3.ネットで同じ趣味の人を探す
上のほうでもちょっとだけ触れましたが、ネットで同じ趣味の人を探す方法は有効です。
普通の人が誰でも当たり前のように、自分や周囲のことを言葉や写真でネットにアップしています。
スマホひとつでできてしまいます。
以前ならばパソコンが使えて、インターネットに接続できて、Webサイトがつくれて、等々ができる人しか、発信することができなかった濃い個人の活動情報が、今ならスマホ1つで片手の操作でてきてしまうのです。
たとえあなたの趣味が超マニアックで趣味について語り合える人がほとんどいなかったとしても、逆にそういう趣味の人たちだからこその、ネット上に濃いコミュニティが形成されている時代です。
「マンホール」が好きすぎて営業で出張した先のマンホールを延々取り続けてアップしている人、「公衆トイレの男女のマーク」がいろいろあるのが面白くて、これまた延々写真にとってアップしている人、などなど、本当にその人にしか良さがわからない深い世界をネットでみつけることができます。
自分の趣味、興味に関する固有名詞をネットで検索してみてください。
きっとあなたにとって刺激的な出会いが見つかることでしょう。
忙しくても友達作りが出来る
それほどマニアックな趣味の人でない場合、ネットで同じ趣味の人を検索することの最大のメリットは、忙しくても友達づくりが出来ることです。
朝から晩まで、仕事に学業に家事に大忙しで時間がとれなくても、ちょっとした隙間時間に、同好の志と共通の興味について語り合うことが出来るのです。
連絡をとりあう時間は、通勤時間でもお昼休みの食後の時間でも、それから寝る前のちょっとした時間でもいいのです。
一日中、仕事と家事で終わってしまうような日でも、最後の10分20分に、自分が大好きな趣味について気の合う仲間とネットでやりとりすることができる。
たったそれだけで、あなたの心はずいぶんと癒やされるのです。
4.自分のキャラを出して接する
一点注意したいことがあります。
習い事や趣味の場で人と合う時には、自分のキャラを出すようにしてください。
大人になってから長い間ずっと仕事の関係ばかりをつづけているせいで、趣味の場にきてまで、壁をつくって相手と接してしまう人を多くみかけます。
自分が壁をつくれば、相手には確実に伝わります。
「あ、この人は自分とは距離をおきたいだな」
と相手に思われてしまったら、友達になることが難しくなります。
別に自分をさらけだしたからといって、不利益をこうむることはありません。
仕事のときの殻はいったん脱ぎ捨てて、子供の頃の純真さを取り戻すつもりで、興味のあることに喜怒哀楽50%増しぐらいで取り組みましょう。
無理に元気いっぱいである必要はありませんが、いきいきと取り組んでください。
自分の魅力を伝えられる
「自分のキャラを出せ!」といわれたって、自分はいたって平凡な人間だから…と思ったあなたへ。
人間平凡な人なんて、ひとりもいません。
もちろん身長や体重みたいに計測できるカラダの特徴は中肉中背等あります。
ですが、人の感性は千変万化、ひとりとして同じひとはいません。
自分の思ったこと感じたことを、喜怒哀楽をしっかり出しながら語って表現すれば、それがあなたの個性、キャラになります。
あなたにとっては、慣れ親しんだ当たり前の感性の発露です。
ですが他の人にとっては、新鮮な驚き、魅力いっぱいに映ることが多いのです。
自分の思ったことを自然に表現することです。
5.嫌われる覚悟をする
実は、もう一つ注意したいことがあります。
それは「嫌われる覚悟」をもつ必要性です。
どんなにできた人間でも、100人いたら100人全員に好かれるなんてことは絶対ありません。
「マザーテレサは素晴らしい人だ!」ノーベル賞をもらうほどの人格者として知られていますが、
「とんでもない、あんなひどい末期患者見殺しをしまくった人のどこが立派なんだ、みんなお祈りされただけで、ものも食べされてもらえず衰弱死しちゃったんだよ。」
「会ってみたら、守銭奴のようにお金をせびられてドン引きしたよ。」
と口さがない悪口をいう人は一定数はいます。