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蔑む態度をしてしまう5個の理由と治し方(続き4)

他人の価値観というものは、自分と似ていることもあれば、まったく正反対のこともあります。

その正反対の価値観や、自分が「普通ではありえない」と感じるような価値観を自分の中にも少しでも取り入れることができれば、自然とその相手に対する蔑みの感情は減っていくことでしょう。

違う価値観を自分の中に取り入れることで、違う価値観を持った人の話や気持ちが、少なからず理解できるようにもなります。

そうすれば、たくさんの人の話を理解できるようになりますし、また簡単に他人を蔑む感情も自分の中には生まれにくくなるでしょう。

自分が現在進行形で蔑んでいる相手がいるという人は、自分が蔑んでいる相手の話の中にこそ、自分を成長させてくれるものがあるかもしれないと考え直し、相手の話や意見を冷静に聞く努力をしましょう。

3.人は人、自分は自分

先に挙げた完璧主義の人や、自分の価値観や固定観念にとらわれてしまっている人ほど、自分の価値観を他人にも押し付けようとしてしまいがちです。

そうした人の口癖は、「普通は〇〇だ」「〇〇は常識だよね」「〇〇で当たり前だよ」などです。

この場合の「普通」や「常識」「当たり前」とは、その人にとっての普通であり常識であり、当たり前のことです。

しかし、果たしてその人の普通や常識は、世間一般の普通や常識なのでしょうか?「自分の常識は他人の非常識」という言葉があるように、自分にとっての常識は、実は多くの人にとっては非常識なのかもしれません。

また、世間一般では常識だからといって、それを声高に他人にも求めるのはお門違いです。

どのような価値観を持っていようが、それは人それぞれのものであり、人は人、自分は自分なのです。

世間一般では当たり前だからと、それを他の人にもさも当たり前のように押し付けるのは良くありませんし、それは単に自分の思想に相手を無理矢理に染めようとしているだけに過ぎません。

自分の意見や価値観を誰かに押し付けてしまいそうになった時には、「人は人、自分は自分」だと心に言い聞かせましょう。

他人は言いなりになる人形ではない

他人というものは、自分の言いなりになる人形ではありません。

例えば誰かと議論をして、自分の意見の方が正しいと相手が認めれば、それは自分にとって大きな優越感となるでしょう。

しかし同時に相手を見下して、蔑んでしまう恐れもあります。

自分の方が正しいからと、相手を自分の言いなりにしようとするのは間違いですし、そんな独善的なことは他の誰もが嫌がるでしょう。

負けた相手を勝った人に従わせるというのは、結果的な行動としてはあり得るかもしれません。

しかし、だからといって負けた相手の価値観や考えまで否定しても良いということではありません。

多数対少数で多数が勝利したとしても、少数の人たちの意見や考えも大切なものであると認めましょう。

それができれば、自分よりも実際に劣っている人を蔑む気持ちは生まれにくくなりますし、それができなければいつまでも他人を蔑む気持ちを改善することはできないでしょう。

4.勝手に苦手意識を持っている

自分が苦手意識を持っていることがあると、自分だけでなく他の人にもそれを重ねて考えてしまうことがあります。

例えば自分は計算が苦手で、相手も計算が苦手だと知ると、自分とまったく同じジャンルで計算が苦手なのだと思い込んでしまいやすいです。

本当は、自分は消費税の計算が苦手で、相手は暗算での計算が苦手だったのなら、計算が苦手という意味合いは少し変わってくるでしょう。

しかし、どちらも同じだと思い込んでしまうと、自分と相手との価値観に差が生じてしまいます。

また、例えば自分は頭の回転に自信がなく、近くにとても頭の回転が速い人がいるとします。

すると、相手はこちらに対して何も思っていないのに、こちらが一方的に相手に対して苦手意識を持ってしまうこともあります。

苦手意識というのは嫌悪感と少し似ていて、とにかく相手と距離をあけたい、そして相手の悪い部分を粗捜しして、少しでも相手の劣っている部分を見つけると、それで勝手に自分が安心感や優越感を抱いたりします。

そうした勝手な苦手意識を抱くことで、相手の一挙一動で自分が一喜一憂してしまいますので、一方的にこちらの価値観で相手を判断して、苦手意識を持たないように気をつけましょう。

5.人の話を最後まで聞いて待つ

他人を蔑んでしまう癖がある人は、人の話を最後まで聞くことが不得手です。

周りの人よりも自分の方が優れているという優越感を持っている人の場合、誰かが話をしていると、話がまだ途中なのに、すべて分かったつもりで「それって要するに〇〇だよね。」と話を遮ろうとします。

その結果見当違いなことを考えていたことが周りに露見すると、内心では火を噴きそうなほどに恥ずかしく思いながらも、表面上は「まあそういう考えもあるよね」としれっと間違いを流します。

しかし、自分で勝手に勘違いをして話を遮ったにも関わらず、自分に恥をかかせた相手に対して一方的にそれで逆恨みをしたり、苦手意識を持ったりするたちの悪い人も中にはいます。

他人を蔑む人は、自分の話しが遮られるのはとても嫌がりますが、一方で自分は好き勝手に人の話を遮ろうとします。

しかし、どんな内容であれ、途中で人の話を遮るような人は、他人からは嫌われてしまいやすいです。

そのため、例え相手が間違ったことを言っていたとしても、途中で話を遮らずに、我慢して最後まで聞くようにしましょう。