです。
2. 願い事を叶えたい時
これは一番、本来の英語の意味に近い使い方でしょう。
「神様、ワンチャンお願いします」
と空に向かってお願いした場合、まさしく「1回の好機をお願いします」「チャンスを与えてください」ということです。
チャンスからの進化・成長
ですが、この本来の英語に近い意味のワンチャンも、さらに進化、成長、広がりを見せます。
「せっかくのワンチャン、ものにしないと!」
というような使い方ももちろんされますし、
「ワンチャン、きっとあるよ」
という励ましの言い方でも使用されます。
すなわち、この場合においては、チャンスに「可能性」が多く含まれていると言えます。
3. 下ネタとして使う場合
そして「ワン」「チャンス」「可能性」ということからワンチャンは下ネタにも使用されています。
ワンナイトラブ、つまり一夜限りの関係です。
「ワンチャン狙っているんだよねー」
と爽やかに言った場合においては、ワンチャンの意味から読み取る可能性として、「このワンチャンス、絶対ものにするぞ!」という捉え方もできます。
が、この場合では、