あなたの周りにも一人や二人はいませんか?自称・完璧主義の人が。

頭が固くて融通が利かず、人の意見も聞かずに唯我独尊の道を突き進む一種の「悟った」人たちです。

しかし彼らの頭の中には周囲の人たちが思っているイメージとは全く裏腹の世界観が開かれているようで、

いかなることが自分の周りに起ころうが微動だにしません。

それでは常人の判断ではとても理解することが不可能な「完璧主義」の人達の特徴とその治し方について見ていくことに致しましょう。

完璧主義で窮屈な生活していませんか?

自分ではそういうつもりではなかったのですが、実は周りの皆から「完璧主義な人間」と呼ばれていたのに気づいたのはつい最近の事だったのです。

どうりで今まで普通に暮らしてきたはずなのに、何故か窮屈な思いをしてきたのはこのためだったのか!

とようやく悟ることが出来た人もいらっしゃるかも分かりませんね。

やはり完璧主義というのは人からは疎ましい存在なのでしょうか?直すことはできないのでしょうか?

では、完璧主義にまつわる様々な特徴やどうやったら直せるか、見ていきましょう。

あなたは完璧主義?チェックリスト

では、まずあなたが完璧主義者かどうかのチェックを行っていきましょう。

以下の12個の設問に対してあなたの率直な意見を照合してみてくださいね。

欠点や悪いところを直そうと常に努力を惜しまない

完璧主義者の人にとって、欠点や悪いところは必要悪なものであり、それらが自身の身に存在している事は許されまじき事であるのです。

よって、完璧主義者は、絶えず欠点や悪い部分を直したり修正したりすることに努力をつぎ込みます。

傍から見れば、どこが欠点なのか分からない箇所でも本人にとっては重大な問題のようで脇目もふらずに直しにかかります。

完璧であろうとするその姿勢については、本当に真似のできない爆発力なのです。

小さな間違いやミスでも修正する

完璧主義者はマニュアルや取り扱い説明書の類が大好きです。

人生のバイブルとも思えるほど、深く強く傾倒しています。

だからマニュアル通りにいかなかったりすると、例えそれが些細な失敗であっても本人にとったら大問題になってしまいます。

こうやって小さなミスや間違いも完璧主義者によって直ちに修正されることになります。

ただ、マニュアルというものはその時々の必要性によって臨機応変に変更していくものでもあるのですが、

完璧主義を標榜する人たちにとっては、そこまでの発想はないようなのですが…。

大枠よりもディテールが気になる

完璧主義者は物事を進めるにあたっては、あまりにも細部を気にし過ぎる余りに、全体像を把握できていない傾向があります。

つまり小さい細部(ディテール)にばかりこだわり過ぎて、物事の外観、アウトラインを客観的に見る目が不足しているといえそうなのです。

勿論、本人はそのことについてさほどもおかしさを感じていないようなのですが。

自分の意見を曲げることが嫌い

完璧主義者の典型的な特徴の一つに、自分の意見を絶対、曲げない、という考えがあります。

自身の考えや知識に絶対の自信を持つ完璧主義者は、自らが進める意見や考えがこの世で最も優れているものであるという思考に凝り固まっています。

なので例え自分の上司や恩師から警告や注意を受けたとしても自説の意見を曲げようとは絶対にしません。

これこそが完璧主義者のモットーともいうべきスタイルなのでしょう。

不平等や不正は許せない

完璧主義者は正義感でもないのですが、不平や不平等というものを許せない性分を持っています。

裏を返してみたら、結局自分が損をしているから、という理由になりそうなのですが、

そんな事は露とも触れず、彼らは不平等や不正に対しては声高に異議を唱えます。

例えその不平等が組織運営のために致し方ないものであったとしても。

結局、完璧主義者にとっての不正や不平等の是正は社会や世の中全般の人に対してでなく自分自身の利害関係のみに該当してしまっているようなのです。

せっかくの崇高な考えも方向性が歪んでいるとしか言えないのです。

やることが多い

完璧主義者の人達は絶えず何かをやっています。

だから常に「忙しい」が口癖のようになってしまっています。

ただ、そのやっている中身をよくチェックしてみると、あきらかに時間の無駄遣いともいえるような効率の悪い事ばかりをやっている事に気付いていません。

やることが多いのは結構な事なのですが、一つの事に時間をかけ過ぎて、

結局、生産性の悪い仕事の遂行をやってしまっている事に気が付かないようでは、組織としても考えものですよね。

仕事が出来ない人に限ってよく使うセリフがあります「忙しい、忙しい」と。

意見の違いで相手とぶつかることがよくある

完璧主義者の最も大きな特徴ともいえるのが、自分の意見を絶対に正しいと信じ切り、

一方で他者の意見と食い違いが出た場合は、徹底して意見を曲げずに相手とぶつかる、という点です。

まだに完璧主義者の真骨頂ともういうべき振る舞いですね。

あなたの判断はどうでしょうか?

人は誰だって自分の意見が間違っているとは思いたくありません。

でも、間違いに気付くことも世の中渡っていく上では、非常に重要な事なのです。

自分の意思を絶対曲げないという事は、自分の考えは全て正しい。

だから謝罪は絶対やらないし、頭も下げない、という事に行きついてしまいます。

これって結局、自分が損をしている事に気付かないのでしょうかねえ。

とにかく、完璧主義者は意思の違いで相手とぶつかることは日常茶飯事なのです。

他人の悪いところに目がいく

完璧主義者は他人の欠点や短所、悪いところを探し出すのが上手です。

それはつまり、一つでも多く相手の欠点をついて自分の方が優秀だ、ということを見せびらかしてやろう、という心理から来ているのです。

一般的にそのような考え方は、ネガティブ思考な考え方と言われますよね。

これの反対がポジティブシンキングです。

他人の悪いところよりもいいところを見つけ出す能力のことです。

いずれにしても、相手と面と向かったら、その人のあら捜しをこれでもか!っというくらいに行ってしまう人。

十分、完璧主義者の素質ありですよね。

他人よりも優れていると感じる

当然ながら完璧主義者は自分が他人よりも劣っているとは考えていません。

むしろ多くの点において他者よりも優れた人間だと強く思っています。

まあ、自分が他人よりも優れていると感がえるのは自由なのですが、

優れているのならそれなりの優しさや器の大きいところを見せてもらえばいいのですが、実際はその逆の行動を取るものですから始末が悪いのですよね。

とにかく自分は他人よりも優秀で優れている。

完璧主義者は常に頭の中でそう考えているのです。

過ぎたことを気にしてしまう

完璧主義者は過ぎてしまった事をいつまでも気にしています。

過去に振り回されているということですね。

あの時こうしていればよかった、ああしていればよかった、と後悔のオンパレードとなります。

後悔するのなら最初から全力を出し切って事に当たればいいのですが、

完璧を自負している人達は、自分は普段から高いレベルの実力を保持しているのだから、本番前でそんなにジタバタするのはカッコ悪い、と決めてかかっています。

それで結果が伴わなかったりすると過ぎてしまった過去を物凄く後悔するのです。

常に完璧を自負する人は、人前で猛烈に頑張っている姿を見せることができない、とも言えるでしょうね。

失敗するのが怖い

完璧主義者は失敗を恐れます。

自分のすることは全て間違わないのが当たり前。

それで皆からの注目を集めているのだから例えわずかの失敗も絶対に許されない。

失敗してしまったら、それまでの自分が自分でなくなってしまうため、自分の居場所も存在価値もなくしてしまう。

という思いに支配されているようです。

別に失敗なんて珍しくも何ともないのですがねえ。

とにかく完璧主義者にとって失敗は、絶対に犯してはならないタブー中のタブーなのです。

今の自分に満足していない

完璧主義の人にとって自分自身への満足感というものは永遠に訪れません。

昨日までの自分よりも、明日への自分。

明日になれば更にまた進化した自分を求めて高みを目指す。

この繰り返しです。

なるほど、たゆまぬ努力を繰り返し、向上心をもって常に進化・上昇しようとする姿勢があることは素晴らしいことです。

頭が下がる思いです。

ただ、自身の器が小さかったら、いくら頑張って努力しても器に入りきらず漏れていくばかり。

結局、さしたる進化のないまま一生を終える。

大体、世の中の完璧主義者の全てが大成したならば世の中はどれだけよくなっていることでしょう。

いずれにしても、完璧主義者は永遠に今の自分に満足していません。

まだまだ自分は偉い人間になれるんだ、という信念は人一倍、強いのです。

半分以上当てはまれば完璧主義者!

如何でしょうか?ここまでチェックしてこられて、何個、自分に該当したでしょうか?

この設問が全部で12個。

6個以上、該当していたならば、あなたも十分、完璧主義の仲間入りができていますよ。

但し、喜んでいい事なのかは、これからの記事もよく読んでから判断してくださいね。

完璧主義者の特徴

では、ここからは完璧主義者たちの特徴を見ていくことにしましょう。

①責任感がとても強い

完璧主義者の人に共通して言えることは、責任感が非常に強い、ということが挙げられます。

これは世の中の不正や不平等・理不尽なことに対する態度の表明の表れともいえるでしょう。

私は決してそのような無責任でいい加減な人間ではありませんよ、という意思の発動です。

しかし、この責任感、角度を違えてみると正義感とも読めるのです。

完璧主義の人にとって不正や悪いことはこの世の中から消し去ってしまわなければならないほど忌み嫌っているものです。

そんな世界の事に自分が手を貸すなんていうことは口が裂けても言えません。

だから少々、とっつきにくく扱いにくい頭の固い人、というレッテルが貼られてしまいます。

社会人として責任感を持つことは勿論、重要ですがなりふり構わぬ責任感では周りの人も疲れてしまうでしょう。

②優先度がつけられない

完璧主義の人の特徴の二つ目は、行う事の優先具合を選別できないこと、つまり優先順位をつけられない、という事です。

この要素が、彼らが完璧さをアピールしながらも仕事において台頭できない理由の一つとして挙げられているのです。

完璧さを誇る人というのは、確かに頭脳は優秀です。

皆、素晴らしい学歴を誇っていますし、そうでない場合でも何か特定のジャンルに対しては抜群の知識を有していたりします。

ところが、そんな優秀な頭脳を持っているのに、仕事を遂行していくうえでの「地頭」の賢さはあまりどなたも持ち合わせていません。

いえ、そういった分野に関しては全く興味・関心を持っていないのです。

仕事において優先順位をつけずに取り掛かると、時間はかかるは、いつまでもダラダラやっているイメージはつくは、

とどのつまり何一つ、期日までに仕事を片付けられない、という厄介者のイメージを持たれてしまう事になるのです。

完璧さを売り物にしている人にとって、何からやっていくか、さほど重要な要素にはなっていないのでしょう。

③完璧にやっているのになかなか評価されない


完璧主義の人の特徴の三つ目は、仕事においてなかなか評価されない、という事です。

優秀な頭脳を駆使すれば、誰よりも出来のいい仕事が遂行できるはず。

完璧主義の人はそう思うかも分かりません。

ところが、仕事が出来る人と出来ない人を大きく区別している要因とは何なのかをハッキリ掴んでいる完璧主義の人というのはほとんどいないのではないでしょうか。

漢字を沢山知っている。

計算が早い。

資格を人よりも沢山持っている。

これらは勿論、頭脳優秀だったからこそ獲得できた完璧主義の人たちの成果です。

ところが、仕事というのはそれだけで評価されるほど単純なものではありません。

完璧さを売り物にしている人たちに決定的に欠けている部分、

それは人の話を素直に聞いて指示された内容をどうやれば相手の望んでいるような状態に仕上げる事ができるか。

その部分なのです。

自分自身の観念が最優先された仕事をやっても組織では評価はされません。

その部分を早く気付いた者がいち早く上司から抜擢されていくのですよ。

④自分が大好き

完璧主義の人の特徴の四つ目は、自分の事が大好き、という事です。

ナルシストとも呼べるかも分かりません。

とにかく完璧主義の人は他人の事を好きになれず、自己愛の方は人並み外れてその傾向が強いようです。

⑤常に理想を追い続けている

完璧主義の人の特徴の五つ目は、理想を常に追い続けている、という事です。

自分自身に満足できないのが完璧主義の人の習性です。

理想を追い求め続けてしまうのは、一種の性のようなものでしょう。

ただ、理想というのはある程度の年齢に差し掛かってくれば、自然にその人の頭から消え去っていくものです。

完璧を求める人の理想はいい大学を出ていい会社に就職して、そこで満足いく出世をする。

このようなパターンではないでしょうか。

ペーパー試験で通過できる大学受験までは完璧主義の人の独断場。

自慢の偏差値の高い学力で難関大学を突破し、その大学の名前があれば有名企業への就職もさほど苦にせず達成できたでしょう。

しかし、問題はここからです。

あなたの掲げている理想が社会人となった途端にうまく作用しなくなってくるのです。

要するに世渡りの上手い、下手で満足いく理想は決まってきます。

あなたの得意としてきた学力をバックボーンにした完璧主義はここで停滞してしまうのです。

しかし、それを気付かない人が多いのも、あるいは気付けても対処の仕方を速やかに移行出来ない人が多いのも  完璧主義の人の特徴であると言えるのです。

⑥何でもストイック

完璧主義者の人の特徴の六つ目は、とにかく何に対しても「ストイック」という事です。

要は遊びの精神がない、という事になるのですね。

どんな事でも常に真剣勝負。

笑いもジョークもありません。

口をへの字にして必死になって仕事に打ち込む。

まあ、それはそれで人の自由ですから、他人がとやかく言う権利もありません。

完璧主義者はこうやって自分に厳しい日課を与える事によって大いに「満足」するわけなのです。

簡単な事もわざと難しく行う事によって、自身の優秀性を誇示する訳です。

ただ、問題なのは自分自身の自己満足が最優先されているため、その人の所属部署全体を見渡した仕事になっていない、という事です。

コミュニケーションを取らない為、その人の仕事の進捗具合が上司には見えません。

ストイックに自信を極めていくのは結構な事なのですが、それは個人レベルで仕事を行っていい場合だけの話なので、

組織に身を置いている限りは、自己の事よりも全体を意識した仕事の遂行が欲しいものです。

⑦結果が全て


完璧主義者の特徴の七つ目は、「結果が全て」という事です。

ここにも人との関わりが上手にできない一面が垣間見えます。

仮に完璧主義者の人が部下を持っていたとします。

その人はこれまで己に対して厳しく律してきたため、そこが認められて昇格してきました。

当然ながら自分の部下にも同じようなやり方で部下を見てしまいます。

完璧主義者の上司にとったら、部下がいくらいい仕事をやったり、今後に期待を寄せられそうな成長ぶりを見せたとしても褒めることができません。

評価できるのはあくまで結果だけです。

確かに給料をもらっている以上は入社1年目の社員もプロとして見なさなければならないのかも知れません。

しかし、結果を出すことができる社員になるためには何回もの失敗も必要です。

それを乗り越えるから、その社員は成長できるのです。

要はその過程において上司がどれだけ部下の成長の手助けをしてあげられるかです。

そのために「褒める」と「叱る」を効果的に盛り込む必要があるのです。

ところが完璧主義者の上司はそれを上手にできません。

どんな事でも叱責するがごとく、部下に厳しく当たってしまいます。

これでは部下も心を折られやすくなってしまいますし、仕事に対するモチベーションもアップしてこないでしょう。

結果が全て、と言い切ってしまう完璧主義者の人はマネジメント能力に限界があるのを自覚した方がいいかも分からないのです。

完璧主義者にはデメリットが多い?

ここまで完璧主義者の特徴や振る舞いを見てきました。

ここまでを総合してみますと、どうも完璧主義を標榜することはメリット面よりもデメリット面の方が多くなりそうな気がしてきます。

では、完璧主義に浸り過ぎると起こるであろうデメリットな面を見ていくことに致しましょう。

成功が難しくなる

完璧主義に固執しすぎたら間違いなく成功を手にする頻度は減っていくでしょう。

人間、何かを成し遂げようと思えば、頭を柔軟に柔らかくしておかないといけません。

やり方もその時に応じて変化させる必要があるのです。

完璧主義は一度決めたやり方は何度失敗しようが梃子でも変える気持ちがないようです。

これでは時間がいくらあってもできません。

自ずと成功への道が閉ざされてしまうのです。

途中で投げ出すことがある

発想に柔軟性がないため、二の手、三の手と出していくことが出来ません。

そういう時には誰かに聞きに行くなり相談するなりするべきなのですが、自尊心が邪魔をしてそれもできません。

結局、やりだした事を途中で投げ出してしまう事もまま起こってきます。

これが癖になってしまうと自分ではどうしようもない蟻地獄にはまっていくことになってしまうのです。

周囲から疎遠される

一人で黙々とこなしていくのが完璧主義者のスタイルです。

おまけに自分以外の人を褒めたり尊敬したりする雰囲気を出せないのですから、人が近寄ってこなくなるのも仕方ありません。

いつしか完璧主義者の周りには人が集まってこなくなりあなたは職場において完全に孤立するしかなくなってしまうのです。

要領が悪くなる

自分がこうと決めたやり方を頑なにこだわってやり通そうとする完璧主義者の仕事のやり方は、要領の悪さで言えば、群を抜いているでしょう。

組織においては仕事の出来具合も重要ですが、もっと必要とされているのは「スピード」です。

一つの仕事を処理するのに二日も三日もかけているようではとても要領のいい行い方をマスターすることはできないでしょう。

周りの人の行いを一度じっくり観察する目が求められるでしょう。

完璧主義を克服する


それでは完璧主義をどうやったら克服することが出来るのでしょうか?

やろうと思えば誰でもやれそうな7つの方法をご紹介致します。

ショートゴールを明確にする

何事を行うにしても目標を立てゴールを設定することは基本中の基本です。

しかし、そのゴール地点があまりに遠大で労力がかかり過ぎてしまっては、人の根気は続きません。

最終的に向かうべきゴールは同じでも途中段階で短いゴール地点をいくつも設定しましょう。

それによって短期間で目標達成という満足感は何度も味わえます。

モチベーションアップにもつながりますので是非とも手掛けましょう。

目的を見直す

そもそもの目的が無謀すぎて計画倒れになっていては、いつまでたっても成果というものは得られません。

あなたが掲げた目的は果たしてあなたの技量で達成可能なのかどうか。

自身の能力を課題に評価して立てた計画は、必ずや破綻してしまいます。

正しい目的があってこそそれに見合う目標も立てられますし、計画も実行性を帯びます。

大風呂敷を広げればいいというものでもないのですよ。

優先順位を作る

仕事が出来る人が実践する方法の一つがこの「優先順位」です。

完璧主義の人は自分がこうと決めた事に対してのみ固執してしまい、それが仕事のスピードを遅らせている事に気付きません。

事象を大きく俯瞰し、まず何から手をつけていけばいいのか。

じっくり考えてから行動に移りましょう。

時間制限を作る

組織においてはいつまでもダラダラ同じ仕事をやっていては生産性がいつまでたっても上がりません。

出来る社会人はいついつまでにこの仕事は終わらせる、と明確な納期を切っています。

つまり時間制限という考え方です。

作業スピードが速くなれば、それだけ限られた時間内で多くの仕事を処理できることになります。

それが仕事の出来る人間の正常な姿なのです。

一つの仕事を研究者の如く、時間をかけてやっていては時間に追われる現代社会では不利になるばかりですよ。

ミスの許容範囲を気持ち分広くする

完璧主義の人の発想は文字通り「完璧」さの追求です。

自身の行う事に一分の失敗やミスも許せません。

ミスなき完全無比な存在こそが自らの誇りであり満足なのです。

だから彼らはミスを許さない余り、一つの事に時間がかかります。

これでは現代社会では全く使えない人間に分類されていくのも仕方がないでしょう。

そこで如何でしょう、ミスをある程度、許容されてみては。

ミスは絶対にいけないという強迫概念があなたの行動を小さくし、ダイナミックさを失わせるのです。

これくらいのミスならば十分、許容範囲内だ、というように思えたなら心に余裕もできて仕事や作業の生産性も上がっていくと思いませんか?

人間の脳はがんじがらめにされてしまっては極度の緊張感が高まるばかりで一層、効率を悪くしてしまいます。

遊び心をもっと取り入れましょう。

休憩をする

脳には適度な休息が必要です。

人間の集中力は3時間も4時間も続くようなものではありません。

疲労がたまってくれば作業時間も長くなりますし、ミスもそれだけ増加していきます。

1時間頑張ったら10分休憩するなど、適度に脳に休憩を与えて能率アップを図りましょう。

そうすればさっきまでとは嘘のように、いいアイデアも浮かんできたりしますよ。

自分に期待し過ぎない

自分に期待をかけ過ぎないようにするのも完璧主義からの脱却を図る一つの手段となります。

確かにあなたの容姿や頭脳は他を引き離しているのでしょう。

そんな優秀な自分自身の事が好きでたまらないのも構いません。

しかし、だからと言って何でもかんでも自分がやれば誰よりも上手に出来るし人からも褒められる、と思い込んでしまうのは大きな落とし穴が待っています。

世の中は広いです。

あなたよりも綺麗な容姿の人はたくさんいますし、学力テストの結果でもあなたよりいい成績を取る人は無数にいます。

上には上がいるのです。

あなたの本当の生かしどころは何なのか?じっくりと考えてみることです。

いつまでも自己満足し続けていても誰もあなたの事を祝福してくれません。

少しばかり、世間に目を広げてみる事であなたの人生はどんどん、楽しい事が増えていくことでしょう。

完璧主義とは?

それでは、ここで今一度、完璧主義についておさらいをしておきましょう。

そもそも完璧主義とはどの様なものをいうのでしょうか?簡単に触れていきますね。

意味

完璧主義とは、何事にも不足がないよう、全うしなくてはならないとする考えの人。

ほどほどにしておくことが出来ずに最後の最後まで突き進む傾向のある人、などを指す。

Weblioより引用
http://www.weblio.jp/content/%E5%AE%8C%E7%92%A7%E4%B8%BB%E7%BE%A9

辞書の上ではそのような解説になっています。

どうしてそこまでやらないと気が収まらないのか、わかりません。

怠け癖のある人が聞いたら信じられない、思う事でしょう。

そこまで自分を追い込んで、一体何が楽しいのか?と。

しかし、その考えで幼い時から育ってきた人にとっては、完璧主義を止めてしまうことは生きる術を失うほどの量りしれない大ダメージなのでしょう。

では次に完璧主義の三つのタイプをみていきます。

完璧主義者は3タイプに分かれる

完璧主義者は大きく分けると3つのタイプに分類できます。

①自己指向型

自己指向型とは、自分自身に対して要求する水準、レベルが非常に高い人の事をいいます。

普段から、自分に対して「こうでなければならない」という基準を設け、それに向かって努力を続けている人の事を指すようです。

必然的に自己規制が厳しく、ストイックな生活を送る事になりやすいタイプの人ですね。

芸能人でいうと「郷ひろみ」さんがこのタイプにはまるのかもしれません。

②社会規定型

社会規定型は、自分の完璧さが世の中にとって必要であり貢献していると固く信じているタイプの人の事を指します。

よって、常に自分自身を完璧な世界に置いて努力を重ねていっています。

歌舞伎の世界に生きる人たちは、結構、こういうタイプの人が多いかも分かりませんね。

③他者指向型

他者指向型は自己指向型とも社会指向型とも大きくかけ離れた性質の持ち主となります。

その顕著な例は、他人を見下し、他者に対して厳しい視線を向けるところにあります。

自分以上に他社にも完璧さを要求し、その通りに出来ない時は容赦のない叱責や怒号を飛ばすのが他者指向型の完璧主義の特徴なのです。

ちょっと、こういうタイプの人とは近づきたくないものですね。

また、このタイプの人にはナルシシズムの傾向の人が多いのも特徴のようです。

自己陶酔する感じですね。

やはりちょっと近づきたくないタイプの人でしょう。

完璧主義を克服して充実した人生を

以上、完璧主義に対して様々な角度から見ていきました。

如何だったでしょうか?

最後になりますので、私なりの意見でまとめてみようと思うのですが、完璧主義の人っていうのは、やはり幼少期の親からの影響が大きいのではないかと思います。

親からの過剰な期待と甘やかし。

この条件が折り重なって子供の心に完璧指向が積み重なってきたのではないでしょうか?

恐らくそういった子供たちは小さい時からお稽古や塾などばかり行って、普通に同世代の友達との接点がなかったのでしょう。

そして親に褒められたいから、親の期待することばかりを忠実に守り通す。

これだけ幼少時から頭に刷り込まれたら確かに完璧主義に走ってしまうでしょう。

しかし、本人のやる気さえあれば、間違った完璧主義は修正できるはずです。

徐々に気持ちを変化させていけば望みは叶うはずです。

そのきっかけを与えてくれるのは親からの鎖を断ち切れる異性の存在かも分かりませんね。

良い出会いがあなたを再び、成長させてくれることでしょう。