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タバコを吸う女が嫌われる7個の理由(続き8)

老けやすくなる


喫煙は人を老けやすくします。

女性の場合、女性ホルモンの働きを妨げます。

その結果、細胞を攻撃して老化を促進する活性酸素が発生しやすくなります。

そして活性酸素を追い出そうとたんぱく質やビタミンがはたらき始めます。

すると肌を守っていたこれらたんぱく質やビタミンが、活性酸素攻撃のため消費させてしまいます。

結果として肌ツヤに影響し、しわ、たるみ、かさつきを増やします。

歯周病になりやすい

喫煙は歯を黄色に染めるだけではなく、歯周病の原因ともなります。

しかしニコチンを原因とする歯周病は痛みがなく、発見しにくいとされています。

ある日自覚症状もないうちに、大量の歯を失ってしまうかもしれません。

様々な病気にかかりやすくなる

タバコの煙は4000種類にも及ぶ化学物質で構成されているそうです。

そのうち人体への有害物質は200種類もあります。

さらに発がん性のあるものは50種類と言われています。

最も有名なのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。

ニコチンには、麻薬よりも危険な中毒性があります。

タバコがやめられない依存性の原因物質です。

また一度に大量に摂取すると死亡することもあります。

タールは吸収されることが少ない物質で、吸い込んでも血液に吸収されず細胞に付着します。

そのタールは多く化学物質の集合体であり、そのなかには発がん性物質が含まれています。

一酸化炭素は血液中のヘモグロビンに結合しやすく、ヘモグロビンが酸素を全身に供給するのを妨げます。

そのため息切れや酸欠の原因になります。

このように毒性とかかりやすい病気の説明をしているときりがありません。

ガン

タバコはガンのリスクを確実に上げています。

煙の直接触れる、咽喉頭ガンでは、非喫煙者と比べた場合の死亡リスクは何と30倍に及びます。

またすべての原因のうちタバコの占める割合は60~90%に及びます。

同様に肺ガンは死亡リスクは4、5倍、原因に占める割合は72%です。

その他食道ガン、胃ガン、すい臓ガン、肝臓ガン、膀胱ガンでも死亡リスクは1、5倍以上、原因に占める割合も25~50%を占めています。

これを見ると、肺ガン、咽喉頭ガンは、タバコを吸わなければほぼ防げることがわかります。

慢性閉塞性肺疾患

喫煙者の20%はこの病気を発症すると言われています。

肺の中にある気管支が炎症を起こし、咳や痰が出やすくなります。

また気管支が細くなることで、息切れを感じやすくなります。

虚血性心疾患

虚血性心疾患とは主に、狭心症と心筋梗塞のことを指します。

狭心症には、胸部を締め付けられたり、押し付けられたりしたような症状があります。

心筋梗塞では、胸部の激しい痛み、呼吸困難、吐き気などを発症します。

いずれも主因は動脈硬化です。