誘ってくれた相手のことなんてどうでもよい
人を誘うことは大変なことです。
セッティングをするという意味で、誘った人間はいろいろ考えていて、当日の流れだったり、時間、場所、お金、いろいろなことが発生するのを引き受けています。
そんな背景にあることを全く気にしないから適当にドタキャンができます。
誘ってくれた相手の大変な部分など分からないということがまず第一に挙げられます。
そうういう人は逆に仕切る側には回りません。
自ら誘うということもあまりしません。
何故ならそういう人の気持ちを察することが分からないから、どうやっていいのか分からないのです。
言い訳「私は今忙しい」
「私は忙しい」はドタキャンする理由になるのでしょうか?約束の日に忙しいかというのは誘った人間には分かりません。
しかし誘われた人間は都合をつけるというのが常識です。
そうでなければ誘いを受けません。
それを当日になって急に「忙しいから」と断られてしまうと相手は何も言えません。
仕事なら仕方がないと思ってしまうからです。
しかしそこで納得してはいけません。
「忙しい」を理由に断るにしても断り方があります。
忙しくなるのが分かっているなら断りを入れるのは何もぎりぎりになってからでなくてもいいのです。
仕事の予定を見れば前日でも前々日でも余裕で分かるはずです。
それに急な仕事が入ったのなら「忙しい」ではなくもっと明確に伝えられるはずなのです。
「忙しい」で片付けてしまうのは相手が断りづらいだろうという言葉でしかないのです。
その6「楽天的」「能天気」
ドタキャンする人は物事を楽観的に考えて、マイナスのことは考えません。
なるようになるさといういわゆる能天気なタイプです。
もしもこれがネガティブな人なら相手のことをいろいろ考えすぎて待ち合わせに誰よりも早く来るでしょう。
楽観的というのは深く考えすぎず相手と付き合うというのが丁度良いのですが、全く相手の気持ちを考えず付き合うは別問題です。
悪気はないけど知らず知らずに周囲の人間を不快にしているのがそれです。
しかしこれは他人に言われたところですぐに直るものでもありません。
断られた相手が怒るなんて想像もしない
楽観的な性格から相手に思うことは怒らないだろうという思想です。
何を根拠に怒らないとしているのかは分かりませんが、失礼なことをたくさんしても気づかない人は全く気づきません。
要は、自分が同じことされても別に気にならないから相手も気にならないでしょという考えがまずあります。
それにこんなことで怒らないでしょ、という甘く見ている考えもあります。
そして万が一相手を怒らせてしまったとしてもその原因が分からないという結末も迎えます。