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八方美人の意味とは?特徴やメリット...(続き5)

人は、自分の“意見”に賛同してもらえたら嬉しいのであって、無条件に賛同してもらいわけではありません。

物腰が柔らか


物腰が柔らかく、人当たりがいいのも八方美人。

もちろんツンケンしているよりは、物腰が柔らかい方がいいし、人当たりがいい人とは付き合いやすいですよね。

決して悪い特徴では無いのですが…八方美人の人はやっぱりそこに、「嫌われたくない」とか「悪く思われたくない」という気持ちが透けて見えてしまうのでしょう。

自分を良く見せようという気持ちが見え隠れしていると、周囲の人は、その物腰の柔らかさにさえも、違和感を持ってしまいます。

きっと、“物腰がやわらかい人”を演じきれていないのでしょうね。

本当に物腰が柔らかい人は、もともとそういう性質を持っているのであって、「人にどう思われるか」や、人の目を気にする素振りはありません。

八方美人の人には、焦りや不安があるのでしょう。

その気持ちが周囲にバレてしまっているのです。

誰にでも優しい


また、誰にでも優しいのも八方美人の特徴になりますよね。

嫌われたくないし、良く思われたいのだから、当然誰にでも優しくするはずです。

いつも笑顔でいるのと同じですよね。

でも、いつも優しい人って、周囲から見て逆に不思議だったりもするんです。

「優しさ以外の感情ないの?」って。

人にはいろんな感情があるはずなのに、それが全く見えてこない。

となると、やっぱり「本心が見えない人」ってなってしまいます。

確かに、優しいに越したことは無いんだけれど…優しさのみじゃ信用出来ないのが人間なんです。

「絶対に隠してる!」って思ってしまうもの。

これでは、表面的には良好な関係が築けても、深い信頼関係は生まれません。

争いを嫌う平和主義者


八方美人の人は、もちろん争いも好みません。

自分から仕掛けるようなことはもっての外だし、仕掛けられてもそこはイエスマン。

相手の意見に同調するので、争いに発展することはありません。

これももちろん、いつも人とぶつかってばかりじゃ気性の荒い人って言われちゃうし、平和主義者が悪いわけではありません。

でもやっぱり…人と心から分かり合う為には、時に争うことも必要なんですよね。

お互いに意見をぶつけ合ってこそ、仲が深まるときだってあるんです。

その点、徹底的に争いを避ける八方美人の人は、周囲からすると「自分の意見ってないの?」とも思えます。

それに、「熱くなることってないの?」とも感じて、なんだかバカにされたような気さえしてしまいます。

それに争うのって、面倒くさいし疲れることでもありますよね。

それを避けて平和主義者を名乗られることに、周囲は納得がいかない気持ちもあるのかも。

結局、“自分の身を守ることだけに徹している”のが八方美人なんです。

平和主義な人の性格や特徴9つ」の記事では、平和主義な人について紹介しています。

八方美人な人にも当てはまると思いますよ!

みんなに好かれる


みんなに好かれているというのも、八方美人の特徴ですよね。

いつも笑顔だし、人当たりもいいということは、誰にでも好かれる人の特徴でもありますから、みんなに好かれているのも当然です。

ただ、一見誰とでも仲が良く、好かれていそうに見えても、実は心を許していないのが八方美人な人だったりします。

自分も心を許していないし、周囲も表面上の付き合いだけで、心までは許していません。