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無能な働き者の18個の特徴(続き2)

4つの人間のタイプ


無能な働き者という言葉が出てくる話の中では、人間は4種類に分類されます。

4種類の人間のタイプは、その有能さ、無能さ、さらには働き物であるか、怠け者であるか、という視点に従って分類されています。

全ての人間をこの4タイプに分けるというのは難しいように思われるかもしれません。

しかし、それぞれ2条件に分けているのだとすれば、結構人間全体を見たときに当てはまるのではないでしょうか。

ここで述べられている4つの人間のタイプをそれぞれ見てみることにしましょう。

有能な怠け者

まず、一つ目としては「有能な怠け者」というタイプです。

有能でとてもできる人間ではあるのですが、やる気がないという人ですね。

これは、組織の中では必ず一人はいるはずです。

他の人からしてみれば、やる気を出すだけで随分と変わるはず。

なのに、やる気を出さないために、もったいないと思われているようなタイプの人です。

ですが、全然やる気を出さなくても有能なのです。

他の人から嫉妬されていると言こともあるかもしれませんね。

こういった有能な怠け者の場合には、自分の能力があるからこそ、怠け者でいられるという側面もあるでしょう。

有能な怠け者に一番合っている役職は、軍の中では「指導者」です。

指導者というのは、有能であればあるほど良いでしょう。

無能な指導者に当たってしまったときの部下の悲惨さを考えると、上に立つ人間は絶対に有能でなければいけないはずなのです。

ですが、一方で、指導者となる人間が「現場の人間」である場合には、指導者のフラストレーションがたまってしまうでしょう。

指導者というのはあまり動かずに、的確な指示を出している方が良いのです。

だからこそ、あまり動かない怠け者であっても、有能であれば、そちらの方が良いということになるのではないでしょうか。

有能な働き者

同じ有能な人間の中でも、勤勉で働き者という人もいますよね。

この「有能な働き者」も必ず組織の中では見かけるはずです。

できる人間なのに、さらに働き者で努力をしています。

元々持っている才能をさらに磨き続けて、他の人がいけないような高みに到達している人です。

こういったタイプの人は、自分の有能さに溺れることがありません。

しっかりと自分の有能さを活かすことができるのが強みですね。

こういったタイプの人の場合には、あっている役職は指導者ではありません。

こういったタイプの人があっているのは「参謀」です。

指導者よりも働かなければいけない地位にあります。

ですが、しっかりと有能な人間が務めていなければ、成り立たない役職だということができますね。

有能な働き者の場合には、その組織のトップよりも、黒幕的な役割をしている方が良いということなのかもしれません。

無能な怠け者

次は、無能なタイプの人間を見てみることにしましょう。

無能なタイプの人間もやはり、働き者と怠け者に分かれています。

「無能な怠け者」というのは、自分の能力がないのに何かをしようという気もない人間のことですね。

どうしようもない人間のように思えます。

でも実は、この無能な怠け者というのは、そう珍しくもありません。

むしろ、このタイプの人間の方が良いのではないでしょうか。