そして整理されたものを解釈するように考え始めるのです。
整理されていない状況では、考えることすらできませんからね。
物事にはストーリーがあるということを常に意識して、どんなストーリーであるのかを考える癖をつけるようにしましょう。
何が足りないのか考える
目の前にあるものよりも、目に見えない足りないものを考える方が難しいですよね。
例えば、虹が出ているとします。
でも六色しかありません。
赤に青に黄色・・。
見えている色を確認するのは簡単です。
でも足りない一色が何かを考えようとすると、なかなか出てこないんですよね。
すごく頭を使います。
このように現状あるものよりも、足りないものを考えることは思考力を鍛えることになるのです。
じゃあ何に対して足りないものを考えれば良いのか・・というと一番身近である「自分」のことが良いでしょう。
あなたは今の自分に満足していますか?
どんな人でも100%満たされていて、100%幸せで、100%自信がある人はいませんよね。
どこか何か足りないものを感じているはずです。
ではそれは何なのか。
自分は何をすればもっと上にいくことができるのか。
どうすれば自信を持つことができるのか。
何が自分を満たして幸せをもたらしてくれるのか。
それを常に考えるのです。
別に自分のマイナスポイントや欠点を探すわけではありません。
ただどうしたらもっと良くなるのか。
そのために何が必要で何が足りないのかを考えれば良いのです。
料理のようなものです。
美味しくできても、もっと美味しくするための味付けを考えれば、その料理はどんどん美味しくなりますからね。
塩?砂糖?隠し味にお酢?失敗しても良いのです。
チャレンジしながら、足りないものを見つけていきましょう。
基礎能力を鍛える
思考力を鍛えるために、まずは基礎能力を鍛えることが大切です。
では基礎能力とは?
というところですよね。
基礎能力とは、簡単に言うと簡単で当たり前のことです。
あなたは毎日家から駅まで行きますよね。
ここを歩いて、ここを曲がると少し近道で、信号もなくスムーズに駅に着く。
これって当たり前すぎていつもは考えずに行動をしていることでしょう。
このようなことが基礎能力です。
このような進む道のように、物事には何でも順序や道筋があります。
それがなければスムーズに何かをすることができないわけです。
そこで当たり前のことでも一度基礎能力を働かせる意識を持ってみましょう。