どちらかというと、なんでもかんでも「スゴイね」とヨイショするのは良くないということです。
かまってちゃんは、確かに“褒めてもらうこと”“認めてもらうこと”を要求してはいるのですが、ただただ褒めても何の解決にもなりません。
その場しのぎになってしまいます。
そのうち、スゴイの言葉にも満足しなくなったり、心がこもってない!とクレームをつけてきたりする可能性があります。
スゴイと思うことは、心からスゴイと言ってあげればいいけど、そうでも無いことにまでスゴイと言う必要はないんです。
最初は反発もされるでしょうが、本音をぶつけてあげることが、本人の為になることです。
もしその人が周りから嫌われていたら、仲間に入れてあげてね
周りから嫌われているかまってちゃん。
そんな子を仲間に入れてあげられる人は、相当優しい心の持ち主さんですよね。
私の場合、一生付き合っていく家族だからこそ受け入れているし、協力もしていますが…
そうでもなければ、なかなか出来ることではありません。
仲間に入れてあげるのであれば、そのかまってちゃんと向き合ってあげなきゃいけません。
軽い気持ちで仲間に入れて、「やっぱり無理!」と放置でもしたら、余計にエスカレートしてしまいます。
また、仲間に入れてあげた人に、依存し始めることもあるでしょう。
ちょっと覚悟も入りますが、優しい心の持ち主さんなら、かまってちゃんを可愛いと思えているかもしれませんね。
可愛がりつつ、自立心を促してあげられるような関係になれれば最高です♪
それでもかまってちゃんが懲りなければ・・・
かまってちゃんというのは一朝一夕にできる気質ではないこともあります。
幼少期の積み重ねがあるのであればすぐに改善は難しいでしょう。
幼少期ではなくても学生時代にいじめられた経験があってそれが強いトラウマになっている時も容易には直せないかもしれません。
たしかにかまってちゃんになった経歴を見ると同情してしまうところもあるかもしれませんが、相手にする側も生身の人間です。
ある程度、精神的に距離をあけてでも自分の精神状態を保つことが必要です。
では、かまってちゃんへの対応の心得などを見ていきましょう。
ペットだと思う
ペットというと飼い主との間に主従関係がありますよね。
こちらが「主」となり、かまってちゃんを「従」としたら、精神的な重荷がグッと軽くなるのではないでしょうか。
かまってちゃんを「満足させてあげなくちゃ」と思うから精神的に負担なのです。
もし精神的な負担を感じるのであれば、こちらでルールを決めてしまうのもアリです。
例えば、夜中の電話に困っているとしたら「午後10時から午前7時まではスマホ(携帯)の電源を切っているから、この時間は電話をしないでね。」というなどです。
初めは不満を言うかもしれませんが、(このような例えも良くないのかもしれませんが)本当のペット相手でも簡単に決めたことを覆すと信頼関係が築きにくいのだそうです。
ですので、わかるまで何度でも同じことを主張し、貫くことが大切です。
構わない
こちらが負担になるまで構ってアピールをされると、精神的な疲弊を招きます。
メンヘラの振りをするというだけならまだしも、ガチもののメンヘラだった場合本当にこちらの精神がやられます。
ですので、構わないという選択肢もアリです。
もし、SNS上でのアピールなら、基本的にスルーしましょう。
何か言われても「ごめん、気づかなくて。」「最近忙しくてSNS見てないんだよね。」などと言って逃げましょう。
電話がかかってきても「ごめん、今手が離せなくて…。またね!」と手短に切ってしまうのもOKです。
対面でも道端で会うとかその程度なら急いでいるふりをして逃げましょう。
職場の人だと悩むところですが、仕事が忙しいふりをするのはいかがでしょうか?