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「ワンチャン」ってどういう意味?使...(続き4)

1. 「ひょっとしたら」の意味で使う時

「可能性はゼロではない」というところから延長し、「ひょっとしたら」「もしかしたら」という意味で使用します。

例えば、
「急げばワンチャン間に合う」
だったら、
「急げばひょっとしたら間に合う」
ということになります。

「明日ワンチャン行けるかも」
でしたら、

「明日もしかしたら行けるかも」
ということになります。

ひょっとしたら、からの進化・成長

さらにこの「ひょっとしたら」「もしかしたら」という意味も、さらに進化・成長して使われています。

「明日のサッカー、ワンチャン日本でしょう」

は、もしかして、ひょっとして日本、ということではなく、

「日本が勝つ」という意味で使われます。

これは「ひょっとしたら」「もしかしたら」が、さらにワンチャンでの他の意味、「大丈夫」も付随し、

その結果、「勝つ」という言葉が連想され、この意味を持ったのでしょう。

普通に考えれば、ワンチャンスなのですから、勝利の確率は低いのですが、「大丈夫」が絡むことにより、意味が変換し、力強いものになっているのです。

「ひょっとしたら」「もしかしたら」に、「絶対大丈夫」が重なったかたちです。

2. 願い事を叶えたい時

これは一番、本来の英語の意味に近い使い方でしょう。

「神様、ワンチャンお願いします」

と空に向かってお願いした場合、まさしく「1回の好機をお願いします」「チャンスを与えてください」ということです。

チャンスからの進化・成長

ですが、この本来の英語に近い意味のワンチャンも、さらに進化、成長、広がりを見せます。

「せっかくのワンチャン、ものにしないと!」
というような使い方ももちろんされますし、

「ワンチャン、きっとあるよ」
という励ましの言い方でも使用されます。

すなわち、この場合においては、チャンスに「可能性」が多く含まれていると言えます。

3. 下ネタとして使う場合

そして「ワン」「チャンス」「可能性」ということからワンチャンは下ネタにも使用されています。

ワンナイトラブ、つまり一夜限りの関係です。

「ワンチャン狙っているんだよねー」

と爽やかに言った場合においては、ワンチャンの意味から読み取る可能性として、「このワンチャンス、絶対ものにするぞ!」という捉え方もできます。

が、この場合では、