2. せこい人は友人を失う
せこい人が苦労の末にせこい人になったと考えれば同情もしますが…
とはいえ、せこい人とは一線を置きたくなるのが、周囲の人の感情と言うものです。
やっぱり人付き合いをする上では、あまりにせこい人は嫌煙されがち。
筆者の父が外ではせこい一面を出さないようにしていたのは、人付き合いのあり方を分かっていたからなんだと思います。
人付き合いをする上では、せこい性格はむしろ損。
上手く人付き合いをしていくことのほうが、人生において得であると…親に教わったのか、自分で気づいたのかは知りませんが、分かっていたのでしょうね。
せこいというのは、自分のためにはなるかもしれません。
でも、自分のためになることばかりを考えていると、それに比例するように友人を失っていくことにもなるんですよね。
友人がいること、人との良好な関係を築くことは、時にお金以上の価値があるものです。
せこい人はそこに気付けないと、お金で得をする以上に、人生においての甚大な損失を生み出すことにもなるのだと思います。
人に対してお金を使うことがない
せこい事は、友人関係にまで影響を及ぼします。
自分の生活の中で勝手にせこい行動を取っているのであれば、それはそれで問題はないものの、その影響を周りの人にまで与えてしまえば自然と周りから人がいなくなってしまう恐れもあります。
そのせいで、嫌われてしまう事もあるのです。
一度「せこい人」というイメージが付くとそこから抜け出す事ができなくなってしまいます。
何をするにも「せこい人」と思われているからこそ、友人を失う事になってしまう場合もあるでしょう。
だからこそ、そうならないようにする為にも自分の性格を見つめなおす必要があるのです。
人に対してお金を使う事が嫌だと感じるのも個人の自由です。
ただし、その行動によって人間関係に影響を及ぼしてしまう可能性がある事を忘れてはいけません。
もしそれが嫌なのであれば、多少自分を曲げる努力をする事も必要なのではないでしょうか。
自分のことにしかお金を使わない
自分のお金は自分のお金。
確かにその考えに間違いはありません。
だからこそ、それを実行したとしても周りの人はそうそう責める事は出来ないでしょう。
ですが、そうは言っても人との付き合いもあります。
自分ではどうする事も出来ないような事も、他の人がサポートしてくれる事によって乗り越える事が出来るようになる場合もあります。
だからこそ、周りの人と良好な関係を維持しておく事も重要です。
自分のしかお金を使わない場合、周りの人はそれに気が付いて居るはずです。
自分では自然にしているつもりになっている行動も、周りから見れば迷惑な行動になってしまっている場合もあります。
だからこそ、そうならないようにする為にも常識は自分の中できちんと持っておく事が重要です。
全ての行動を他人に合わせる必要はありません。
自分がしたくない事があるのであれば、それをわざわざ合わせる必要は無いのでしょう。
けれど、その一方で自分の行動がどこか間違っているという事はきちんと認識しておかなければならないのではないでしょうか。
周りの人を利用するだけで自分から与えない
ただの倹約家の人なのであれば周りの人からそれほど嫌がられる事も無いのでしょう。
問題なのは、誰かに無いかして貰っているのにも関わらず自分がなにもしない事です。
つまりは、自分だけが良い思いをしてしまっているのです。
他の人から見てもそれは明らかなのでしょう。