無理に肯定しても相手のためにはなりません。
ここはどこが気に食わないかをはっきり伝えて改善させることが大切です。
この言い回しでは相手の勇気くじきにもなっているので、語弊を生むと人間関係をも壊しかねない言い回しですので気をつけましょう。
なんでもいい
このような言葉を発する時は、大抵は相手への気遣いであったり、どうしても決められなくて相手に判断を委ねたい時に、そのような言い方をする時が多いでしょう。
ですが、このような言葉は、投げやりな感じがしなくもありません。
ですので例えば「何を食べたいか」ということを聞かれた時は「何でもいい」というのではなく「中華がいい」というような感じで、ざっくりとでもいいので、何がいいかを考えるようにしましょう。
それ「は」
「てにをは」は、ちょっとしたことなのだけれど、このちょっとしたことでニュアンスが変わってしまうということはよくあることです。
「それについて【は】怒っていない」というようなことを言うと、他の事については怒っているように感じられることもあります。
このような場合は「は」を抜くことによって、怒っていないということを伝えることができるケースがあります。
みんなそう言ってる
この「みんながそう言っている」というのも「じゃあ、その皆っていうのは具体的に誰?」ということになります。
大抵はそのようなことを言う時は、自分の意見を言った後に、さらに味方がいるというような感じにするところがあり、ともすれば嫌な感じがします。
ですので、何か意見をいうときは、このようにみんながそう言っているという言葉を飲み込むようにしましょう。
仮に、本当に周囲のみんながそう言っていたとしても、一旦言葉を飲み込んだ方がいいでしょう。
やばい
最近は「やばい」ということも、いい意味で使われることも多いところがあります。
例えば、美味しいものを食べた時に「ヤバイ!」というような若い人も結構います。
ですが、やはり40代以降の方にとっては「やばい」と言うと、非常に良くないことのことを指します。
ですのでこの「ヤバイ」の一言だと、なんだかまずいのかなと思ってしまったり、場合によっては不快に思ってしまったりすることもあります。
もういいよ
「もういいよ」と言う時は、「気にしないで」というような意味合いで言うこともあるでしょう。
ですがこちらも、ともすれば突き放されたように感じるところはあります。
ですので、この一言で片付けずにもう解決したし気にしないで、もう大丈夫だよというような感じで言い方を変えたり、言葉を増やした方が良いところがあります。
それで?だから?
「それで?」とかは話を引き出す時によく聞かれる言葉です。
ですがこれも、ともすれば冷たい感じに思われてしまうところもあります。
「だから?」というのは、嫌な印象を与えてしまうところもあります。
ですので、普通に話を引き出したいだけという時は、きちんと相槌を打つとかにこやかにするというようなことも必要です。
こちらはむすっとしていると、非常に冷たいような言葉に聞こえますので、にこやかにかつこの一言で片付けずに「そうなんですね、〇〇なんですね」というような感じで、復唱したりするなどで言葉を増やす必要があります。
️語弊を生まないための注意点
ここまでは語弊がありそうな言い回しを説明してきましたが、おそらく説明を読んでいる中でそのような言い回しをしてしまう原因があることに気づかれた方も多いはずです。
つまり、その言い回しになってしまう要因を抑えることで語弊がありそうな言い回しを避けることができます。
ここからは語弊を生まないための注意点として要因をさけるための対策と方法をご説枚します。
柔らかい言葉で話す
どんなにいい言葉であってもきつい口調で言われると、印象は良くありません。
逆に柔らかい言葉で汚い言葉を言ったとしても実はそんなに悪い印象がないのです。
つまり、言い方次第で相手へ語弊を生みださないようにできるのです。
そのための一番の方法は柔らかい口調で話すことですが、これが結構難しいと言う人が多いです。