サイコパスな人にとって、ケンカを売られるような行為や命令は、更に興奮させてしまうことになるのです。
サイコパスを治療することは出来ませんが、対処法を間違えなければ何の問題もありません。
執着を愛情と勘違いしないように!
サイコパスな人は相手に執着します。
例えば初対面で困っている人を見ると声をかけてあげたり、優しく接することがサイコパスの特徴です。
「この人、孤独な感じだわ」と思えば、自分と照らし合わせて仲良く出来る気持ちになり、電話やメールなど付き合いも深くなります。
サイコパスは、自分と同じ境遇で育ってきた相手を見つけたいと思っています。
親しくなり、関係が深くなることで相手と自分の不一致な部分を見つけると、憎いしみや妬みに感じ、裏切られたと思ってしまいます。
サイコパスの人が優しく接することは、自分の思い通りに動かしたい執着する気持ちです。
愛情と勘違いしていると、サイコパスはトコトン束縛してきます。
必要以上に執着することは、相手の自由を奪い思い通りに動かすためです。
おかしいと思ったら距離を置く
長く付き合っているとサイコパスは本性を見せてきます。
例えば、近しい友人にサイコパスな部分を見せなくても第三者をターゲットにしていることがあります。
「同じクラスの〇〇さんは、ずる賢い一面があるわね、〇〇さんは一度痛い目を見ないと分からないと思うの」等、何かをたくらんでいるとき。
映画に誘ってくれたと思ったら、動物虐待の内容や狂気的殺人の内容など、サイコパスな面を見たときです。
近しい心を許せる友達に対して、サイコパスな面を少しずつ見せてくるのは、サイコパスな一面を分かってほしい、共感してほしいのです。
「この人、サイコパスだわ」と感じたら距離を置く必要があります
しかし次の日から突然、口を聞かない、無視をすることは「裏切られた」「軽蔑された」と感じとってしまい、状況を悪化させます。
サイコパスにとって裏切や軽蔑されることで強い憎しみに変わります。
サイコパスを逆上させるような露骨な態度は避け、少しずつ距離をとりましょう。
距離を置かれても彼らは傷つかないので、良心は不要
サイコパスは、一般の感覚とは異なります。
サイコパスな人に対して「狂っている人間は狂っていることに気付かない」という表現があります。
それは言いすぎかもしれませんが、サイコパスは傷つく感情がありません。
例えば、友達に距離を置かれても差ほど傷つかないのです。
普通の感覚であれば、「何か悪いことをしたかな」と悩んでしまいます。
自分を責めてしまいますが、サイコパスは自分が原因で距離を置かれたと思っていません。
そもそも友情に関して、情がないのです。
友達が困っていても、助けてあげようという感覚はありません。
「人間は裏切るもの」サイコパスな人にとっては、常に冷めた感覚でいるから距離をおかれたところで傷ついたりしません。
同じ感覚で物事を考えるとサイコパスから離れることはできません。
サイコパスな人に同情は不要です。
彼らにとって価値のない人間を演じる
サイコパスな人が何故、あなたと仲良くするでしょうか。
それは、あなたを利用するためです。
サイコパスな人にとって友情という考えはもともとありません。
自分の目標を達成するために利用できる人間は利用したいと考えているのです。
サイコパスな人にとって、都合の良い人は逆らわない相手です。
命令や指図をせずに、都合良く動いてくれる人間が好きなのです。