せこい人って何故だか軽蔑の目で見られてしまいますよね。
せこいって思われたくないし、家族や、例えば一緒にいる彼なんかが外でせこい一面を発揮すると、こっちまで恥ずかしい気持ちになってしまいます。
せこいって言うと途端に軽蔑の意味合いにもなるし、恥ずかしくもなりますが、今は節約する人が多い時代。
ある意味みんなせこいはず。
だけど、せこいって言われるのも思われるのも嫌!なんですよね。
これって、どんな心理なんでしょう?
せこいって言えば、基本的には金銭的な面でケチなことやずるいことを言いますよね。
節約上手なら褒め言葉にも成り得るんだけど…せこい人は何かが違う。
せこい人って一体どんな人なんだろう?って、疑問に思いませんか?
これが分からなければ、自分もせこい人って言われている可能性もあるのかも!?
「あの人せこいんだよね」なんて陰で言われないためにも…今回は、せこい人を徹底的に調べます!
せこい人は魅力ゼロ!
せこい人は魅力ゼロ!…残念ながら、そうなんですよね。
魅力的な人に対して「せこいよね♡」なんて言いませんから、せこいって言われたり思われている時点で、軽蔑の目で見られているか嫌われていることになってしまいます。
せこいって、今は主に金銭的な面でケチだったりする時に使われる言葉ですが、もともとは“悪い・下手”と言う意味で芸人の間で使われていたと言います。
始まりから悪口だったんですね。
一方で、何故現在のような金銭的な意味合いで使われるようになったかと言うと…、せこいの漢字“世故”から読み解くことが出来るようです。
世故とは、世間の事情や習慣のことで、“世故に長けている人”と言えば、世間の事情に精通している人ということになるそうです。
ですのでせこい人とは、世間の事情にに詳しくて世渡りが上手い人のことを指し…これが転じて、いつしか細かくてケチな人に使われるようになったそう。
せこいという言葉ひとつとっても、日本語は本当に奥が深いですね。
でも、“世故い”って漢字の意味から考えると、つまりは嫌味ってことですよね。
世間のことに精通したずる賢さのある人に対して、「世渡り上手ね」という嫌味としてせこいと言った。
それが今、細かくてケチケチした人を「せこい」と表現するのが定着していったのでしょうね。
でもなぜ、世渡り上手がせこいと言われてしまうのか。
節約上手や倹約家ではなく、せこい人になってしまうのは…?
1. どうしてせこい性格になるの?
せこい人はどうしてせこい性格になるのか?
せこいのケチとかみみっちいって意味から推測すれば、やっぱり育った環境やこれまでの経験が大きく関係しているのかなって思いますよね。
因みに筆者の父は、外面がいいので外でまでせこい部分は発揮しませんが、基本的にはせこい性格を持った人です。
お金に対する執着みたいなものは、人一倍持っています。
そうなった背景には、やっぱり育った環境があるんです。
筆者の父は8人兄弟。
しかも父は末っ子です。
決して裕福な家庭ではなかったし、時代から考えてもお金には苦労したようです。
長男は大学まで行っているけど、父は高校に行かせてもらえるかどうかもギリギリのところだったというし、父親(筆者の祖父)は早くに亡くなっているので、母親が女手一つ8人を育てたわけです。
家に赤紙(差し押さえ)が張られたこともあったそうで、その時の苦しみが今でも忘れられないと言います。
こういったお金に苦労した経験なんかがあると、どうしたってケチケチと細かいことに拘りたくなるだろうし、良い人でいるなんてバカバカしいとも思ってしまうでしょうね。
屈辱を晴らそうと、ズル賢く世渡りしていく能力を身につけていきたくもなるでしょう。