CoCoSiA(ココシア)

思考を鍛えるための18個の方法(続き2)

1日中質問ばかりでパパやママはぐったり。

「もういい加減にして~」と思うことでしょう。

でもこの時期の子供は思考力を高めている時期なんです。

成長過程には必要なものなのです。

今まで興味なかったことに興味を示す。

そして疑問を持つことで自分で考えるようになる。

自分なりに答えを見つけたり、パパやママに聞くことで知ることができる。

納得したりしなかったりしながら、頭の中で解決しようとしていく。

これこそが思考力です。

大人になると「これが当たり前」という言葉で片付けたりしてしまうんですよね。

だから疑問を持つこともなく受け入れてしまいます。

そうすると何も考えなくなってしまい、思考力は低下するのみです。

なんでも、まずは疑問を持ってみましょう。

世の中のことは当たり前ではありません。

何故だろうと考えるのです。

答えを探す

次のステップは、見つけた疑問に対して答えを出すということです。

疑問を見つけても「なんでだろう」と終わってしまっては意味がありません。

まずは自分なりの答えを考えてみましょう。

その上で正解がどこかにあるのであれば、探してみてください。

例えば、会社で自分がミスをしたとします。

この時に「ミスをしてしまった。次は気をつけよう」と思っているだけでは、また同じミスを繰り返すことになります。

これは自分のミスに対して何も考えていないからです。

ミスをしてしまった時は、まずミスをしたことに疑問を持ちます。

「なぜ自分はここでミスをしてしまったのだろう?」

そしてその原因を自分なりに考えて答えを出してみましょう。

「あの時は急いでいたので、いつも確認する作業を飛ばしてしまったからだ。それに先輩も休みだから報告もせずに会議に提出してしまったからだ。」

これで疑問を持ち、考え、答えを探すことができます。

この一通りの回転で、思考力はどんどん高まります。

ここまで考えることができれば、あなたはもう同じミスをすることはなくなるでしょう。

発信する

続いては発信することです。

さきほどの例で仕事のミスを挙げました。

疑問を持ち答えを出しましたね。

でもこれはあくまで、自分なりに出した答えです。

これが100%正しいかどうかはわかりません。

自分で出した答えだから、納得するのは当然です。

そこで発信することで自分以外の人の意見を取り入れるのです。

「私は〇〇という理由で仕事のミスをしてしまいました。先輩はどう思いますか?ご指摘があれば教えてください。」

もしかすると先輩はあなたが考えていたことと、まるで違う答えを伝えてくるかもしれません。