時間が忘れさせてくれるのを待つ
ただ何もしない、怒りの感情が通り過ぎることを待つことも怒りを抑える方法の一つです。
どんなに辛いことも、悲しいことも、怒りも時間が経過すると共に忘れることができます。
例えば失恋をしても、失恋した直後は悲しいものです。
まったく手につきませんよね。
しかし、時間が過ぎると共にすごく辛い失恋さえも記憶は薄れて行きます。
イライラとした怒りの感情も同じことです。
イラッときた直後は興奮状態で相手を許すことはできませんし、何も手につかないものです。
しかし1日、2日過ぎればイラッとした直後の感情ではないはず。
プスプスとまだ怒りを覚えていながらも、ワナワナとするような怒りはない。
それは時間が怒りという感情を忘れてさせてくれるからです。
3日が1週間、1ヶ月と時が過ぎたとき、イラッとした怒りの記憶は弱まっているはず。
イラッとしたときは自分から謝ることなど絶対にできません。
しかし1ヶ月過ぎれば、謝らなくても何となく修復できる環境に戻っているもの。
余計なことをしなくても、怒りは時間が忘れさせてくれるのを待つことも怒りを抑える方法になるのです。
深呼吸する
「イライラとするとワナワナとする」そんな言葉を聞いたことありませんか?
ワナワナとするのは興奮状態だからです。
怒りを感じたときは、一気にカッとなるものです。
それは血液が一気に上がり、鼓動が早くなり、落ち着くことができません。
そんなときこそ、精神状態を普通に戻すことが大切なのです。
深呼吸を何回か繰り返すことで呼吸は正常に戻ることができます。
一気にカッと舞い上がった血液も正常に脈を打つことができます。
イライラしたときこそ、ワナワナする前に深呼吸をしましょう。
朝のラジオ体操でも最後に深呼吸を行いますよね。
最初は緩やかに体を動かし、中間でジャンプなど少し激しくなります。
体が温まった一番最後に深呼吸をして脈を正常に保つことでテンションを普通に保つことができます。
もし最後の深呼吸がなければ、息が軽く切れていたり鼓動が少し早いまま終えないといけない。
深呼吸をすることは元の状態にリセットすることができるのです。
イラッとして怒りそうなとき、まずは深呼吸をして落ち着いてみましょう。
無心になる
無心になること、それは案外難しいものですよね。
例えば満員電車の中で無心になることができれば、どんなに朝夕の通勤が楽になることでしょう。
無心になるということは頭の中を空っぽ状態にすることですが、100%全て何ひとつ考えないなんてことは、なかなかできることではありません。
しかしながら無心になる努力は誰にでもできるもの。
例えば通勤時や家でスマホを見ることが癖になっている人、多いですよね。
スマホから様々な情報が入ってきます。
楽しいことや面白いことばかりではなく、時にはイラッとするSNSやLINEの文章もありますよね。
リア充をアピールしているSNS、ムカッとしつつも目に入ってしまします。
ネットニュースもイラッとする内容も多いですよね。