例えば、自己啓発本や、部下の使い方や、組織の中での生き方を示している本の中では、無能な働き者という表現をされることがあります。
こうした組織の中での生き方を教えるような本の中では、とても便利な表現ですからね。
それほど一般的な言葉ではないように思えます。
ですが、ハウツー本などを読む方にとっては、比較的慣れた表現なのではないでしょうか。
ネットスラングとしても使われている
無能な働き者という表現は、ネットスラングの中でも良く使われているものですね。
インターネット掲示板などではそれほど珍しい表現とは言えないでしょう。
相手のことを罵るとき、相手に諭すときには無能な働き者という表現をするのです。
軍事オタクの中では有名
インターネットやハウツー本以外でも、無能な働き者という表現は、軍事おたくの中ではかなり有名なのではないでしょうか。
元々、正確な出典は分からないとはいえ、クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトもハンス・フォン・ゼークトも軍事関係の人間でした。
そうしたところから、軍事オタクの中ではそれほど珍しい表現でもなく、よく知られている話です。
最も、言葉を聞いて意味が想像できないものではないです。
ふと口にしてしまっても全然問題はないでしょう。
ただし、無能な働き者という言葉が相手に対する批判であるということが、完全に伝わるかは分かりません。
無能な働き者の18個の特徴
無能な働き者の特徴について見てみることにしましょう。
組織の中ではもっとも使うことができない人間だと言われている人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。
自分は無能な働き者ではないと思いたい方も、実は下を見てみると、自分が無能な働き者であったということが分かってしまうかもしれません。
自分が組織の中で無能な働き者と呼ばれていないのか…。
きちんと確認してみた方が良いかもしれません。
ぜひ、下記のリストを見てチェックしてみてくださいね。
自分ができると思っている
まず、無能な働き者の場合には、そもそも自分ができないということを自覚していない可能性が高いですね。
自分が無能だと分かっている場合には、怖くてヘタに動くことができないでしょう。
ところが、自分ができると思っている無能者の場合には、できると思っているからこそ動くのです。
できると思っているため、自分が働くことが誰かの役に立つということを信じているのです。
このために、なぜ自分が下手に動くなと言われているのかが分かりません。
本当は動けば動くほどに被害が大きくなっていくのに、それを理解することができないのです。
自分の能力を過信しているあまりに、望まれていないことまでしてしまうということですね。
最も、自分がそれほどできるわけではないということを知っていても動いてしまう人もいます。
無能な働き者は、二種類いると考えた方が良いかもしれません。
どちらにしても、自分のことを客観視できていないことは確かでしょう。
ホウレンソウができない
無能な働き者の場合には、ホウレンソウもできません。
ホウレンソウをするような能力もないということにもなります。
そして、自分の能力を過信しているので、大丈夫だと思い込んでいるのが大きいようです。
ホウレンソウをしっかりと行うことができれば、それで被害を食い止めることができるはずです。
しかし、連絡も相談もないので、誰も悲惨なことになっているのに気付かないというのが問題なのです。
なぜホウレンソウをしないのかは分かりません。