突然ですが、皆様は自分が「できる」人間だという自覚はありますか?

それとも、自分は人に比べて「できない」人間だと思っていますか?

これは、はっきりと声に出して答えを言えと言われると、少し困るかもしれません。

冷静な自己評価をできる人なら、ある程度は答えが分かっているかもしれませんね。

しかし、この評価が冷静で客観視できているものなのかどうかは分かりません。

ですが、できた人間であるのなら、できない人間にイライラすることはありますよね。

逆に、できる人間であるのなら、人の邪魔にならないように気を付けるでしょう。

これは、組織の中で生きていく上ではとても大切なことです。

ところが、これを心得ていない人がいますよね。

できるのにできないと思っていたり、やる気がない人はたくさんいます。

自分はでいないとが分かっておらずに、余計なことをしてしまう人もいますよね。

それでは、組織の中でもっとも役に立たないのはどのような人間なのでしょうか?

ここでは、『無能な働き者』と呼ばれる人間について見てみることにしましょう。

知らずのうちにそうなってしまっていないか、一度自分のことを考えて見なければいけませんね。

無能な働き者って?

無能な働き者、というのは、人間の中では最も使えない人間と言われているようです。

この言葉はご存知ですか?

無能な働き者はインターネットの中ではよく使われている言葉のようです。

実際にある種の人間をうまく表現しているように思えますよね。

ここではまず、この無能な働き者という言葉について見てみることにしましょう。

無能な働き者という言葉以外にも、人間を色々分類することができます。

様々な分類があることを覚えておいても良いかもしれませんね。

ゼークトの組織論


無能な働き者という言葉は、ハンス・フォン・ゼークトという人の組織論の中で述べられていたという説があります。

ハンス・フォン・ゼークトはドイツの軍人でした。

そのため、この無能な働き者という言葉自体は、軍隊の中での言葉ということになりますよね。

生まれは1866年で、没年は1936年とありますから、生涯の中では第一次世界大戦を経験しているはずです。

ゼークト自身は参謀などを務めるような「有能な」人間であったようです。

軍の中でもかなり上の地位にいました。

組織を束ねる上で、色々な人間と関わっていたことには違いないでしょう。

実はゼークトの言葉ではなかった?

これまで、無能な働き者という言葉はゼークトの組織論のものであると呼ばれていたようです。

しかし、近年では、これは違うと言われているようですね。

ゼークトの言った組織論ではなく、その副将のクルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトの言葉であるとする説も大きいようです。

クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトは、とても冷たい人間であったようで、彼が発した言葉であるというのが、こちらの説となります。

ゼークトの組織論というのは、実際のところは何根拠もないようですね。

実のところは、この言葉がどの出典であるのかというのは、はっきりしていないのかもしれません。

ただし、その言葉の内容ははっきり残っています。

ここではこの言葉の内容に従って見てみることにしましょう。

4つの人間のタイプ


無能な働き者という言葉が出てくる話の中では、人間は4種類に分類されます。

4種類の人間のタイプは、その有能さ、無能さ、さらには働き物であるか、怠け者であるか、という視点に従って分類されています。

全ての人間をこの4タイプに分けるというのは難しいように思われるかもしれません。

しかし、それぞれ2条件に分けているのだとすれば、結構人間全体を見たときに当てはまるのではないでしょうか。

ここで述べられている4つの人間のタイプをそれぞれ見てみることにしましょう。

有能な怠け者

まず、一つ目としては「有能な怠け者」というタイプです。

有能でとてもできる人間ではあるのですが、やる気がないという人ですね。

これは、組織の中では必ず一人はいるはずです。

他の人からしてみれば、やる気を出すだけで随分と変わるはず。

なのに、やる気を出さないために、もったいないと思われているようなタイプの人です。

ですが、全然やる気を出さなくても有能なのです。

他の人から嫉妬されていると言こともあるかもしれませんね。

こういった有能な怠け者の場合には、自分の能力があるからこそ、怠け者でいられるという側面もあるでしょう。

有能な怠け者に一番合っている役職は、軍の中では「指導者」です。

指導者というのは、有能であればあるほど良いでしょう。

無能な指導者に当たってしまったときの部下の悲惨さを考えると、上に立つ人間は絶対に有能でなければいけないはずなのです。

ですが、一方で、指導者となる人間が「現場の人間」である場合には、指導者のフラストレーションがたまってしまうでしょう。

指導者というのはあまり動かずに、的確な指示を出している方が良いのです。

だからこそ、あまり動かない怠け者であっても、有能であれば、そちらの方が良いということになるのではないでしょうか。

有能な働き者

同じ有能な人間の中でも、勤勉で働き者という人もいますよね。

この「有能な働き者」も必ず組織の中では見かけるはずです。

できる人間なのに、さらに働き者で努力をしています。

元々持っている才能をさらに磨き続けて、他の人がいけないような高みに到達している人です。

こういったタイプの人は、自分の有能さに溺れることがありません。

しっかりと自分の有能さを活かすことができるのが強みですね。

こういったタイプの人の場合には、あっている役職は指導者ではありません。

こういったタイプの人があっているのは「参謀」です。

指導者よりも働かなければいけない地位にあります。

ですが、しっかりと有能な人間が務めていなければ、成り立たない役職だということができますね。

有能な働き者の場合には、その組織のトップよりも、黒幕的な役割をしている方が良いということなのかもしれません。

無能な怠け者

次は、無能なタイプの人間を見てみることにしましょう。

無能なタイプの人間もやはり、働き者と怠け者に分かれています。

「無能な怠け者」というのは、自分の能力がないのに何かをしようという気もない人間のことですね。

どうしようもない人間のように思えます。

でも実は、この無能な怠け者というのは、そう珍しくもありません。

むしろ、このタイプの人間の方が良いのではないでしょうか。

有能と言えるほどに何かできるわけではなく、能力的には全然期待することができない。

しかも、それをカバーするほどの努力をすることもない、ということになりますね。

自分の能力に合っただけの働きしかしないので、役に立つことはありません。

しかし、邪魔になることもないでしょう。

これは組織の中での役職としては「雑兵」ですね。

特に何かの役職に就くこともありません。

ですが、上の指示に従って、指示された分だけ働くことができる人間であれば問題ないという扱いでしょう。

会社の中で言うと、平社員ということになるでしょうか。

「大きな出世をすることはなく、経験を積めばその分だけは成長できる人」という表現が正しいかもしれません。

無能な働き者

最後に、「無能な働き者」と呼ばれるタイプの人です。

無能なタイプの中でも、自分の能力を顧みることなく、色々動いてしまう人ということになりますね。

このタイプの人の場合には、自分の能力がついてきていないのに、何かをしようとしてしまうのです。

もちろん、能力を上げるためにはしっかりと努力をすることは大切です。

その心意気があることは必要ですよね。

ただし、無能なのにあまりにも何かをしようとしていると、それは邪魔臭いだけです。

能力がないのに自分の能力を超えたことをしようとしていると、そこで失敗することは分かっているからです。

無能な働き者の場合には、やる気がある分だけどうしようもないと印象になってしまうのです。

1番無駄な存在”無能な働き者”

無能な働き者と呼ばれる人のことは、一番無駄と言われています。

何もできないのに、何かをしようとするので、その分だけ被害が大きくなってしまうからです。

無能な怠け者の方が、何もしない分だけ被害が出ないというメリットがあります。

しかも、本人としては少しでも良いことをしようとしているわけです。

周りも注意するにできないというのもデメリットですね。

やる気があることが悪いわけではないのです。

ですが、できる限り動かないでいてくれている方がありがたい、というのが周囲の意見でしょう。

一番無駄でどうしようもない、煮ても焼いても食えぬという存在だと言えるのが悲しいですね。

無能な働き者は銃殺刑

無能な働き者に最も合っている役職は何なのでしょうか。

有能な働き者は参謀。

有能な怠け者は指導者、無能な怠け者は雑兵の扱いになりますよね。

同じ文脈の中で無能な働き者に当てられているのは「銃殺刑」です。

つまり、どこの役職にもつかないで、とにかく何もしないでいてほしいという周囲のイライラが表れている表現だと言えるでしょう。

無能な働き者は、そこにいるだけで被害が出てきます。

何もしないでいてくれるのが良いのに、それもできないので、むしろ邪魔臭いのです。

いても使えないし、いない方が良い存在にふさわしい役職は「死」というのは、軍隊らしい表現ですね。

最も、無能な働き者がいる職場の人間の総意としては、やはり「いなくなってくれ」でしょう。

軍隊でも普通の生活の中でも、無能な働き者に適切な役割というのは、変わらないのではないでしょうか。

ハウツー本などで扱われる

無能な働き者という表現は、ハウツー本の中ではよく使われている表現ですね。

例えば、自己啓発本や、部下の使い方や、組織の中での生き方を示している本の中では、無能な働き者という表現をされることがあります。

こうした組織の中での生き方を教えるような本の中では、とても便利な表現ですからね。

それほど一般的な言葉ではないように思えます。

ですが、ハウツー本などを読む方にとっては、比較的慣れた表現なのではないでしょうか。

ネットスラングとしても使われている

無能な働き者という表現は、ネットスラングの中でも良く使われているものですね。

インターネット掲示板などではそれほど珍しい表現とは言えないでしょう。

相手のことを罵るとき、相手に諭すときには無能な働き者という表現をするのです。

軍事オタクの中では有名

インターネットやハウツー本以外でも、無能な働き者という表現は、軍事おたくの中ではかなり有名なのではないでしょうか。

元々、正確な出典は分からないとはいえ、クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトもハンス・フォン・ゼークトも軍事関係の人間でした。

そうしたところから、軍事オタクの中ではそれほど珍しい表現でもなく、よく知られている話です。

最も、言葉を聞いて意味が想像できないものではないです。

ふと口にしてしまっても全然問題はないでしょう。

ただし、無能な働き者という言葉が相手に対する批判であるということが、完全に伝わるかは分かりません。

無能な働き者の18個の特徴

無能な働き者の特徴について見てみることにしましょう。

組織の中ではもっとも使うことができない人間だと言われている人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。

自分は無能な働き者ではないと思いたい方も、実は下を見てみると、自分が無能な働き者であったということが分かってしまうかもしれません。

自分が組織の中で無能な働き者と呼ばれていないのか…。

きちんと確認してみた方が良いかもしれません。

ぜひ、下記のリストを見てチェックしてみてくださいね。

自分ができると思っている

まず、無能な働き者の場合には、そもそも自分ができないということを自覚していない可能性が高いですね。

自分が無能だと分かっている場合には、怖くてヘタに動くことができないでしょう。

ところが、自分ができると思っている無能者の場合には、できると思っているからこそ動くのです。

できると思っているため、自分が働くことが誰かの役に立つということを信じているのです。

このために、なぜ自分が下手に動くなと言われているのかが分かりません。

本当は動けば動くほどに被害が大きくなっていくのに、それを理解することができないのです。

自分の能力を過信しているあまりに、望まれていないことまでしてしまうということですね。

最も、自分がそれほどできるわけではないということを知っていても動いてしまう人もいます。

無能な働き者は、二種類いると考えた方が良いかもしれません。

どちらにしても、自分のことを客観視できていないことは確かでしょう。

ホウレンソウができない

無能な働き者の場合には、ホウレンソウもできません。

ホウレンソウをするような能力もないということにもなります。

そして、自分の能力を過信しているので、大丈夫だと思い込んでいるのが大きいようです。

ホウレンソウをしっかりと行うことができれば、それで被害を食い止めることができるはずです。

しかし、連絡も相談もないので、誰も悲惨なことになっているのに気付かないというのが問題なのです。

なぜホウレンソウをしないのかは分かりません。

もしかしたら、ホウレンソウで事前に相談したら反対されることが分かっているからなのでしょう。

何事も自己判断

無能な働き者は何事も自己判断で進めてしまいます。

もちろん、仕事を始めるときにも相談はありません。

その途中経過が大変なことになっていても、報告することがありません。

また、自分の仕事に関して連絡をすることもありません。

全てが自己判断で勝手に行われているのです。

何かを進めようという意欲だけではあるのですが…。

これでは確かに迷惑だと思われてしまっていても仕方ありませんよね。

常に監視していなければ、無能な働き者は、何をするか分からないというのがとても怖いところです。

何事も自己判断です。

無能な働き者が何かを思いついてしまったときが、周囲が一番怖いと思う瞬間なのではないでしょうか。

無能な働き者を勝手に働かせないようにするためには、常に何か小さい仕事をさせておく必要があります。

ですが、それだけで満足しないのが無能な働き者です。

いつの間にか働き始めていて、気付いたときには大変なことになっているのが無能な働き者の特徴ですね。

間違いを認めない


無能な働き者は間違いを認めないという特徴もあります。

何が間違っているかに気づくこともできません。

自分の間違いを直視することができないのです。

そすなると、間違った原因に気づくこともできません。

そして、「こんなに頑張った自分が責められているのがおかしい」という考えになるのです。

自分の間違いを認めるのではなく、失敗を他の人のせいにするのが無能な働き者の特徴です。

間違いを認めることができれば成長することもできます。

しかし、それをすることもできません。

こうして結局は、最後まで無能なままで終わってしまうのが残念なところですね。

そして、責任転嫁をされた周囲がとても迷惑するでしょう。

失敗やミスを繰り返す

無能な働き者は失敗やミスを繰り返します。

これは、無能なために仕方ないところはあります。

自分の能力がないので、結局、仕事終わらせることができないのです。

そして結果、失敗やミスが多くなってしまうのです。

ですが、割り振られた仕事の中で失敗してしまうのは、割り振った側の責任になるでしょう。

ところが、無能な働き者が失敗するのは、頼まれてもいないような仕事の中でです。

しなくても良い仕事、してほしくないと思っていた仕事に手を出します。

そして勝手に失敗やミスを繰り返すのはかなり迷惑ですね。

周囲の責任ではないところで失敗してしまうのです。

周りもなかなかフォローすることができないでしょう。

受け身な姿勢


無能な働き者は自分の能力を伸ばすことに関しては、かなり受け身な姿勢を取っているでしょう。

受け身で自分の仕事を覚えること、これからのために能力を伸ばすことに関しては自分から動くことをしません。

しなくても良い仕事に対しては積極的に介入しようとするのに、肝心のことに対しては受け身な姿勢を取っています。

そのため、パッと見ただけでは「無能な怠け者」のように思えるかもしれません。

しっかりと積極的にかかわらなければいけないところで受け身の姿勢というのは、完全に力の配分を間違えていますよね。

【受け身になりがちな人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

非効率的に動く

無能な働き者は非効率的にしか働くことができません。

そもそも、効率よく働くことが出できるのは、できる人の特徴ですよね。

しっかりと自分の中で仕事を組み立てて考えることができるのです。

そういう人は、効率の良い仕事の仕方を見つけることができるのです。

ところが、無能な働き者は、無能なために、力技で押す事しかできないのです。

自分の中で仕事の見通しを立てて、どのような順番で仕事をすれば良いのかも分からないのです。

非効率的な働き方をしていると周りは見ていてイライラするものです。

しかし、それに対するアドバイスをすることもできないのが無能な働き者です。

詰めが甘い

無能な働き者は、途中までうまくいっていたとしても、自分の能力を過信しているところがあるので、爪がとても甘いところがあるのではないでしょうか。

「これで大丈夫」と思っていれば、それ以上に何かをチェックすることがなくなってしまうのです。

そのため、最後にしっかりと決めなければいけないところまで、気を配ることができないのです。

仕事というのは、最後までしっかりと詰めなければ完成しなければ終わりとは言えません。

その詰めの甘さこそが無能の証拠のようになっているのではないでしょうか。

空気が読めない

空気が読めないというのも無能な働き者の特徴ですね。

しっかりと空気を読むことができれば、「できれば勝手に動かないでほしい」という空気をきちんと読むことができるでしょう。

それを感じ取っていれば、絶対におかしなことをしないはずなのです。

それなのに、勝手に動いて悲惨なことになるということは、周りの空気を読むことができていないということになります。

また、勝手に動いて空気が悪くなっていることに気づきません。

だからこそ、何度も同じようなことを繰り返すことになるのです。

空気さえ読んでいれば、いつまでも「無能な働き者」の地位にはいないでしょう。

家で仕事をする

家で仕事をするという特徴もあるかもしれませんね。

せめてオフィスで仕事をしていれば、誰かが異変に気付くことができるでしょう。

ですが、家で仕事をしてしまえば、誰もおかしくなっていることに気づくことができません。

無能な働き者はしっかりと監督していなければいけないのです。

しかし、やる気だけではあるので、仕事をしなくてもいい場所でまで仕事をしようとするのです。

無能な怠け者なら、そんなところでまで働こうとはしません。

そこが無能な働き者の厄介なところなのです。

働き者であるがゆえに、やる気のある行動を見せます。

ですが、行動が伴っていないので迷惑さが増すのです。

常に上から目線

無能な働き者は、自分の能力を過信しているので、自分ができないとは思ってもいません。

また、周りの評価や空気を読むこともできないので、高くなった鼻が折られることがありません。

自分はできると思っているのはとても厄介です。

できると思っている人は、自分が高みにあると思い込んでいるのです。

他の人間が自分より低いところにいると思っています。

だからこそ、他の人を見下すような言動をすることがあります。

まさか自分が下にいるとは思っていないところが苦しいですね。

責任転嫁する

無能な働き者が自分の能力をいつまでも過信していられるのは、数々の失敗を責任転嫁しているからです。

失敗していたとしても、それが自分の責任ではないと思っていれば、自信が折られることはありませんよね。

周囲に全く落ち度がなかったとしても、頓珍漢な言い訳をします。

そして、周囲に責任転嫁をできるところを考えるのです。

責任転嫁の能力だけは高いのかもしれませんね。

それでも、何度も失敗を繰り返していれば気づきそうなものです…。

それでも気付かないのは、何度も周りに足を引っ張られている不運な人だと自分のことを思っているからかもしれませんね。

周りの人のことを考えない

無能な働き者は、周りの人のことを考えません。

自分が動くことで何が起こるかは分かっていないので、周りの人を気遣おうとは思えないのです。

ただ、逆に、周りの人のために自分が働いているのだと考えている可能性はありますね。

周りの人のことを少しでも考えているのなら、周りの空気を読むこともできます。

責任転嫁をすることもありません。

どこか自分を中心に人生が動いていると考えるから、いつまでも無能な働き者でいられるのかもしれませんね。

周囲の人の中には上司も同僚も後輩も含まれており、全ての方向に迷惑をかけています。

プライドが高い


無能な働き者はプライドがとても高いのです。

そのため、なかなか自分ができないということを認めることができません。

また、自分が簡単な仕事ばかりを振られていると、それを不満に思うでしょう。

プライドの高さから、自分の能力を見せつけるために、勝手な行動をとってしまうのではないでしょうか。

何もできないのにプライドが高いというのは、扱いもとても面倒くさいものです。

周りが腫れものを扱うように接してくるのも、我慢ならないという人が多いでしょう。

無能なのにプライドが高いということは、自分の能力を過信しているということでもあります。

一度折られなければ自分の無能さに気づくことがありませ。

プライドの高さから、失敗を認めることができないのが駄目なところですね。

自分の失敗を直視することもできないので、失敗から学ぶこともできないのです。

また、失敗を見なければ成長をすることもないのです。

何をしても無能な働き者から抜け出すことができません。

【プライドが高い人については、こちらの記事もチェック!】

先のことを考えない

先のことを考えないのが無能な働き者の特徴の一つです。

先のことを考えずに、つい自分の力だけで何とかなると思って動いてしまうのです。

先のことを少しでも考えていると、自分が何をしてしまうのかということが想像できるでしょう。

ついでに言えば、過去のことを少しでも考え、今しようとしていることを考え、先のことに想いを馳せれば、自分がひどいことをしようとしていることが分かるはずです。

ところが、過去を振り返ることも、今を見ることもしません。

先に起こることも考えないので、被害が大きくなってしまうのです。

特に、先に起こることを予測する能力がないというのが大きいですね。

先に起こることを予測できなければ、いつまでも自分が失敗するだろうということを予想することができないはずです。

反省しない

反省のない奴は全員無能と言って過言ではありません。

反省しないからこそ無能のままでいられるのであり、なんなら自信を持って生きていられるのです。

ちょっとでも反省するような人格なら、自分のミスばかりの生活にゲンナリして、とっくのとうに引きこもっているはずですから。

判断能力がない

ここで一つ、無能な働き者の仕事のやり方を例え話でわかりやすくしてみましょう。

道路に穴が開いてしまい、それを埋めてくれと依頼されたとします。

有能とは言わないまでも、普通の人なら土やセメントを買ってきて埋めるはずです。

その予算も依頼者に尋ねるでしょうね。

ところが、無能な働き者は「はい!わかりました!」と声高に叫んだかと思うと、すぐ隣の土を掘って、先に開いていた穴の中に入れていきます。

それで「終わりました!」と自信満々で報告しに行くのです。

依頼者が「穴の位置がズレただけじゃないか!」と憤慨しても「でも元の穴は埋まりましたよ?」と不思議そうな顔をして、働いた分の金銭をくれと手を差し出します。

たしかに依頼された穴は埋めたわけですが、「穴を埋める=道路を直す」と、普通なら判断できそうなものです。

しかし、無能な働き者は勝手に「穴を素早く埋めること」を最優先にしています。

さらに言えば、自分が新しく開けた穴に水道管があって、スコップで傷つけたために水が噴き出して被害が拡大したとしても、それは無能な働き者の知るところではありません。

依頼された穴は埋まった、ただそれだけの結果しか見ていないからです。

こういった、常人には考えつかない意味不明な判断をして堂々としていられるのが無能な働き者のすごいところ。

そもそも「無能」なんですから、判断能力を期待するだけ無駄な存在です。

行動力がない

行動力はあります。

むしろ、ありすぎるほどあります。

でも、行動しなくて良いところでフルパワーを発揮するだけで、「邪魔だからどけ!」と言われてもどかないし「黙ってろ!」と言われても黙らないので、そういう意味では行動力がありません。

また、自分がやりたいと思ったころ、できると思ったことにしか動かないというのも特徴です。

仕事で新しいツールを導入することになったとしても、無能な働き者だけ旧式のツールで作業を続行しようとします。

先読みできない

この項目は無能な働き者に限った話ではありません。

むしろ、先読みができる人の方が稀でしょう。

ただ、無能な働き者の場合、一般に言うところの「先読み」レベルの話ではないのです。

一般的な感覚としての先読みを例えるなら「ここでこの会社に恩を売っておけば、次の受注も取り付けられるかもしれないぞ」といったもの。

しかし、無能な働き者は、他人に「バーカ!」と言ったら嫌われる、というのが分からない、というレベルにいます。

ちょっと極端な例えではありましたが、ビジネスマンにとっては本当にこれくらいのレベルで色々やらかしてくるのだから困ったものです。

無能な働き者にならないためにやるべきこと

ここで残念なお知らせがあります。

今まで読んできて「よかった、自分は無能な働き者ではなさそうだ」と思った方、おそらく無能な働き者予備軍です。

というのも、年をとればとるほど、誰しもが一歩間違えるだけで無能な働き者に転落するから。

自分より年上でそういう人は絶対近くにいますよ。

新しい技術や方法を学ばないで古いやり方を押し通そうとする上司とか、「酒の席に呼ばれたら喜んでついてくるのが後輩だろう」と怒鳴る先輩とか…。

「最近の若者は」「昔はよかった」と言っている人たちも、みんな世の中の進化についていけない、頑張りどころを間違えている無能な働き者たちです。

自分はそうならないように気を付けましょう。

ホウレンソウを徹底する


報告・連絡・相談のホウレンソウは社会人の常識です。

無能な働き者が上司だとホウレンソウをしたくなくなる気持ちもわかりますが、自分を守るために必要なことだと覚えておきましょう。

どんなに無駄だと思えても、とりあえずホウレンソウだけしておけば、上司には監督責任があるため、自分だけが責任を追及されるのを免れることができます。

それを「バカに相談しても無駄だぜ」と思って勝手にやってしまったが最後、「勝手にやったんだから、自分でケツを拭け」と言われてしまいますよ。

コミュニケーションをとる

プライベートなことまで開示して楽しくお話ししなさい、ということではありません。

コミュニケーションは挨拶に始まり、今手をつけている仕事に直接の関係がなくても「この前の件ってどうなったんですか?」といった立ち話程度の会話で十分です。

日々コミュニケーションをとることは、相手に対して「この人は話を聞いてくれる」「理解力がある」「会話しやすい」という印象を植え付けるために欠かせません。

こういった積み重ねがあれば、自然に人と情報が集まってくるため、仕事をスムーズに進められます。

謙虚な姿勢を意識する

年齢に関係なく仕事ができる人はできるので、若い内から頭角をあらわすことは少なくありません。

年上たちにやっかまれながらも成果をあげていき、立場もそれなりに上がっていくでしょう。

しかし、誰よりも早いスピードで出世してしまった人ほど、知識には欠ける部分があり、他社のお偉いさんと話している中で自分の無知を思い知る場面が出てきます。

それを学ぼうとする姿勢があれば良いのですが、知らないと言うのが恥だと思うと、無知隠すテクニックだけが磨かれて、足場が不安定なまま責任ある立場についてしまいます。

これが無知で無能な上司の姿です。

自分にはまだまだ知らないことがある、教えてください、という謙虚な姿勢を意識して、吸収力を落とさないようにしましょう。

できる人の行動を盗む

謙虚な姿勢を意識することとも関連していますが、どんなに自分が仕事のできる人間でも、さらに尊敬できる人を探すことをおすすめします。

社内にはいなかったとしても、他社の有能な人と出会うチャンスを作って話を聞いてみれば良いのです。

そうすると、今まで自分の中にはなかった考え方や価値観を取り入れることができ、その人が「できる」理由がわかってきます。

その上で行動を盗ませてもらえば、進歩を止めることなく有能な人間であり続けることができるでしょう。

自己判断で行動しない

頭の回転がすこぶる速い人は、凡人が結論に達するまでに1時間かかるところを、5分もあれば導き出してしまいます。

会議が長すぎる、無駄が多いと思う人の傾向です。

こういった人は常にストレスを抱えています。

なぜなら、たった5分で出るような結論を、1時間もこねくり回さなければ導き出せない連中に伝えたところで「なんでそうなるのか分からない」と言われてしまうからです。

それを丁寧に説明するよりも、自分の中にある結論に基づいてサッサと実行した方が早いと考えてしまうのも頷けます。

しかし、その結論が常に正しいとはいえないことを覚えておかなければなりません。

一人でやりきれる仕事の範疇なら何とかなりますが、多くの仕事は他者の協力を得なければ完遂不可能です。

必要なときだけ「手を貸せ」というのも横暴というもの。

関連する人々には、なぜその結論に至るのかを丁寧に、ゆっくりと説明して同意を得ましょう。

もしかしたら、違う情報を持っている人が「ここは改良の余地があると思います」と提案をしてくれるかもしれません。

事前情報だけではわからなかったリスクが発覚することだってあります。

何事においても、土台はできる限り固めた上で積み上げることを意識しましょう。

失敗を反省して次に活かす

誰だって失敗はします。

どんなに仕事ができる人も、細かい失敗はたくさんしていて、それをなんとかしているから大きな成功を掴んでいるに過ぎません。

仕事ができる人は、細かな失敗に目を瞑るのではなく、しっかり反省して「次はこうしよう」と対策を立て続けています。

終わりよければ全て良しで満足しているようでは、その失敗が次の機会には大失敗につながるリスクを無視することと同じです。

会社の評価は結果論ですが、自己評価までそうする必要はありません。

たまたま上手くいった、失敗した、という結果論で終わらせず、過程を振り返ってさらなる改善の余地はないか、仕事が落ち着いたタイミングで分析しましょう。

積極的な姿勢を持つ

謙虚な姿勢と積極的な姿勢は両立可能です。

何歳になってもまだまだ若輩者である、学びたいという気持ちだけは謙虚に、行動は積極的にすればOK。

これが真逆になると無能な働き者が誕生します。

謙虚さは微塵もないので人から学ぶことはせず、分からないくせに仕事に手を出す積極性だけはある、という状態です。

これじゃあ嫌われたって仕方ありませんよね。

また、今は直接関係なくても、これから先、協力を仰ぐことになりそうな人と、積極的にコミュニケーションをとっていくのはおすすめです。

いつか自分にとって大きな力となるでしょう。

仕事の効率とスピードを意識

とりあえず、意識するだけで構いません。

今まで意識していなかったことを、やろうと思って突然できるはずもないですからね。

持っているタスクの数と質を考えて、何を優先すべきか理由とともに考えてみたり、誰に協力を依頼するとより早くできるか検討してみましょう。

そのとき、できればチームなど関係者全体の動きも考えることをおすすめします。

自分の仕事を早く終わらせるだけなら優先度はどうでもいい節もありますが、たとえば自分が上流工程の仕事をしていて、下流工程を別の人が行う際に時間がかかるなら、優先度は上流工程のタスクが一番になるはずです。

具体的な例としては、企画と実行が挙げられます。

企画が立ちあがらなければ実行に移ることはできません。

また、企画というのは実行者に話が通ったとき、時間や予算、人員の兼ね合いで変更せざるを得ないことも多々あります。

このような、他者を巻き込んで調整しなければならないものほど、早く終わらせましょう。

コツとしては、最後の詰めまでは行っていない6割7割程度完成の状態で、一旦共有することをおすすめします。

その時点で話を通しておけば、関係者も心の準備をすることができますし、自分では気づいていなかったリスクを指摘されたり、改善提案を受けることもできて、完成度が高くなりますよ。

向上心を持って勉強する

勉強は何歳になったって遅いということはありません。

一見すると仕事の役には立たないようなことだって、知っているだけで初対面の人との話題づくりに役立ったり、改善を模索するためのヒントになったりします。

勉強をすること自体が脳を活性化させる意味もありますから、向上心をもって取り組みましょう。

また、その姿勢が周囲に与える印象も、仕事をスムーズに進めるための要素になっていきます。

自分の中での目標づくり

目的と目標は分けて考えましょう。

目的は、最終的に達成すべきことであり、目標はそこに至るまでの細かなステップという位置づけです。

会社の目的は、どんな業種だって「利益を上げること」にほかなりません。

それを達成するためのステップとして「顧客獲得」「コストカット」「資産運用」などがあり、そのステップに到達するまでに「顧客満足度の向上」「仕入れ先の見直し」「マーケティング」などがあります。

これを個人レベルに落としこめば、当座の目標は立ってくるはずです。

全体を俯瞰で見る目と、当座の問題に向き合う目の両方を備えることを心がけましょう。

上司や先輩にアドバイスを貰う


信頼や尊敬ができる上司や先輩がいるだけでも恵まれていると感謝しましょう。

そういった人たちは、おそらく仕事ができる人です。

できる人にはできる人だけが持つ目、考え方があります。

しかし、それは持って生まれた特性ではなく、経験や日々の思考レベルの違いによるものです。

その人たちと全く同じ経験をすることは不可能でも、アドバイスを貰うことで疑似体験して自分の中に取り入れることはできます。

もし思い当たる上司や先輩がいなければ、本を読んだり、その道のプロのセミナーに参加してみましょう。

何かしらの知恵を得ることができますよ。

思い切って仕事を変えるのも手

無能な働き者呼ばわりされている人の中には、単に仕事が合っていない人もいます。

「この会社で上手くやれないなら、どこに行っても同じだ」なんてことは絶対にありません。

場が変わるだけで大活躍した偉人はたくさんいます。

その可能性を、たかだか数人の言葉に惑わされて潰さないようにしましょう。

自分が輝ける場所へ転職を考える

たとえば、発想力・企画力・リーダーシップに長けているけれども、ケアレスミスが多い人がいたとします。

こういった人が経理をやるのはどうでしょうか。

おそらく、ケアレスミスという弱点だけが目立ってしまうはずです。

しかし、転職し、最初こそ給料は下がるけれども、企画者として修業を積んだとしたら、長い目で見た時は成功する可能性はかなり高いといえます。

日本の学校教育は、得意を伸ばすよりも苦手を潰すことに注力しがちですが、仕事においては得意を伸ばした方が儲かりますよ。

自分やスキルや強みを分析する


さて、転職しようと思っても、単に今の職場から逃避したいことだけを動機にすると、また自分に合っていない職場に就職する恐れがあります。

そうならないために、とりあえず今の職場で給料をもらいながら、転職するための準備を進めましょう。

自分のスキルや強みで伸ばせそうなもの、興味があって挑戦したいと思っていることを洗い出し、それを基準に転職先を探してみてはどうでしょうか。

転職アドバイザーに相談する

さんざっぱら「無能」と呼ばれ続けた人は、自己評価が著しく低下しているかもしれません。

自分のスキルや強みなんてちっともない、八方塞がりだ、と思っている人は転職アドバイザーに相談してみてください。

転職アドバイザーは他者の良いところを探し出すプロです。

洗いざらい告白すれば、自分でも気づいていなかった強みを発見してくれるはず。

とはいえ、相性の良し悪しもあるので、1人のアドバイザーに否定されたからといって諦めず、別のアドバイザーに相談してみましょう。

無能な働き者にならないように気をつけよう

いかがでしたか?

人間を4種類に分けてその分類を見るというのは、間違っていないように思えるのではないでしょうか。

その中でも、無能な働き者というのが一番使えない人間というのは、周りを見ていて理解ができるという人も少なくないでしょう。

無能な働き者は無駄に色々動いている分だけ、とても被害が大きいのです。

中には自分の部下にそういったタイプが見られることもあるかもしれません。

もしくは自分の上司が無能な働き者であるという可能性もありますよね。

自分の上司が無能な働き者であった場合には最悪です…。

どちらにしても、無能な働き者が役に立たない人間であるというのは間違いありません。

この無能な働き者は、誰からも歓迎されません。

自分がその立場になるのは絶対に嫌ですよね。

ところが、この無能な働き者というのは、自分では自覚がない可能性がとても高いものです。

誰も、自分が無能な働き者であるとは思いたくないですよね。

そして、自分の能力を埋めるためには、努力をしなければいけないと思っている方も多いでしょう。

姿勢だけは素晴らしいために、自分で無能な働き者になっていることを自覚するのはとても難しいのです。

もちろん、きちんと使える人間になるためには努力する必要はあります。

ですが、自分に能力がないことを自覚しているのなら、邪魔にならないように気を付けておく必要があるでしょう。

少なくとも、無能な働き者にならないように、頑張るのは他の人の迷惑にならないようなところでする必要があるのです。

自分の能力などをきちんと冷静に見るようにすることが大切です。

無能な働き者は、銃殺刑という言葉までもあります。

それにはならないように頑張ってくださいね。