酷い事をされたからと言って、それをするとさらにあなたの心に虚しさが増していくだけだからです。
ここでは「逃げていた問題に向き合う」ということは「やり直すこと」と認識していただければと思います。
人間関係の問題なら、その対象となる人との仲を修復するといったような考えでいてください。
ここでもう一つ注意事項です。
あなたの抱えている問題はもしかしたら解決の出来ない問題なのかもしれません。
そのことも忘れないでください。
解決の出来ないことにいつまでもすがりついていてはいけません。
忘れることも大事なのです。
解決しようとする気持ちは、前向きでいいようにも思えます。
しかし、違う方向から見るとそれは「執着」でもあります。
もし過ぎ去った過去の問題を抱えているなら、忘れた方がいいのです。
もし何か罪の意識を抱えているような問題なら、それは忘れずに、でも心の片隅に置いて、これからを一生懸命生きればよいのです。
日記をつける
日記は心の中を整理するのに良いとされています。
一日あったことを書き記していくのです。
難しく書くことはありません。
箇条書きでもいいでしょう。
例えば「今日は課長に嫌味を言われた」…こんな感じでいいのです。
愚痴を書いてもいいです。
「課長のバカヤロー」でもいいでしょう。
最初から志の高い事を書こうだなんて思わないでください。
心のままに書けばいいでしょう。
そしてたぶん何日かしたら愚痴を書くのも飽きてきます。
そうすると自然に別な事を書いてくるはずです。
愚痴を書いて心のガス抜きをしたら、その後は心がスッキリしてきて徐々に明るい内容になってきます。
どこかへ旅行へ行きたいなとか、好きな人の事、健康やダイエットのこと。
などなど自分がこれからしたい事を書きたくなるのです。
そうすればしめたものです。
書いてあることが自然と「目標」となります。
そして、あなたは知らず知らずのうちにその目標に向かって歩き出すのです。
日記は毎日書かなくてもいいです。
最初のうちは書きたい時に書きましょう。
ちょっと気晴らしに書いてみるかぐらいでいいです。
まずは始めてみてくださいね。
満たされるとはちょっと違うかもしれませんが、スッキリするのは間違いありませんよ。
考えを紙に書き続ける
日記とは違うのですが、考えを紙に書いてみてください。
考えを書くと心の中のモヤモヤが整理されていくのです。
疑問に思ったこと、悲しい事、面白い事、まずは思いのままに書いてみましょう。
そのうち、「具体的なこと」を書きたくなります。