みなさん、良い友達はお持ちですか?
いったん友達がいない状況になってしまうと、なかなか新しく友達をつくることが難しくなるのは事実です。
子供のころにはすぐに打ち解けて仲良しができていたのに、大人になると友達づくりが難しくなるのも本当です。
でも、人間は誰だって友達がほしいのです。
これからお話するきっかけをヒントに、自分にぴったりの友達をみつけてましょう。
あなたの生活が楽しくなること間違いなしです。
特別な才能や努力はいりません。
必要なのはちょっとの勇気とちょっとの行動力、それだけです。
子供も大人も「友達が欲しい」と思うもの
人間は誰でも、「友達がほしい」と思っています。
中には、人付き合いでたいへんな思いをして、「人付き合いなんて面倒、ひとりのほうが気が楽!」なんて思った人がいたとしても、それは一時のこと。
ほどなく人恋しくなって、友達がほしくなってしまうのです。
なぜっ?て、ひとはもともと社会的な生き物だから。
動物園の中で、人間に一番近いとされるサル山のお猿さんたちを思い浮かべてみてください。
みんなで群れているときは安心して幸せそうです。
群れからはぐれてボッチな猿はとっても心細そうです。
人間は、ペットでいうと、1人でいても全然平気な猫よりも、仲間が沢山いるととっても元気になる犬に近いのです。
人間は、仲間と一緒にいると心から安心して幸せな気持ちで過ごせるようにできているのです。
少しでも環境が変わるといなくなってしまう
少し環境がかわっただけで、仲の良かった友達がいなくなってしまいます。
現代社会は複雑です。
動物園のサル山みたいに全員が1つの山の周りで見える範囲で生活しているわけではありません。
現代の日本で生きている人たちは次から次へと新しい環境に移っていかなければなりません。
もし引っ越しをせずに生まれてからずっと同じ場所で生活していたとしても、
家庭から保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、塾や部活やアルバイト、そして大学進学や就職と、次から次へと取り巻く環境はかわってしまいます。
どんなに仲の良かった友達とも、遠く離れたりしなくても会う機会がどんどん少なくなって、ふと気づいてみれば、
「心を許せる気の合う友達が近くにひとりもいない!」
なんてことになってしまうのです。
大人になれば友達を作るのも一苦労
大人になると友達を新しく作るのも一苦労です。
自我が発達して大人になってしまうと、お互いに相手に見えない壁をつくってしまうのです。
子供の頃ならば、深く相手を探るようなこともなく、自然な心で話しかけて仲良くなれていたのに、余分な知恵がついてしまったせいでお互いに変な壁ができてしまうのです。
立場が変わることも、大人が子供の頃のように友達をつくりづらくなる要因です。
子供の頃なら利害関係といっても「誰ちゃんが誰ちゃんのことを好きだ、嫌いだ」程度のかわいいものでしたが、大人同士ともなれば、仕事上の立場がからんできます。
職場の中なら、月々の給料やボーナス、昇進などに影響しますし、得意先の場合ならなおのこと、仕事がとれるとれないに関わります。
大人になって普通の生活をしている範囲では、まわりはあなたの生活に直結する、利害関係者ばかりになってしまうのです。
もちろん、共通の利害目標を持つことで強いきずなが生まれる場合もあります。
ですが、大人同士の付き合いは、お互い深く入り込まないよう表面的なものになってしまうことが多いのです。
自分に合った人と出会う6個の方法
大人になって子供時代のような心の支えになる友達をつくれない人は、結構多いのです。