ヒモと言えば「男性」のイメージが非常に強いと思います。
結婚していない女性が男性と同性をしていて全て生活全般、お小遣いも面倒を見てもらえば、それはヒモになるのでは?女性の場合は「家事手伝い」という言葉で逃げれます。
同じことをしていても女性であればヒモ扱いにはなりません。
男女差別にも思われることですが、昔から日本は女性は家を守るもので結婚したら専業主婦になることが当たり前に根付いていたこともで結婚前に家事手伝いをして働かないこともなくもないと思われているのです。
今でこそ逆転夫婦も多くなり「主夫」という言葉も根付いてきましたが、でもそれは結婚した夫婦だからこそ成り立つ言葉です。
やはり今の時代も世間一般的には男性は働くものであり、女性を養う感覚は残っています。
男性が働きもせずにヒモ生活をしていると世間一般では女性が働かないよりも数倍、冷たい目で見られることは仕方ないことかもしれません。
その証拠に「あの女性、ヒモらしいよ?」という言葉は聞いたことありません。
ヒモという言葉は男性の為にある言葉と言って良いのでしょう。
ニートの人もいる
ヒモと言えばヒモを養ってくれそうなBARに出かけそうな感じもしますが、実はニートでありながらヒモ生活をしている人もいます。
少し前ならヒモを養ってくれる人は飲み屋やBARにいそうな気もしますが、今の時代はネットで出会うのです。
キャリアウーマンなど日夜仕事に忙しい人にとってネットは出会いを探せる非現実的な世界なのです。
普段見せることがない、隠している自分を曝け出せる場所がネットです。
ニートと言えばネットは欠かせないもの、やはり家に引きこもり仕事もしていないとなるとネットやスマホで出会いの場や趣味が合う相手を探すことが日課です。
ネットを通してブログや出会い系で出会った相手こそ、ヒモとヒモを雇う人です。
刺激を求めている人にとって、ニートでヒモの相手と出会うことは普段ないこと。
ニートであろうと一緒にいることで普段の自分を見せることができる、心のよりどころになるのです。
ニートは自分自身のことを恥じとも思っていませんし、むしろ好きなことをしているからニートでいることに誇りをもっています。
ニートは自分で働かずにすでに親の脛をかじり生きている人間です。
ヒモになる素質はもともとある人です。
ヒモ男を養う女性の心理
第三者から見れば、ヒモ男を養う女性は寂しい女性というイメージがあります。
しかしヒモ男を養う女性は自分自身を寂しいなど全く思っていないのです。
ヒモ男を養う女性が必ず口をそろえていう言葉は「彼は私がいないとダメなの」です。
本音を言えば、特定の人がいなければ生きていけない相手などいません。
少なくてもヒモに関して言えば、自分は誰とでも合わせることができると思っています。
そのヒモの強気な自信がヒモ男を養う女性にしてみればキュンとくるのでしょう。
ヒモ男を養う女性は、ほとんどの女性がM系です。
そしてヒモ男のほとんどはS系男子と言うことです。
M女性とS男子が出会えば相性良いことは想像して分かるとおりです。
そもそもS系の女性であればヒモ男なんて認めるワケがありませんし、働かせるはずです。
働かなくても生意気なことを言っても自分の側にいてくれるヒモ男は悲しいけれどヒモ男を養う女性にとっては心のよりどころです。
彼の役に立っている
ヒモ男を養う女性は自分自身の存在を彼氏の役に立っていると思っているのです。
ヒモ男に金を渡すことも、食事の世話をしてあげることも彼氏が成長してくれるためのプロセスであって養ってあげているのではない。
よく売れないミュージシャンや芸人さんは若い頃にヒモ生活をしていた人も多いです。
それはヒモ男を養う女性が彼の役に立っているという気持ちがあるから成り立つこと。
ヒモ男が夢を掴む日まで誰かがヒモ男を支えてあげないといけない。
その役をする女性は「今の私しかにない!」と思うからこそヒモ男と生活をするのです。