充電といえば、電池の充電とかコンデンサの充電を連想されますが、もっと重要なのは生命体として生きる人間の「心の充電」でしょう。
あなたの心は充電できているでしょうか。
あなたの心、充電できていますか?
人間の心という目に見えない存在は、案外、バッテリーがなくなりやすいといわれます。
心のバッテリーが減少すると、生命体に影響をおよぼし、活動が鈍くなるとか、ときには異変が起こり発病するケースもあります。
そうならないためには「心の充電」に関する基本的な情報を確認しておく必要があります。
そこで、心のバッテリーを再充電する手法を探ってみてはいかがでしょうか。
これは人間の心理に立ち入りますから、心理学的な専門のエリアに触れることもあります。
そうした専門的な知識がなくても理解できるような方向ですすんでいきましょう。
心も身体も充電が必要です。その理由は?
そうすると人間の心も体も充電が必要とされる理由はどうでしょうか。
それは心のバッテリーを充電しないと、次にご紹介するような心身の変化がみられ、生存活動が鈍くなるとか、他人に迷惑をかけるとか、ときには、じぶんが心の病に追い込まれる危険があるからです。
とにかく疲れてしまう
心のバッテリーが不足すると疲れを感じるようになります。
これまで気づいていなかった「肩こり」が気になりはじめ、風邪をひきやすくなり、気だるくなって仕事に取り組む迫力がなくなります。
疲れているのに、ベッドに入っても寝つきが悪くなり、睡眠が浅くなって、夢を見ながらようやく眠ったかとおもうと、朝になってしまい、これまでのように、さわやかな気分で起きられないという変化がみられます。
出勤しても職場で他人に接触するのがめんどうになります。
しかもささいなことにも胸が騒いで動揺してしまい、なんだかまわりから嫌われているような気分に取りつかれてしまいます。
与えられた仕事も、集中できなくなって失敗する例が多くなります。
こんな調子では、もしかしたら首になるかもしれないと、将来に向かって不安感に襲われることもあります。
こんなはずではなかったと思いかえすのですが、心身がいうことをきかなくなってしまうのでしょう。
こうした心身の不調は、心の充電が不足しているせいですから、充電をする工夫をおすすめします。
そのためには、お茶を飲むとか、好きな香りに鼻をつける、楽しみながら食事するなど、実行されてみてはどうでしょうか。
休憩時間には屋上にあがり、日光を浴びながら、ブルーの天空に両腕を突き上げましょう。
やる気がでない
心の充電が足りないと、やる気がなくなるケースもあります。
やる気がなくなったときには、どうすればよいでしょうか。
やる気をだせと力むのはおすすめできません。
力むとかえって心理的な負担が重くなりますから、疲れているときには、すこし怠けて休めばよいと、自分を労(いた)わってあげましょう。
こういう逆説的な手法が、かえって効果があると心理学のエリアで証明されています。
なにがなんでも実行しなければならないと、自分を攻めることはやめましょう。
最高のパフォーマンスを発揮できない
心のバッテリーが空になると、最高のパフォーマンスを発揮することができなくなります。
そこで最高のパフォーマンスを発揮するためにはどうしたらよいでしょうか。
なんといっても、食事は糖質中心のメニューでエネルギー源を確保することがたいせつになります。
最高のパフォーマンスを発揮するためには、それなりのエネルギーが必要だからです。
そのためにも、消化の良い食事をし、腹痛の原因となる食べ物は避けるようおすすめします。
お腹にガスを発生させるような食べ物もよくないでしょう。
最高のパフォーマンスを発揮するためには、体と心のパワーを充電しなければなりません。