年子と同時に遊ぶことは大変というママさんは、遊び方に工夫をしてみても良いかもしれません。
絵本や紙芝居を読んであげることであれば、二人同時に読み与えることはできます。
何か特別なことをするよりも、一緒にいる時間をたくさん作ることが大事です。
年子だからこそ愛情は伝えにくいのはたしかです。
しかし年子だから・・・という言葉で片付けるわけにはいかないが、子供への愛情です。
同じだけ抱っこする
子供を抱きしめることは、大人になって大きな影響を及ぼしてしまいます。
両親から抱きしめられることで愛情深い人間に育つからです。
幼い頃に両親が共働きで忙しく、子供を抱きしめる機会が少ないまま思春期をむかえて抱きしめても、ときすでに遅いのです。
思春期をむかえた子供は心の中で抱きしめてほしいと思っても、恥ずかしくて余計に両親を拒否してしまいます。
子供を抱きしめることは、幼少期です。
一人ずつ丁寧に抱きしめることよりも、二人をギュッと包み込むように抱きしめるだけでも良いのです。
今日、あまり抱きしめてあげることができなかったと感じたら、二人を膝に乗せてテレビを見たり、絵本を読んであげましょう。
「毎日、必ず抱きしめる」このルーティンが大事です。
10.ついつい下の子に甘くなりがちに
兄弟や姉妹は片方に厳しく、もう一方に甘くなってしまいます。
年子は特に同時期に愛情を注ぐことで、素直に受け止める方と多少わがままな方に分れてしまうからです。
やはり母親と父親といっても人間です。
自分にとって都合の良い一方に愛情を注いでしまうこともあるでしょう。
年子でも先に生まれた方がお兄ちゃん、お姉ちゃん。
「お兄ちゃんやお姉ちゃんでしょ?」と言ってしまうことはありませんか?
ちょっとした口癖がお兄ちゃんやお姉ちゃんにとってはプレッシャーになってしまいます。
聞き分けよくしていることでママやパパが喜ぶと大人の顔色を伺うようになるのです。
同時に下の子は、パパやママがお兄ちゃんやお姉ちゃんをしかる姿を見ていると、自分は怒られないと思ってわがままになります。
わがままになることで、子育てに疲れているママは余計に甘やかしてしまいます。
とかく、下の子はわがままになりやすいと言います。
それはわがままになれる環境を親が作って甘やかしてしまうからです。
2人とも公平に接する
年子は年の離れた兄弟とは違うのです。
例えば、上と下との間が5歳以上あれば、考え方も少し違ってきます。
年子は同年代の友達感覚でお互いを見ています。
その中で上だから下だからという言葉で感情を抑えてしまうのは、親のエゴかもしれません。
子供本人とっては上も下も関係ないこと。
同じように公平に接することが大事です。
「お姉ちゃんだから」「お兄ちゃんだから」という言葉は使ってはいけません。
この言葉を使うことで「我慢しないさい」と言っているのと同じです。
公平に育てているつもりでも、知らず知らずに差をつけてしまっているかもしれません。
特に年子で差をつけることは注意が必要です。
大変な子育ての乗り越え方
子育ては一人でも大変なことです。