意外と相手の良い部分が見えてくると、その人への嫌悪感が軽減されるものです。
こちら側の印象や態度が変わると、相手の態度が変わることもあります。
良好な人間関係が気づければ職場が苦痛ではなくなり、仕事辞めたい病に打ち勝てる可能性が高まります。
ただし、明らかな悪意を持たれている場合は、先に述べたように、異動願を出すことや、次に述べるように転職をすることも解決策のひとつです。
12.転職をする
明らかに外的要因が原因で仕事辞めたい病になっているときや、自分にはどうしても今の仕事が向いていないと感じる場合には転職もおすすめです。
実際に転職をして天職に出合うことが出来た人は、収入を数倍にして充実感も味わっている人もいます。
昔からやりたかったこと、夢を実現するために転職をすれば、仕事辞めたい病は完治し、喜んで仕事が出来るようになるでしょう。
転職の際には転職するメリット、デメリットをしっかりと分析してから転職しましょう。
デメリットも考慮することでより安全に転職が可能になります。
13.自分の中での優先順位を決める
仕事辞めたい病に打ち勝つため、自分の中での優先順位をしっかりと決めましょう。
仕事辞めたい病にかかっている人の中には、優先順位が決められずに頭の中でごちゃごちゃと情報が混ざり、混乱しているケースがあります。
優先順位を決め、その順位ごとに行動すれば、頭の中も整理されているので混乱が軽減されストレスも軽くなります。
その状態で仕事を続ければ、仕事辞めたい病に打ち勝てるようになるでしょう。
14.人の価値観を認める
仕事では特殊な職種でない限り、他者との関わりがあります。
そうすると否応なしに、人の価値観と自分の価値観が混在することになります。
そんな中で、相手の価値観を認められないと、孤立したり仕事が苦痛に感じられる状況が発生してしまいます。
そして仕事辞めたい病になってしまうのです。
これに打ち勝つには、自分の価値観を押し付けずに、他人の価値観を認めることが有効です。
お互いに相手の価値観を認めることで、お互いを認められるようになるので、職場の雰囲気が改善します。
そうすれば、仕事辞めたい病も自然と治っていくでしょう・
15.逃げればいいということを認識する
責任感が強く、真面目な人はどんなことにも逃げ出しません。
それは凄いことですが、度を過ぎるとプレッシャーに耐え切れなくなり、仕事辞めたい病にかかってしまいます。
これは、心がこれ以上の重圧に耐えられないと判断して、強制的に休ませようとしているのです。
この心の反応を無視していると、うつ病など深刻な状態になってしまう可能性が高まるので注意が必要です。
それを防ぎ改善するには、時には逃げてもいいということを自分に言い聞かせることが効果的です。
自分で自分を追い込まずに、自分に優しくなりましょう。
仕事辞めたい病、本当の病気かもしれません
さて、ここまで“仕事辞めたい病に打ち勝つ10個のこと”をご紹介してきました。
仕事を辞めたい状況も理由も、人によってさまざまです。
ですので、自分に合った方法を見つけることが、何よりも大切です。
それにはもちろん、自分の状況や気持ちをちゃんと把握することが必要になってきます。
冷静な判断が出来ないときには、誰かに相談したり、ご紹介した方法で出来そうなものをとりあえず試すなどして、気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
迷いがあるなら、辞めないこと。
これだけは、筆者として強く言っておきたいことです。
ただ「仕事を辞めたい」と思うのは、自分からのサインであることに違いありません。
仕事が合わないのか、キャパオーバーなのか、心が限界なのか…何かしらのサインが発せられているんです。