結婚前の2人が同じ部屋で共同生活を営むことを同棲と言います。
自由恋愛が当たり前で、一緒に暮らすことへの敷居が低くなっている今では、多くのカップルが結婚前に一度一緒に暮らしてみるという選択をしています。
しかし、そんなカップルの中には、同棲しても結婚まで行きつかず別れてしまう人たちも多くいます。
せっかく仲良く付き合って同棲まで至ったのに、なぜ別れてしまうのでしょう。
自分が同棲までたどり着いたら別れるなんて絶対に嫌!
そう思っている人のために、カップルが同棲で別れてしまう原因や、その対処法などをご紹介します。
せっかくの同棲、でも別れることに・・・?
愛し合った2人だからこそ、一緒にいたいと心から思い、はじまった同棲。
しかし、同棲した結果、結婚まで仲睦ましく過ごすことができるカップルもいれば、別れてしまうという悲しいエンディングを迎えるカップルも多くいるのです。
同棲というものは、元々他人同士だった2人が同じ時間と空間を共有し、共同生活を営むということ。
週に何回か会ったり、家に泊まったりしている時は、相手のいいところしか見えなかったり、自身も多少無理をして相手の気にいるように取り繕っている部分があるかと思います。
お互いの良いところだけ見て、相性抜群だから一緒にいても絶対に上手くいく!と思っていても同棲をはじめて、一緒に暮らすとなる話は別問題。
四六時中一緒にいることで、思いがけない不満やすれ違いが生まれることもあります。
そんな、同棲をして初めて見えてくるお互いの欠点が、別れへの道を作ってしまうこともあるんです。
同棲別れの理由
1.どちらかの無駄遣い
「金の切れ目が縁の切れ目」そんな言葉があるくらい、経済的な感覚の違いというものは根が深い問題です。
同棲をするというと、多くの人がその後の結婚というゴールも意識するでしょう。
そんな、自分の一生が関わってくる問題で気になるのは、やはり相手の金銭感覚。
相手が想像よりも「お金を無駄遣いする人だった」ということに気づいた時の金銭感覚への不安は、将来の不安に直結し、結果別れてしまうカップルも多いんです。
ただ普通に付き合っている頃は、相手のお財布の中をチェックするなんてことはありませんよね。
しかし、同棲することで相手がいつお金を使っていて、どのくらい稼いでいるのかなどが鮮明に目に入ってしまうため、相手の無駄遣いが余計に気になってしまうのです。
金銭感覚の違いが悲劇を生む
このように、金銭感覚の違いというものは、時に取り返しのつかない結末を呼んでしまう場合があります。
例えば、欲しいものがあった時にはお金を貯めて一括で現金払いをするタイプと、とりあえずクレジットカードなどで分割払いにして、ゆっくりと支払っていくタイプの人がいるでしょう。
現金払い派の人は、先立つものもないのにカード払いをする相手に対してお金にだらしがないという印象を持つかもしれません。
本来ならば、支払い管理は人それぞれなので、他人が口をはさむことではないのですが、カップルだとそういうわけにはいきません。
心配や不安のあまり、つい余計に注意しすぎてしまって、相手にうんざりされてしまうことも。
そして、自分とは違うお金の使い方をする相手に一抹の不安を抱くことになるでしょう。
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2.休日の過ごし方
人にはそれぞれ、確立されたライフスタイルというものが存在します。
このライフスタイルのずれが如実に表れるのが、同棲後、同じ休日を過ごしている時です。
普段は一緒に暮らしているとはいっても、お互い仕事をしていたり、予定があるわけですか24時間一緒にいられるわけではありません。
しかし、2人とも土日休みの職場などに努めていると、休日は全く一緒。
朝から晩まで2人で過ごすことになります。
同棲当初は一緒にいられて幸せ、という気分だけで過ごせるものだとは思います。
しかし、慣れてくると休日の過ごし方で喧嘩になってしまう場合も多く、注意しなければなりません。
「休みぐらい寝かせてよ!」
例えば彼氏がインドア派、彼女がアウトドア派だった場合。
彼女は、せっかく休みが一緒なのだから外に出かけたいと思いますよね。
しかし、彼氏側にとって休日というものは、平日に溜め込んだ疲れをゆっくりと癒す日という認識だとしたら…?
あまりしつこく遊びに誘ってしまうと、「休みの日くらいゆっくりさせてくれ!」と怒ってしまうかもしれません。
かといって、毎回休みを相手に合わせてしまうと、自分がしたいことが全くできず、ストレスが溜まってしまいますよね。
このように、休日の過ごし方を無理に合わせようとすると、家にいる時間が不快なものに変わってしまうのです。
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3.相手のだらしなさ
特にしっかりとした性格の人が陥りやすい同棲での別れは、相手のだらしない部分に嫌悪感を覚えてしまうというケースです。
生活態度はその人の人となりが露骨に現れるものなので、だらしない姿を見ることでその人の本質も嫌になってしまうことがとても多いのです。
脱いだ洗濯物をそのまま放置していたり、食べ物を食べた後、食器も洗わずにテレビに夢中になってしまったり…。
こういっただらしない一面は、幻滅するだけではなく、同じ空間にいることすら不快になってしまいます。
そして、相手が自分のもっとも嫌いなだらしがない人間だったことに同棲するまで気付けなかったことも、その嫌悪感を加速させてしまいます。
しっかりした人だと思ってたのに
家の中でどんなにだらしがなくても、外に出ればある程度取り繕えるのが大人の賢さです。
会社や職場では整理整頓をしっかりできてきれい好き、なんて印象を持たれていても、家の中は恐ろしく散らかってるなんて人も多いですよね。
同棲する前は、そんな余所行きの顔ばかり見ることになるので、一緒に暮らして初めて「しっかりした人だと思ったら、だらしがない性格だった」と判明するケースが後を絶たないのです。
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4.家事の押し付け
家事分担を上手く調節できないという原因も、同棲解消の多い理由です。
日本人男性の思考には未だに「男は仕事に出て女は家を守るもの」という考えが根強く残っています。
そのため、たとえ結婚前の同棲であっても、男性は女性が家事をするのが当たり前だという認識で接してくることがあります。
こういった男性の行動は「家事ハラ」と呼ばれ徐々に問題となっていますが、まだまだ女性が家事をするものという考え方が社会に浸透していることは否めません。
お互いに仕事をしているのに家事の比率が女性の方が高いと、やはり女性も良い気分ではありませんよね。
ましてや、2人は同棲しているだけでただの彼氏と彼女。
妻でもない自分がなぜ面倒を見てあげなければいけないの?
なんて思い始めてしまったら、同棲解消の道一直線になってしまいます。
押し付けられた方はたまったもんじゃないです
家事を押し付ける側は往々にして、そんなに広くないし毎日ちょっとづつやればいいんだから、という楽観的な思考で家事や家の中の仕事を認識しています。
そして、ゴミ捨てやちょっとした掃除など、手間のかからないことをたまにやってまるで平等に家事を分担しているかのような態度をとることすらあるのです。
どんなに小さな部屋でも、日ごろからキレイにしていても、仕事から帰ってきて疲れているのに部屋が汚れていたり使った食器がそのままになっていては、相手への愛情もどんどん目減りしてしまいますよね。
お互い一人前の大人なのですから、お母さんやお父さんに甘えるように家事を押し付けるのはやめておきましょう。
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5.気が休まらない
人間は哺乳類なので、群れで過ごすことにはあまり抵抗が無い生き物です。
しかし、人間には動物とは違いパーソナルスペースというものが存在します。
これは、人が他人に近づかれると不快に感じる空間のことを指し、一般的に女性よりも男性の方がこの空間の割合が広い、と言われています。
こういったパーソナルスペースに無遠慮に入り込んでしまうと、たとえ恋人同士といえど気持ちが休まらず、家にいても疲れてしまうようになります。
また、精神的なパーソナルスペースの侵害も同棲別れの理由となります。
静かに過ごしたいときに必要以上に話しかけられたり、そっとしておいてほしいのに構われたりすることがストレスとなります。
こうした状況が続くと、「一緒に暮らしていると安らげないなあ…。」という気分が強くなってしまうのです。
ゆっくりできずストレスがたまる
このように、相手の気持ちを考えず自分本位な愛情表現を強く行ってしまうと、相手がゆっくりと自宅でくつろぐことができず、ストレスが溜まっていってしまいます。
人は自分が居心地がいいと感じ、安らげる場所には長くとどまろうとしますが、反対にここには居たくないと感じると、徐々にその場所に寄り付かなくなってしまうもの。
お互いのパーソナルスペースやプライベート、そして生活のペースはなるべく崩さないように、安心できる家を作るようにしましょう。
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6.マンネリ化
同棲は、お互いの生活を洗いざらい見せるという危険性を孕んでいます。
なぜなら、今まで見せたことが無かった私生活を相手に見せることで、マンネリ化を促進してしまうから。
同棲したカップルがマンネリ化する理由はいくつかあります。
その一つに、今までは精いっぱいおしゃれをして、相手にどう思われるか気にしていた身だしなみも、家の中にいることが増えると徐々に気を使わなくなり普段着ばかりになってしまう。
また、ずっと一緒にいられるという安心感から、デートで外出することも減っていきます。
その結果、イベントや興味のある場所への足が遠のき、話題も減り、話すことや行く場所はいつも同じ…なんてマンネリ一直線の展開に。
結婚前の同棲でマンネリ化してしまうと、これから先一生こんな生ぬるい状態なのか、などと感じ別れが頭をよぎってしまうようになります。
【マンネリ化を防ぐための対策については、こちらの記事もチェック!】
最初は嬉しかったのに・・・
同棲する前は、デートの前日には会ったらどこに行こう、何をしようなんて眠れないほど楽しみでしたよね。
相手に会えるのもうれしくて、電話越しではなくて直接顔を見たいという気持ちでいっぱいだったはずです。
同棲も、最初は大好きな相手とずっと一緒にいて、何でも2人でできるとワクワクしていたことでしょう。
しかし、同棲の期間が一定過ぎてしまうと、一緒にいることへの嬉しさやありがたみを失い、前よりも相手が好きじゃなくなったのかな?
なんて思ってしまうようになります。
マンネリと安心感は似て非なるもの。
マンネリで同棲別れを引き起こさないためには、常に新鮮な気持ちで相手と向き合い、相手と一緒にいれることへの幸福感や感謝を忘れないことが大切です。
7.食べ物の好き嫌い
意外な理由の中に、食べ物の好き嫌いというものがあります。
食べ物のトラブルというものは、案外根が深く残ってしまうものです。
野菜好きと肉好き、外食好きと自炊派など、食の好みや食事に対する感じ方は些細な事と思われがちです。
しかし、生活の中で積み重なっていくと「私たちは相性が合わないのではないか」という気分になってきてしまうもの。
食の好みが合うカップルは多少相性が悪くても上手くいく、なんて言われることもあるほど重要な項目なのです。
自分の嫌いな食べ物をなんども出されて
特に食材の好き嫌いは、人によってはとても重要です。
混ざって入っている野菜などを、避けて食べればその料理自体を食べることはできる、という人もいますが、ある食材が入っているだけでその料理自体が食べられなくなってしまうほどの好き嫌いもあります。
中には、家の中にその食材があること自体が嫌だ、という人もいるんですよ。
そんなどうしても受け付けることができない食材を何度も食卓に出されると、自分のことを理解しようと思っていないのではないかと思われかねません。
健康のためにバランスの良い食事をすることはとても大切ですが、ある程度の妥協はして、相手がどうしてもいやなものはリストアップして食卓に並べないなどの工夫を行いましょう。
その代わり、自分一人の時は相手が嫌いなものでも食べていいという約束をしておきましょう。
これが、相手に合わせつつ、自分が好きなものを食べられないストレスを感じ無いで済むおすすめの方法です。
味覚の好みは地域差にもよる
好き嫌いは食材に対してだけではありません。
出身地によって、使う出汁や味噌の種類が大きく変わり、食べ物の味付け自体も変化するのが日本の魅力であり、難しいところ。
分かりやすいもので言うと、卵焼きは甘い江戸前と出汁の効いた関西風の2種類があり、甘いのなんてお菓子と一緒!という人もいれば、しょっぱい卵焼きなんて食べたことが無いという人もいます。
こういった出身地から引き継いでいる食の伝統もすれ違いを生む原因になります。
自分の地元の味を押し付けるのではなく、相手の出身地の味を楽しむくらいの余裕をもって食事をしたほうがお互いストレスなく過ごせるでしょう。
8.結婚に対する認識の違い
女性は特に、同棲をするというと結婚への第一歩と考えがちです。
しかし、男性は意外に軽い考えで同棲している場合があるので、その認識のずれが同棲別れの原因になってしまうことがあります。
女性にとって同棲とは、結婚してからも問題なく過ごしていけるか、生活が合っているかなどを見定める準備期間のようなもの。
その先には、結婚や出産などの色々な計画が待っているものです。
しかし、男性が同棲しようと提案した時、一様に結婚を考えている時というわけではありません。
男性は効率的に物事を進めようという意識が強いので、「2人がそれぞれ家賃や光熱費を払っているよりも、同棲した方が経済的に楽」
また、「休みが合わないのだから一緒に暮らしてしまえば、デートの時間を節約できる」など、日常を上手く過ごすために同棲の提案をしていることも多いのです。
そんな男性にとって、結婚という話題はまさに寝耳に水。
そして女性も、結婚する気が無いのになぜ同棲なんてしたのかと憤慨し、そのまま喧嘩別れになってしまうなんてこともあり得ます。
一緒に住んでいれば結婚する必要がない?
男性は、同棲の期間が続きその生活がある程度居心地がいいと思ったら、結婚する気すら無くなってしまう場合があります。
確かに同棲は、安心できる好きな相手と一緒に暮らせる上に、責任は発生せず、いつまでも独身気分を味わえる最高の環境。
相手に不満が無ければ、それをみすみす手放す意味などないでしょう。
こういった心理になってしまうと、男性はますます結婚という意識から遠のいてしまいます。
相手が好きだからした同棲が、結果婚期を逃し、恋人とも別れる羽目になる原因になるのは悲しいですよね。
9.DVをされた
同棲してから、彼にDVされるようになった場合、これまでの性格を隠していたことが考えられます。
また、もともとDV気質があることから前に付き合っていた彼女に対しても、DV被害を報告されていることも考えられます。
これまで、同棲するまではわからなかった彼氏の一面が見えてしまうこともあります。
また、DVは犯罪になりますので暴力を受けた後は必ず家族や警察に相談するようにしてください。
さらに、DVをされた状況やどの程度DVされたのかきちんと記録しておかなければなりません。
同棲前はそういう性格を見せなかった
どうせ前にはDVをする人だと全く気がつかなかった…。
と言う人も少なくありません。
同棲することがきっかけで、本性が現れたのかもしれません。
また、同性前に彼自身がDV男だと悟られてしまうことで、「別れられる。」と言うことが怖いのかもしれません。
あなたのことを愛していても、DVする事はいけません。
彼自身もあなた自身もDVをする事は犯罪だと言う意識をしっかり持ち、同棲前には見えなかった生活が同棲してから見えるようになり、混乱することを避けましょう。
10.インテリアの好みが違った
特に、インテリアの好みの違う人と一緒にひとつ屋根の下で暮らす事は、少々苦痛に感じることがあります。
自分のセンスと、相手のセンスがどうも合わない場合、同棲後に別れてしまうケースも少なくありません。
特に、同棲することが決まっているのであればお互いの家を行き来して、インテリアの好みが合うのかどうか?確認しておく必要がありそうです。
さらに、インテリアの好みが違うことでケンカになってしまわないよう気をつけなければなりません。
センスがあまりに違うと耐えられない
インテリアの好みやセンスがあまりにも違いすぎることで、耐えられない気持ちになってしまうことがあります。
特に、自分の意思や気持ちが強い人こそほど、相手のセンスが許されなかったり、相手のセンスに疑問を持ってしまうことも考えられます。
ある意味、似たセンスがあることで、考え方や価値観が似ていると思うところもあり、インテリアのセンスが違うことがきっかけで別れてしまうことも少なくないのかもしれません。
11.浮気をした(された)
同棲することで、気持ちが緩み浮気をしたりされたりする場合、これは大きな別れの原因になります。
また、同棲スタートさせまもなく浮気をしていたり、また浮気をされたりする場合、相手を許すこともできません。
ましてや、同棲している家で浮気をされた日には、許せない気持ちより傷つきトラウマになってしまうこともあります。
このように同棲生活をスタートさせ、浮気をしてしまい、また浮気をされて別れてしまうこともあります。
これは決定的な離別理由
そうなれば、決定的な離別理由になります。
また、あなたが浮気をした場合でも、相手が浮気をした場合でも、別れになることがあります。
一緒に住んでいるからといって、何でも許されるわけではありません。
また、あなたが浮気にしたにせよ相手が浮気をしたにせよどちらにしても、同棲したことにより相手が自分のものになったと勘違いし、気の緩みから来ているのかもしれません。
12.生活リズムが合わない
同棲生活を始めるにあたり、あなたは日勤の仕事、相手は参勤交代の仕事の場合、生活リズムを合わせようと同棲を始めたのかもしれません。
しかし、生活リズムが合わないことがストレスになってしまい、なかなかお互いの気持ちや考えを伝え合うことができない場合、同棲後に同棲解消してしまうことがあります。
また、同棲解消した後は別れやすく、お互いに気持ちも不安定になります。
生活リズムが合わないことで、すれ違いも多くなりがちです。
同棲していても殆ど顔を合わせない
そんな中、同棲していてもほとんど顔合わせることがなければ、同棲している意味がありません。
また、同棲前の状況に戻るのか?それとも、このまま同棲を続けていくのか?非常に悩むところでもあります。
おそらくどちらにしても時間をかけ答えを出していかなければなりません。
同棲する前に、きちんと話し合っておかなければならない事でもありますので、同棲する前にお互いの状況をきちんと把握しておく必要があります。
休日も曜日が合わない
特に、働く状況や会社の状況により休日が異なる場合もあります。
ましてやあなたが日勤で相手が3勤交代や2勤交代などの場合、当然2人でどこか旅行に出かけたり、何かをしたりと言うこともできなくなることが予想されます。
曜日も休日も合わせることができない職種の場合、寂しい思いをしてしまうかもしれません。
一般的なカップルとは違い休日も曜日も合わないことでストレスになってしまうことも考えられます。
13.ひとりの時間が無さすぎる
同棲生活をスタートさせ、なかなか自分の時間が取れないと感じるとき、ストレスとなります。
これまで、1人の時間がなければ苦痛だと感じる人や、1人の時間を大切にしてきた人にとって同棲生活は苦痛の何物でもありません。
1人の時間がなさすぎることでストレスになってしまうようであれば、1人になる時間を確保するか、ストレスにならない方法を考えておかなければなりません。
ストレスがどんどん溜まってしまう
同棲生活をスタートさせ、ストレスがどんどん溜まってしまうような状況であれば、いち早く改善していかなければなりません。
ストレスが溜まったおかげで、同棲解消だけならまだしも、2人の関係まで終わってしまうようであれば、何のために同棲生活を始めたのかわかりません。
もし、あなた自身1人の時間が必要だと感じるのであれば、どうせ相手にも必ず1人の時間を確保できるよう話し合っておかなければなりません。
同棲生活をスタートさせてからの話ではなく、同棲生活をスタートさせる前にいかに自分の気持ちを伝えていくかが大切になります。
14.同棲したことで逆に会話が減ってしまった
同棲生活を始めたことで、お互いにいつでも話せると言う気持ちから、会話が減ってしまった…。
なんてことありませんか?
同棲することで会話が増えると思っていた人は、がっかりな結果になっていることでしょう。
また、同棲することでコミニケーションがいつでも取れると思う気持ちから、逆に会話が減ってしまうなんてこともあります。
一緒にいるのにスマホばかり見ている
また、一緒にいるのにスマホやパソコンばかりを眺めている相手と一緒にいることで、コミニケーションが取れにくくなっていることも考えられます。
デートの時や会えたときには、ずっと携帯を触っていたり、パソコンを眺めている…なんて事はなかったにもかかわらず、同棲して初めて相手の考えや姿が見えてくるものです。
一緒にいても、携帯やスマホ、パソコンばかりを触っていてはコミニケーションが取れません。
挨拶や感謝の言葉を言わなくなった
また、お互いに挨拶や感謝の言葉を言わなくなることもあります。
ただ単に、挨拶や感謝を伝えるのが恥ずかしいと言う気持ちもあります。
ですが、同棲生活で心も体の距離も縮まったわけですので、きちんと伝えなければならない事は伝えて欲しい気持ちになります。
お互いのコミニケーション不足もありますので、きちんと伝えてほしいことや感謝の気持ちを伝えるよう話し合いをしておく必要がありそうです。
また、きちんと挨拶や感謝の言葉をお互いに伝えることができるようになることで、さらにお互いの愛が深まり楽しい生活を送ることができます。
お互いがどのようにすれば住み心地が良くなるのかをきちんと話し合い考えておくことも大切です。
15.相手に気を遣い過ぎる
同棲生活がスタートしたことで、相手に気を使いすぎてしまうことがあります。
相手といる間中、相手に気を使わなければならない状況では、心が疲れ果ててしまいます。
そんなことから、相手に気を使いすぎてしまうことでイライラしてしまったり、自分で抱え込んだりしてしまうこともあります。
同棲をしたのだから、相手に対して気を使うのではなく同じ時間や考え、ことや物などを共有していく考えに変えていくことで、同棲生活が楽しいものにありますよ。
相手に気を使いすぎると言う事は、相手のことを大切に思う気持ちが強いからこそ、相手に対して気を使いすぎるのかもしれません。
もっと肩の力を抜いて相手との同棲生活を楽しむようにしていきたいものです。
16.元カレ・元カノが邪魔しに来た
元カレや元カノが2人の同棲生活の邪魔をしに来た場合、嫌な気持ちになってしまいますよね。
しかし、元カレや元カノが同棲生活の情報を聞き入れ邪魔しに来たのであれば、2人の仲を嫉妬してるのかもしれません。
既に終わった恋にもかかわらず元カレや元カノが2人の様子を見に来ていたり、邪魔しにきたりすることに振り回されていてはいけません。
2人の恋を誰にも邪魔されないように警戒しておく必要あります。
元カレや元カノに振り回されてしまうことで肝心な2人の仲が悪くなってしまうのであれば、元カレや元カノとの関係を完全に断ち切ってもらうよう話し合いをしなければなりません。
17.相手が親や友人に同棲していることを秘密にする
同棲相手が、親や友人たちに同棲していることを秘密にしている事実を知ったときに、悲しい気持ちになってしまいます。
また、なぜ同棲していることを親や友人に伝えないのか疑問に思ってしまうこともありますね。
さらに、あなた自身同棲することにより結婚を意識していたり、お互いの両親に同棲していることを伝えることが当たり前だと思っていたのであれば、相手は少々違う気持ちでいるのかもしれません。
もし、あなたがどうしても気になるようであれば、なぜ相手は親や友人たちにどう接していることを伝えないのか?聞いてみるのもいいですね。
お互いの話し合いの中で相手の考えがわかるケースもあります。
また、相手がどのように考え感じ、どう接している事実を伝えないのか明確になったところで、お互いの気持ちが通じ合うこともあります。
私の存在を隠したいのでは?と思ってしまう
また、親や友人たちに同棲していることを隠している相手の場合、あなた自身の存在を隠しているのではないか?などと不安に思ってしまいますよね。
しかし、相手は何らかの理由で親や友人に同棲していることを伝えていなかったり、または相手がおっとりしている性格であれば、特に周りに伝える必要ないと考えているのかもしれません。
このように、同棲していることを周りの人に伝えていない相手の場合、なぜ周りの人にどう接していることを伝えないのか?
聞いてみると案外すんなり答えを知ることができ、解決することができるかもしれません。
同棲生活を始めてから、隠し事やモヤモヤな気持ちを残して生活していく事は避けたいものです。
きちんと話し合うことで、互いの気持ちを確かめあうこともできますよ。
18.物を勝手に使われた
同棲生活がスタートし、なぜか自分の化粧品や高価なシャンプーなどが減っている…。
と感じると、どうしてもものを勝手に使われたことに腹が立ってしまいます。
しかし、相手はそれがどのようなものなのか?また高価なものなのか?知らない場合もあります。
さらに、あなたがどうしても相手に使われたくないものであるなら、きちんと保管しておかなければなりません。
このように、相手と同棲生活を楽しく過ごしたいと思うのであれば、必要最低限の配慮も必要なのかもしれません。
同棲生活をしていても互いのプライベートの時間や、あなたが大切にしているものを勝手に使われたりすることを避けるためにもお互いにルールを決めておく必要がありそうです。
19.仕事を失ってしまった
同棲生活を始め、仕事を失ってしまうケースもあるようです。
特に、同棲生活を始めたことにより相手に気遣いをしていたり、なぜか毎月お金が足りない…。
と言うような状況が続けば仕事以外にアルバイトなどを増やさなければならないことがあります。
また、アルバイトに打ち込むようになって本業がおろそかになってしまうことも考えられます。
このようなことから仕事を失ってしまったり、同棲生活を始めたことにより環境の変化についていけず仕事を辞めてしまうケースも少なくありません。
同棲生活を始める前に、お互いにストレスを少なくする方法を話し合い、互いに心地よく過ごしていけるように努めていきましょう。
同棲別れを防ぐためには
さて、いろいろな同棲別れの原因をご紹介してきましたが、同棲をしても別れず仲良く暮らしているカップルももちろん沢山います。
同棲した後、悲しい別れを迎えないためにどんなことを心がけて過ごしたらいいか、よくある別れの理由に沿って、いくつかご説明しましょう。
何か月後に結婚するかあらかじめ決めておく
休みが合わないから、職場や自宅が遠いからなど、カップルによって、色々な同棲する理由を持っているかと思います。
そんな様々な理由の大本には「もっと一緒にいる時間が欲しいから」という大きな想いがあるのではないでしょうか。
大好きな相手と、1秒でも長く一緒にいたい、その気持ちはとても素敵なものです。
しかし、一時の感情だけで同棲を決めてしまうと、その後の展望がはっきりしないままぬるま湯に浸かったような心地のいい時間が続くことになります。
そして、2人が目指すべきゴールがどこにあるのか見失ってしまう可能性があるのです。
特に女性は、数年同棲生活を続けると、結婚への意識が強くなっていくもの。
しかし、男性は女性よりも婚期が長く、結婚に対する焦りも少ないので、心地いい同棲生活から次の結婚というステージに移る気持ちにならない場合もあります。
そんな、将来に対する考え方のすれ違いは、いつしか2人の気持ちに溝を作り、せっかく長い間同棲を続けていても、別れなければならない結末になってしまうこともあるのです。
同棲を始めるときは、あらかじめお互いの結婚に対する想いがどのくらいあるのか、実際に同棲の期間がどのくらい経ったら結婚に向けて考え始めるのかを明確にしておいた方がいいでしょう。
最初に結婚と同棲に対する考えを共有しておくことで、長い間同棲が続いて焦ったり、結婚の意思があるのか疑うといった同棲別れの要因を未然に無くすことができます。
不満は溜めこまないようにする
例えば、生まれた瞬間から一緒にいる家族との生活を思い出してみてください。
どんなに優しい両親でも、仲のいい兄弟でも、暗黙の内に作っているお互いが快適に過ごすルールというものが存在するのではないでしょうか。
好き勝手生きているように見える実の家族との暮らしでも、「勝手に部屋に入らな」「無断で相手の持ち物に手を出さない」、相手を思いやることから、「無断で出歩いて心配させない」など、親心子心考えたルールまで、様々な相手への思いやりを持っているからこそ成立しているという一面があります。
深く愛し合っている恋人でも、同じことが言えるでしょう。
ましてや2人は、今でこそお互いを真剣に大切だと思っていますが、生まれた場所も育った環境も違います。
そんな元は他人だった2人が、同じ家で争いなく暮らすのに一番大切なことは、「不満を持った時、それを我慢しないこと」なんです。
家族なら、不満を持ったとき素直にそれを相手に訴えることができますよね。
だからこそ、多少いざこざがあっても、お互いの不満を伝えあうことでルールを作り上げ、気持ちよく生活することができます。
しかし、同棲を始めたばかりのカップルなどは、相手の行動や言動に嫌な気持ちを感じても、もしそれを伝えて嫌われてしまったらどうしようなどと心配し、不満を溜め込んでしまいがちです。
しかし、押し殺した不満はいつか必ず爆発します。
相手からしてみれば、突然怒り出したようにも見えてしまい、せっかく上手くいっていた関係が一気に崩れてしまうことも…。
相手が行ったことで、どうしても許せないことがある時はそれを素直に、冷静に伝えるように努めましょう。
また、自分が不満を言われた時にもかっとせずに、何がいけなかったのか、どうしたらお互いが一番いいのかを落ち着いて考えてみましょう。
2人が嫌な気持ちにならない妥協点をすり合わせ、ルールを作っていくことがより心地いい同棲生活を長続きさせる大切なプロセスなのです。
お金の管理方法は事前に決めておく
人それぞれ考え方や好みが違うように、金銭感覚も十人十色様々な考え方があることを忘れないようにしましょう。
籍を入れてからは家計を同一にすることが多いため、ある程度の金銭感覚のすり合わせは重要になっていきます。
しかし、まだ同棲を始めただけという段階では、自分の金銭感覚を相手に押し付けるような言動は慎みましょう。
ただでさえ、お金の話というものは険悪になりがちです。
金銭感覚のずれやお金の管理方法が原因の同棲別れを防ぐためには、同棲を始める段階で家賃を何割づつ負担するのか、生活費はどういう風に分けるのかなどをしっかり話し合って決めておくことが重要です。
同棲を始めるときは、ラブラブで一緒にいられればいいなんて気持ちが強いものなので、お金の話はあまりしたくないですよね。
それどころか、彼氏が全額負担するよ!などと言ったり、何となくその時々で支払いを分ければいいという適当な決め方をしてしまいがちです。
しかし、あらかじめお金の分担をしっかりしておかないと、喧嘩になった時にしこりを残してしまう可能性があります。
特に、家賃・光熱費、食費や日用雑費などは何割づつ負担するのか細かく設定しておきましょう。
そして、生活や自分自身に悪影響が無い部分で、相手がお金をどう使っているのかはあまり突っ込んで追求しないことが、同棲を上手く続ける秘訣です。
同棲を解消する時にはこんな面倒な問題も発生します…
1.家具はどちらのもの?
同棲をするにあたって、家の中の家具や家電はお互いが持ち寄ったもの以外にも2人でお金を出して買うことになりますよね。
2人とも実家暮らしからの同棲なら、0からすべて買わなければいけない場合も。
同棲を始めるときは一緒に使う家具を選ぶなんてとても楽しいイベント。
どんな部屋にしようか、2人で雑誌を眺めたり、おそろいのクッションや小物をそろえたり考えただけでワクワクしてしまう時間です。
しかし、この楽しく選んだ2人の家具や家電、同棲を解消するときには思わぬ邪魔になってしまいます。
同棲の解消とは、つまりその家に二人とも暮らさなくなるということ。
それぞれが別の部屋で暮らすようになるので、家具ももちろん折半する必要があります。
一緒にお金を出し合った物は現金のようにきれい半分に分けられるわけではないので、どちらがどれを持っていくかで余計な揉め事になってしまうのです。
欲しいものがそれぞれ違うならいいのですが、お互い一人暮らしを始めるならできるだけ便利なものを持っていきたい、と思うのは当然のこと。
さらに使い古して古くなったものを押し付けられるのも嫌だと思います。
別れる瞬間まで、ものを奪い合うなんて少し寂しいですよね。
2.新しい家を借りなきゃ
同棲をするときに選ぶ部屋は2人が家賃を出し合って決めるので、ある程度高い予算の中でアクセスが良かったり、広いきれいな部屋を選ぶことができます。
一人じゃ到底暮らせないようなマンションに住めるという点も同棲のメリットなのですが、問題は同棲解消でその部屋を手放す時。
片方が出て行って片方が残る、という方法もありますが2人で払っていた家賃を1人で負担するのは厳しいものがあります。
ほとんどの場合、それぞれが自分の新しい部屋を探すことになるのですが、時期が悪いと部屋がいつまでたっても見つからず、部屋を出たくても出れないなんてことになりかねません。
片方が決まってしまって先に出て行ってしまうと、退去の手続きなどもすべて一人でやらなければいけなくなり、余計な負担がどんどん増えていくことに。
もし2人とも見つかるまで部屋を出ないという約束だとしても、付き合っていないのにルームシェアしているという奇妙な関係が長引いてしまうようになります。
そんな不思議な生活はお互い気まずいですし、次の出会いも遠のいてしまいます。
3.周りや親への説明…
特に両親など目上の世代は、男女が同棲したといえば結婚前提だと思っても当たり前。
同棲前に挨拶などをしていれば、余計に将来のことなどを期待して見送っているはずです。
それなのに、突然同棲を解消して別れたなんて聞いたら、相手に対して無責任だと怒ったり、あなたのことをとても心配してしまいます。
もちろん周囲の友人などにも気を使わせてしまう可能性大。
あんなに仲が良かったのに…なんて裏で言われつつ腫れ物に触るような扱いを受けるのは泣きっ面に蜂状態。
いつまでも隠しては置けませんが、同棲解消の事実を言い出すタイミングは意外に難しいのです。
4.住所が変わるから、銀行や会社などへ届けなきゃ
家を引っ越す時には、住民票を移したり、住所変更の手続きを行わなくてはなりません。
会社には交通費の申請なども行うでしょうから、住所変更の申請は必須。
短期間で同棲を解消した時などは、何となく申請するのも気まずい気分いなってしまいます。
また、銀行は直接行かなければ手続きができなかったり、印鑑や身分証など用意して行かないといけないのでそれだけでもうんざりしてしまいますね。
住所変更の手続きだけで丸1日かかってしまうこともざらにあるようです。
その他にも、引っ越しで手続きしなければならないものはたくさんあります。
例えばクレジットカードなども、住居が変更になった場合には変更届を提出しなければなりません。
免許証を持っている人は、住所変更に行かなければならないのですが、申請できる場所が限られている上、平日の早い時間に閉まってしまうので、働いている人はわざわざ時間を作らなければなりません。
貴重な休日を丸1日つぶして変更や手続きに奔走するなんて、想像すると気が滅入ってきそうです。
5.何より、ずっと二人でいたのに一人になる!寂しい!!
恋人と一緒に暮らすことの醍醐味は、家に帰っても一人ぼっちにならないこと。
暖かく明るい部屋で恋人が待っていてくれれば、仕事のストレスや疲れも一気に吹き飛んでしまいます。
そんな幸せな生活を長く続けていると、いざ同棲を解消した時に、寂しさへの耐性がとても弱くなっていることに気づきます。
テレビの音しかしない部屋、どうでもいいことを話す相手がいない事実、そんなひとりぼっちの寂しさをひしひしと感じるのが、同棲解消後のもっとも辛い点なのかもしれません。
いるはずの人がいないという、胸にぽっかりと穴が開いたようなさ美沙は同棲解消あるあるですが、できればそんな気持ちは味わいたくないと思いませんか。
同棲成功カップルに学ぼう!
これまで、別れる原因をお伝えしてきましたが、同棲したことで、逆に成功し結婚に至ったカップルも数多くいます。
そんな同棲成功したカップルからたくさんのことが学んでみましょう!
ルールを決める
まずは、同棲するにあたりきちんとしたルールを決めておきましょう。
これまで、一人暮らしをしていた人は、2人になることで家事が分担でき楽になると考えていませんか?
しかし、相手が実家暮らしばかりで一人暮らしを経験していない人であれば、あなたに家事の負担が2人分かかってしまうことも考えられます。
きちんと家事の分担やルールを決めておかないことで、片方の負担になってしまわないように気をつけなければなりません。
お互いの負担にならない程度に家事分担を決め、きちんとルールを決めておきましょう。
お金は半分出す
稼ぎが多い方が、多くお金を出す。
と言う考えはやめたほうがいいですね。
たとえ稼ぎが少なくても家賃は折半することをお勧めします。
家で使うものや高熱水道費も含め、暮らすのにかかる費用についても2人で折半した方がいいでしょう。
その他、食費や外食費等については2人でルールを決めるといいかもしれません。
このように、お金は半分出すことをあらかじめ決めておくことで、どちらかの負担になることを避けることができます。
お互いが働いて余裕がある状態
片方がフリーターやニート、片方はきちんと働いている場合、やはり同棲するのにお金が喧嘩の原因や別れの原因になることでしょう。
きちんとお互いが働いて余裕がある状態からの同棲スタートをおすすめします。
やはりお金で揉めることが何より別れの原因になってしまいます。
2人ともお互いに働き、お金に余裕がある状況であれば、2人が暮らしていく分には支障は無いはずです。
もし、学生やフリーターの場合、同棲は少し考えた方が良さそうです。
間取りは2DK
2人で同棲を始める場合、狭すぎる物件や広すぎる物件はやめておきましょう。
2人で暮らすのにちょうどいい間取りは「2DK」がおすすめです。
どちらかが先に住んでいた一人暮らしの家に転がり込むと、1Rや1K、1DKといった間取りが多いかもしれません。
2人で暮らすのに、部屋が1つとなると、色々と問題が出てきます。
最初はずっと一緒にいたいから、1部屋でもいいかもしれません。
しかし、家に帰ると1人の時間が全くない…という状況にだんだんとストレスを感じてしまうようになります。
喧嘩したときも、同じ部屋にいなければなりません。
相手が遅く帰ってきたときも、部屋の明かりで起きてしまいます。
このように、1部屋しかないと生活に影響が出てしまいますよね。
そうしたことから、2DKの間取りであれば、リビングと寝室で分けることができるので、お互いストレスなく生活できますよ。
【同棲の間取りについては、こちらの記事もチェック!】
お互いに1人になる時間がある
同棲をすれば、やはり自分1人の時間が取れないことも考えられます。
自分1人の時間が取れないことで、ストレスになり同棲することの息苦しさを感じるようになってしまいます。
このように、お互いに1人になる時間があることでストレス発散だけでなく、自分自身を見つめる時間も必要になります。
自分1人の時間を作ることで、恋人との関係を冷静に考えられるようになることもあります。
息抜きや、リフレッシュする時間を作ることで、より同棲を前向きに楽しめることにつながるのです。
夜の営みも忘れない!
毎日、夜の営みがあれば飽きてしまいますが、マンネリ化しないためにも、定期的に夜の営みも忘れないようにすることが大切です。
夜の営みがなくなってしまうことで、これまでの恋人同士の関係から、家族のような関係になってしまうことも考えられます。
そしていつの間にか、恋人や異性として見ることができなくなってしまう…なんてこともあるんです。
男性として、女性としての魅力をお互いに忘れることなく過ごしていくために、スキンシップを忘れないようにしましょう。
たまには家を出て外でデート
同棲生活が長くなるにつれ、なかなか外出してデートなんてことが難しくなりそうです。
しかし、外を出てデートすることで新鮮な気持ちになり、マンネリ化を防ぐことができます。
同棲していると、「いつでも会える」と思って、外でのデートをしなくなってしまうことが多いんです。
たまには2人で贅沢をし、家を出て外でのデートを楽しむように心がけていきましょう。
報連相はしっかり取る
同棲相手との、「報連相」はしっかり取りましょう。
こまめな報告と、連絡、相談をすることでコミニケーションを取れるだけでなく信頼関係を築くこともできます。
「まぁ、これくらい伝えなくてもいいだろう…。」などと言う気持ちでいる場合、相手の信頼を損ねてしまうことがあります。
どれだけ小さな事でも、相手が「そんな細かい事まで伝えなくてもいいよ。」と言われたとしても、必ずこまめに「報連相」をとるように心がけていきましょう。
部屋はつねにキレイを保つ
同棲した部屋は、必ずきれいに保ちましょう。
部屋を常にきれいに保つことで、お互いのストレスが減ることになります。
散らかった部屋で2人で過ごしていることで、イライラしたり、友達を呼ぶことができなかったり、片付ける習慣が身に付かなかったり…。
ということが考えられます。
2人で住むスペースは、自分勝手な理由で散らかさないようにしておきましょう。
そんな姿を相手に見せることで、相手の気持ちが冷めてしまうことがあります。
必ず、自分1人だけのスペースとは考えず、同棲している相手の気持ちやことも考え、2人の部屋は常にきれいに保ちましょう。
同棲成功パターンはこれだ!
それではここからは、具体的に同棲成功パターンについてお伝えしていきます。
カップルが同棲して成功したパターンについていくつか知ることで、これから同棲を行うカップルの人達も失敗することがなくなるかもしれません。
同棲成功パターンを知っておくことで、これから始まる同棲生活を成功させてみませんか?
喧嘩してもすぐに仲直り
同棲スタートさせて、喧嘩をしてもすぐに仲直りするようにしましょう。
これまで、同棲が始まる前は喧嘩をしても1週間以上電話やメールのやりとりをしなかったり、無視することで相手に謝らせたりしていた場合、同棲生活ではそれが通用しません。
いかに、すぐに仲直りするかがポイントになります。
いつまでも嫌な気持ちのままお互いに同じ空間で過ごすことが苦痛になってしまい、別れにつながることも考えられます。
「喧嘩してもすぐに仲直り」を意識していくことで、お互いに意地の張り合いや喧嘩も少なくなることでしょう。
息苦しさなし
同棲をスタートさせてからも、お互いに息苦しさを感じさせない生活を心がけましょう。
どちらかが苦痛な思いや、息苦しさを感じている場合、やはり同棲は難しいかもしれません。
何のために、2人が同棲を始めたのか?そのこともよく考えながら、2人で同棲をスタートさせていきましょう。
さらに、相手を束縛したり自由をなくす生活をさせていてはお互いに良いとは言えません。
相手を信じることと、2人が付き合い同棲をスタートさせたと言う事は、相手を信頼していくことも少しずつ考えていかなければなりません。
絆や信頼があるからこそ、自由にできる時間があることを忘れないでくださいね。
1年以上経過した
とりあえず、何があっても1年以上一緒に過ごしてみましょう。
1年以上経過することで、結婚を視野に入れている場合、結婚生活がどんなものかが分かります。
このことから、1年以上同棲することをおすすめします。
さらに、1年以上同棲をすることで、お互いにどのような流れで生活できるかが分かってきます。
そのため、結婚生活に突入した場合でも、すんなりとスタートさせることができます。
お互い無理してない
お互いに、束縛して自由を奪い合ったり、無理のある生活をしているのであれば、同棲は向いていないのかもしれません。
しかし、お互いに無理をしていない状況で、同棲をスタートさせているのであれば、問題なく二人で過ごしていくことができるでしょう。
さらに、お互いに無理をしていなくても、どちらかが我慢をしていたり苦しい生活を強いられているのであれば、同棲はもとより別れの原因となってしまいます。
他人同士が1つ屋根の下で暮らすことは、当然、我慢しなければならないこともあります。
しかし、その我慢しなければならない限度を超えた無理をさせているのであれば、それは成功とは言えません。
同棲前に考えてほしいこと
ここからは、同棲前にきちんと考えてほしいこといくつかご紹介していきます。
何も考えずに同棲をしてしまう事は非常に危険になります。
きちんと同棲前にやるべきこと、考えておかなければならないことを整理しておくことで、同棲がうまくいくことにつながるのです。
経済状況
お互いの経済状況をきちんと把握しておきましょう。
大学の時に就学援助や、何か支払いや借金がある場合、同棲することでさらにそれが負担になることもあります。
きちんとお互いの経済状況を把握しておくことにより、同棲もスムーズにスタートさせることができるのです。
さらに、お互いの経済状況をきちんと把握しておくことで、生活にかかるお金や娯楽、食費なども含め、余裕がある場合貯金ができるかもしれません。
このように、きちんとお互いの経済状況把握しておくことで、同棲がスムーズにできるだけでなく、結婚を考えている2人があれば結婚資金を貯めることができるかもしれません。
性格
付き合って間もないうちに同棲を始める場合、お互いの性格の違いや考え方の違い、また価値観の違いなどから別れに発展してしまうことも考えられます。
付き合って間もない時に同棲を始める事はおすすめできません。
相手のことをある程度知った上で、同棲を始めるようにしてみましょう。
さらに、相手のことを知らないまま始めてしまったために、なかなか別れられなくなることも考えられます。
賃貸に入るときの初期費用や、退室するときの費用もかかる場合があります。
相手の性格をよく知らないまま気軽に同棲をしようと決めるのは良いとは言えません。
きちんと相手のことを見極め、ある程度どのような性格かが分かった時点で、同棲を始めるようにしましょう。
仕事関係
お互いの仕事関係を把握しておきましょう。
2人が住む賃貸の場所や位置関係など、職場から近いのか、遠くなるのかなど仕事関係も含め視野に入れておくことが大切です。
さらに、仕事の時間帯が合わない場合、同棲をスタートさせたところですれ違いが多くなることも考えられます。
このように、仕事関連の内容も含めきちんと2人で話し合いをしておくことで、同棲を始めてからもすれ違いや、別れの原因となることも防げるかもしれません。
過去にトラブルはなかったか
同棲をスタートする前に、必ず過去にトラブルはなかったかの確認をしておきましょう。
お互いに、過去のトラブルがなかったかを確認しておくことで、スムーズに同棲をスタートできるだけでなく、お互い心地よく二人の時間を楽しむことができそうです。
例えば、過去にトラブルとは借金だったり、ギャンブル依存症のようになっていたり、お酒や浮気など過去のトラブルを洗いざらし話し合うようにしておきましょう。
万が一、過去にトラブルがあった場合、同棲や付き合い方を見直す必要がありそうです。
コミュニケーションを取るのが大事!
同棲がスタートしてからはコミニケーションをきちんと取ることで、居心地の良い関係を作ることができます。
もし、嫌なことがあったとき、なぜ怒っているのか、それは言葉にしないと伝わりません。
相手の気持ちがわからないことが、喧嘩の原因になったり、すれ違いにつながったりするのです。
自分の気持ちはしっかりと相手に伝えるようにしましょう。
そして、「ありがとう」「ごめんね」を伝えることも忘れないでください。
相手への思い遣りをもって行動することが大切ですよ。
同棲別れを防ぐためには、二人の理解が必要
同棲で別れてしまう原因は沢山あります。
別れてしまうのも、運命の一つなのかもしれません。
しかし、せっかく出会った大切な相手なのですから、少しの努力と気持ちの持ち方で別れを回避することができるなら、それが一番いいですよね。
同棲から別れてしまわないようにするには、お互いがお互いのことを思いやり、理解し合うことが一番大切です。
相手は自分とは違う人間で、別の考え方を持っているということを忘れずに、相手の気持ちに寄り添った言動を心がけるようにしましょう。
また、相手のことを想うあまり自分の気持ちを押し殺しているのは、ほんとの愛情ではありません。
自分も気持ちよく毎日を過ごせるように、相手にも自分を理解してもらえるように心開いてたくさんお話をしていきましょう。