そしてこの先どうなっていくのかと結末を予想しながら読むでしょう。
これも常に思考力を働かせている状態になるわけです。
この人は次に何を言う?どんな行動に出る?最後はどうなる?主人公はどうなる?
そんな推理をしながら読んでいくのです。
読書をすることは、活字をなぞることではありません。
本の世界を自分の頭の中に繰り広げることです。
だからこそ頭の中はフル回転。
常に思考力が鍛えられている状態となるのです。
映画を見る
映画って、たった2時間なのに凄く長い時間見ていたような気分になりませんか?
それは2時間の中に起承転結のストーリーが盛りだくさんに詰め込まれているからでしょう。
タイタニックという名作映画を見たことはありますか?
簡単に言うと船上で出会った男女が恋に落ちるのですが、追突事故により船が沈み、男性は命を落としてしまうという悲しいストーリーです。
出会う→恋に落ちる→事故→沈没→別れという流れが2時間にギュッと詰まっています。
小説とは違い映画は映像や音があります。
物語を想像する必要はありません。
しかし短い時間の中にストーリーがあることで、次に何が起こるかを考え、その都度答え合わせをすることができるのです。
豪華客船に乗った。
この二人は恋に落ちそうだ。
・・やっぱりな。
船が沈んだ。
男性は女性を助けるのか?
・・お、助けた。
このまま男性は沈んでしまうのか?
・・沈んでしまった。