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無能な働き者の18個の特徴(続き10)

何事においても、土台はできる限り固めた上で積み上げることを意識しましょう。

失敗を反省して次に活かす

誰だって失敗はします。

どんなに仕事ができる人も、細かい失敗はたくさんしていて、それをなんとかしているから大きな成功を掴んでいるに過ぎません。

仕事ができる人は、細かな失敗に目を瞑るのではなく、しっかり反省して「次はこうしよう」と対策を立て続けています。

終わりよければ全て良しで満足しているようでは、その失敗が次の機会には大失敗につながるリスクを無視することと同じです。

会社の評価は結果論ですが、自己評価までそうする必要はありません。

たまたま上手くいった、失敗した、という結果論で終わらせず、過程を振り返ってさらなる改善の余地はないか、仕事が落ち着いたタイミングで分析しましょう。

積極的な姿勢を持つ

謙虚な姿勢と積極的な姿勢は両立可能です。

何歳になってもまだまだ若輩者である、学びたいという気持ちだけは謙虚に、行動は積極的にすればOK。

これが真逆になると無能な働き者が誕生します。

謙虚さは微塵もないので人から学ぶことはせず、分からないくせに仕事に手を出す積極性だけはある、という状態です。

これじゃあ嫌われたって仕方ありませんよね。

また、今は直接関係なくても、これから先、協力を仰ぐことになりそうな人と、積極的にコミュニケーションをとっていくのはおすすめです。

いつか自分にとって大きな力となるでしょう。

仕事の効率とスピードを意識

とりあえず、意識するだけで構いません。

今まで意識していなかったことを、やろうと思って突然できるはずもないですからね。

持っているタスクの数と質を考えて、何を優先すべきか理由とともに考えてみたり、誰に協力を依頼するとより早くできるか検討してみましょう。

そのとき、できればチームなど関係者全体の動きも考えることをおすすめします。

自分の仕事を早く終わらせるだけなら優先度はどうでもいい節もありますが、たとえば自分が上流工程の仕事をしていて、下流工程を別の人が行う際に時間がかかるなら、優先度は上流工程のタスクが一番になるはずです。

具体的な例としては、企画と実行が挙げられます。

企画が立ちあがらなければ実行に移ることはできません。

また、企画というのは実行者に話が通ったとき、時間や予算、人員の兼ね合いで変更せざるを得ないことも多々あります。

このような、他者を巻き込んで調整しなければならないものほど、早く終わらせましょう。

コツとしては、最後の詰めまでは行っていない6割7割程度完成の状態で、一旦共有することをおすすめします。

その時点で話を通しておけば、関係者も心の準備をすることができますし、自分では気づいていなかったリスクを指摘されたり、改善提案を受けることもできて、完成度が高くなりますよ。

向上心を持って勉強する

勉強は何歳になったって遅いということはありません。

一見すると仕事の役には立たないようなことだって、知っているだけで初対面の人との話題づくりに役立ったり、改善を模索するためのヒントになったりします。

勉強をすること自体が脳を活性化させる意味もありますから、向上心をもって取り組みましょう。

また、その姿勢が周囲に与える印象も、仕事をスムーズに進めるための要素になっていきます。

自分の中での目標づくり

目的と目標は分けて考えましょう。

目的は、最終的に達成すべきことであり、目標はそこに至るまでの細かなステップという位置づけです。

会社の目的は、どんな業種だって「利益を上げること」にほかなりません。

それを達成するためのステップとして「顧客獲得」「コストカット」「資産運用」などがあり、そのステップに到達するまでに「顧客満足度の向上」「仕入れ先の見直し」「マーケティング」などがあります。

これを個人レベルに落としこめば、当座の目標は立ってくるはずです。

全体を俯瞰で見る目と、当座の問題に向き合う目の両方を備えることを心がけましょう。