過剰に依存してしまうと、良い関係は築けないのです。
友情における依存があると、その友人を独り占めしたくなったり、友人が他の友人と楽しそうにしていると嫉妬したりしてしまいます。
友人に彼氏が出来ることさえも喜んであげることができず、邪魔をしてしまったりもしてしまうでしょう。
いつも一緒に居ないとダメで、しょっちゅう連絡をしてしまう、束縛状態になってしまいます。
依存してしまうと、自分の思考をコントロールすることが出来ません。
それゆえに相手の迷惑を考えることが出来ず、理性を失った行動を起こしてしまうのです。
悪気はないとしても…友達のことが大好きだからだとしても…それは歪んだ友情としか言えないのです。
相手の立場になって考えてみましょう。
依存されてしまうと、相手はちょっと重いですよね。
それに、依存している自分だって苦しいはずなんです。
友情でも愛情でも、依存が始まると関係性は崩壊してしまいます。
お互いに自立した状態で、良い影響を与え合うような関係を意識しておくことが、友情においても大切になってくるのです。
それに、「依存=その人がいないと生きていけない」と考えてしまうことによって、イジメ問題も出てくるように思います。
クラスメイト達と築いていたはずの友情が、いつしか依存になっていて、ある日仲間外れにされる…すると、「もう生きていけない」と感じてしまうのです。
イジメは、イジメる方に問題がありますが、それを受ける側の心の弱さが露呈する問題でもあると、筆者は個人的に思っています。
友達なのにイジメてくるような人は、友達ではありませんよね。
依存していなければ、「必要のない友情だった」ということにも気付けるはずです。
その友情がなくても、生きていけるのです。
友情と依存って、紙一重なのだと思います。
だけど依存してしまっている以上、それはもう、友情ではなくなっているということです。
女同士の友情では特に、こういった、歪んだ友情を、真の友情だと勘違いしやすいんですよね。
学生でも社会人でもママ友でも…友情を大切に育むためには、過剰な依存をしないように気を付けておいたほうがよいでしょう。
依存して来るような人に巻き込まれないようにも、気をつけたいものですよね。
ヒミツは極力守る
「ヒミツは極力守る」ことも、女同士の友情を大切にするために、気をつけておきたいですよね。
女同士の友情が壊れるひとつの原因になりがちなのが、ヒミツをばらすことではないでしょうか。
ケンカの原因は大抵、ヒミツが絡んでいるものです。
それだけ、女性は口が軽いとも言えるし、ヒミツを話さずにはいられない生き物だとも言えますね。
そんな中、絶対にヒミツを守ってくれるような友達は信用されるし、安心して関係性を築くことが出来る相手となります。
ヒミツを守ることこそが、友情を築くポイントと言っても過言ではないのです。
筆者の場合、どうしても「聞いたヒミツを誰かに話したくて仕方が無い」時は、全く関係の無い友人等に聞いてもらったり、母親に聞いてもらったりします。
まわりまわって本人の耳に入ったりしないよう、話したことによって、トラブルにならないような相手を選ぶようにします。
でも出来れば、「誰にも言わないで」と言われたヒミツは、誰にも話さないことが一番ですよね。
また、自分がヒミツを話して、それをばらされてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
それはとても悲しくて、怒りも沸いてくることですよね。
これも筆者の場合、絶対に誰にも言って欲しくないヒミツは、そう簡単に話しません。
自分の胸の内に留めておきます。
それが、友情を壊さないひとつの方法でもあると思います。
もちろん、絶対的に信頼できる友人には、何でも曝け出しますけどね。
友情を大切にしたいのなら、ヒミツを聞くのも話すのにも、細心の注意を払いましょう。