幸せな結婚のはずが、負担となっていては長続きしませんね。
それで、家事についてどちらかが無理な負担を抱えていないか、お互いに配慮する必要があります。
もし、家事は女性がするものとして、いつもやってもらうのが当たり前、というような考え方をしているのなら、女性としては自分が家政婦のように、それもタダ働きさせられている奴隷のように感じることがあることを覚えておきましょう。
どちらも相手を利用する、ということではなく、相手の立場に立って考え、自分が協力できることはないか、どうしてほしいのか、ということを配慮して考えてみましょう。
子どもが産まれると、もっと家庭の中の事情は変わります。
子どもが小さい時には、お母さんは赤ちゃんに付きっ切りになります。
自分のことをする時間さえもないほどに忙しくなるし、今までの生活スタイルが一変します。
それで、お母さんもものすごいストレスを抱えます。
そんな時に夫が全然家事を手伝ってくれない、子育てに参加しないで、自分だけ遊んでいるということがあると、妻の怒りのボルテージはいっきにMAXになります。
赤ちゃんが産まれると、お母さんも大きな変化があって精神的にも不安定になることをぜひとも配慮しましょう。
それも、赤ちゃんに付きっ切りで一人で家にいなくてはいけないことにすごくストレスを感じる女性も多いようです。
それで、男性も育児に参加しつつ、奥さんに任せっきりにしたり、奥さんの努力を当たり前に思ったりしないように、奥さんの気持ちや状況に配慮しましょう。
もちろん妻も夫が何もしてくれない、ということで批判的になっていると、旦那さんもイライラしてしまいますので、育児に関してお願いがあるなら親切に、そして旦那さんの仕事が落ち着いたときとか旦那さんの気持ちに余裕がある時に言ってみましょう。
そうやって、お互いが結婚し、子どもができるという家庭の状況の変化に伴って、どんな風に生活が変わったかということに配慮しながら、家事と育児の面で協力しあうようにしましょう。
体調を気遣う
忙しくても、相手の体調を気遣うような仲でいられるとイイですよね!
ちょっとした変化に気づいて「大丈夫?」とか「今、すごく忙しそうだね。ちょっとマッサージしてあげようか?」といった、お互いの体をいたわるような声掛けができると、すごく温かい気持ちになりますよね。
相手の体調を気遣うって、自分に余裕がないとなかなかできなかったりします。
でも、相手がすごく疲れていそうな時に、めんどくさい仕事を頼んだり、イライラしているときに文句や不満を言ったりすると、ケンカを促しているようなものですよね。
家族の一人ひとりも、体の面でも精神的な面でもいろんな波があります。
女性も男性もイライラしやすい時期とか、疲れていて何もできないとき、というものがあるはずです。
そんな姿に対して、批判的になったりするのではなくて、お互いにやさしく気遣ったり、自分にできることで仕事を手伝ったり、サポートしたりするならきっと家族の絆が深まりますよ。
ご飯の味付けや好き嫌い
家庭の問題の中には、食事の好みが合わない!ということもありますよね。
夫婦はもともと別の家庭で育ってきたわけなので、ご飯の味付けや好き嫌い、今までどういった食事をしてきたのか、ということが全然違います。
この食事というのは、食べるのが好きな人にとってはかなり生活の中でかなり重要なポイントです。
食事がまずかったり、楽しみにしている夕食ががっかりさせられるものだったりすると、それが大きなストレスになります。
だから、相手がどんな味付けを好むのか、相手はどんなものが好きなのか、ということを配慮してあげることも大切です。
自分が食べたいもの、自分が好きな味付けばかりでは、あなたと一緒に食事をするのが相手にとったら苦痛になってしまうかもしれません。
だから、食事の面でも相手の好みや好き嫌いについて、よく理解して十分に気を配るようにしましょう。
そうすれば、家に帰って家族と一緒に食事をするのが楽しみになり、一緒にあったかい食卓を囲むという幸せなひと時を楽しむことができるでしょう。
感謝の気持ちを伝える
家族になると、お互いにどんどんと気を遣わなくなって、してもらったことも当たり前になってきたりしますよね。
食事を作ってもらうのも当たり前、掃除や洗濯などの家事をしてもらうのも当たり前、がんばって家族のために仕事をしてくるのも当たり前・・・。
でも、その一つ一つはみんな努力して行っていることだし、相手のために頑張っていることだったりします。
自分のためだけなら、感謝してもらわなくてもいいかもしれないけど、相手のために努力して行っている事には、やっぱり感謝の気持ちが欲しいと思うことがありますね。
もちろん、家族のためにするのは当たり前かもしれませんけど、「ありがとう」とか「いつも助かっているよ」という一言や、感謝のプレゼントがたまにあるのとないのとは、頑張るモチベーションがかなり違います。
気持ちは持っていても言葉や行動に表さない、という人は多いですけど、表さないと十分に伝わりません。
なので、一番身近な人にこそ、してもらっていることが当たり前と思いがちですけど、感謝の気持ちを忘れずに、言葉や行動でそれを表現するようにしていきましょう。
感謝を伝える、ということを心掛けるだけで、家庭の雰囲気がよくなったり、お互いにもっと親切になれたりしますよ。