事象を大きく俯瞰し、まず何から手をつけていけばいいのか。
じっくり考えてから行動に移りましょう。
時間制限を作る
組織においてはいつまでもダラダラ同じ仕事をやっていては生産性がいつまでたっても上がりません。
出来る社会人はいついつまでにこの仕事は終わらせる、と明確な納期を切っています。
つまり時間制限という考え方です。
作業スピードが速くなれば、それだけ限られた時間内で多くの仕事を処理できることになります。
それが仕事の出来る人間の正常な姿なのです。
一つの仕事を研究者の如く、時間をかけてやっていては時間に追われる現代社会では不利になるばかりですよ。
ミスの許容範囲を気持ち分広くする
完璧主義の人の発想は文字通り「完璧」さの追求です。
自身の行う事に一分の失敗やミスも許せません。
ミスなき完全無比な存在こそが自らの誇りであり満足なのです。
だから彼らはミスを許さない余り、一つの事に時間がかかります。
これでは現代社会では全く使えない人間に分類されていくのも仕方がないでしょう。
そこで如何でしょう、ミスをある程度、許容されてみては。
ミスは絶対にいけないという強迫概念があなたの行動を小さくし、ダイナミックさを失わせるのです。
これくらいのミスならば十分、許容範囲内だ、というように思えたなら心に余裕もできて仕事や作業の生産性も上がっていくと思いませんか?
人間の脳はがんじがらめにされてしまっては極度の緊張感が高まるばかりで一層、効率を悪くしてしまいます。
遊び心をもっと取り入れましょう。
休憩をする
脳には適度な休息が必要です。
人間の集中力は3時間も4時間も続くようなものではありません。
疲労がたまってくれば作業時間も長くなりますし、ミスもそれだけ増加していきます。
1時間頑張ったら10分休憩するなど、適度に脳に休憩を与えて能率アップを図りましょう。
そうすればさっきまでとは嘘のように、いいアイデアも浮かんできたりしますよ。
自分に期待し過ぎない
自分に期待をかけ過ぎないようにするのも完璧主義からの脱却を図る一つの手段となります。
確かにあなたの容姿や頭脳は他を引き離しているのでしょう。
そんな優秀な自分自身の事が好きでたまらないのも構いません。
しかし、だからと言って何でもかんでも自分がやれば誰よりも上手に出来るし人からも褒められる、と思い込んでしまうのは大きな落とし穴が待っています。
世の中は広いです。
あなたよりも綺麗な容姿の人はたくさんいますし、学力テストの結果でもあなたよりいい成績を取る人は無数にいます。
上には上がいるのです。
あなたの本当の生かしどころは何なのか?じっくりと考えてみることです。
いつまでも自己満足し続けていても誰もあなたの事を祝福してくれません。
少しばかり、世間に目を広げてみる事であなたの人生はどんどん、楽しい事が増えていくことでしょう。
完璧主義とは?
それでは、ここで今一度、完璧主義についておさらいをしておきましょう。
そもそも完璧主義とはどの様なものをいうのでしょうか?簡単に触れていきますね。